1951-03-27 第10回国会 参議院 予算委員会 第33号
反対理由の第二番目は、予算基礎條件がすでに崩壊しているという致命的欠陥を有しておるということでございます。従いまして本予算に盛られております各種類の計画は、人件費、物件費の増額によりまして、事業分量を確保することができず、又民主の安定を図ることもできないいうことでございます。
反対理由の第二番目は、予算基礎條件がすでに崩壊しているという致命的欠陥を有しておるということでございます。従いまして本予算に盛られております各種類の計画は、人件費、物件費の増額によりまして、事業分量を確保することができず、又民主の安定を図ることもできないいうことでございます。
政府予算の致命的欠陥は、政府のとつております予算の基礎條件が、予算編成のときと現在との時期的ずれから、ほとんど完膚なきまでに崩壊しているという事実であります。基礎條件の変動の第一は物価高であります。すなわち経済安定本部の推計によりますと、総合市場物価指数は、朝鮮動乱の勃発した六月二十四日を、一〇〇として、十月中旬には一二四、二月三日には一四四となり、四割四分方の騰貴となつていそのであります。
農業金融の致命的欠陥は、農地改革により、五百億円以上に上るべき農地の担保力を完全に喪失したことでります。その跡始末は、吉田内閣の責任であります。すみやかに農地担保金融制度の確立をはかるべき のであると考えますが、政府の所信を伺いたいのであります。 政府の農業中央金庫法の改正は、われわれは早くから主張し努力したことであつて、賛成であります。
かくのごとく、わが海運は、外航面におきましては船舶不足をかこち、内航面においてはその過剰に悩むという奇現象を呈して、船質の粗悪なことと、外航適格船の不足、このことこそは、わが海運界のがんであり、致命的欠陥であるのであります。これを一日も早く改善しなくては、海運の再建は望めないのであります。従つて、日本の自立も困難であります。
げられましたる努力に対しまして、かつまた本法に意図する酪農家を振興させようとする考え方に対しましては、敬虔の念を捧げるにやぶさかではないのでありますが、静かに本案を檢討いたしますときに、なお條文の中において次に申しますおおむね八箇所の欠陥を指摘することができるのでございますが、提案者よりは來るべきなるべく近い機会において、本法律案の修正をいたすと、かような言明がございましたいきさつ等にもかんがみまして、この致命的欠陥
「水力よりの供出金を何らかの手段で火力に廻すと云う操作が不可能であれば致命的欠陥となり、本質的な問題となつてくるが、之も解決しうる確信があり、ブロック別分割の根本方針は一致している、」このようにお述べになりましたので、非常に致命的な欠陥をここに持つておる。けれども確信がある。こういうふうにおつしやつたので、その確信をお聽きしているわけなんです。