2012-04-18 第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
例えば知的障害者の場合、多くは身体の運動機能的な問題はありませんが、危険がわからず飛び出す、自分や他人を傷つける、固執する、パニック、反社会性など、自閉症状や行動障害をあわせ持つなどの問題があります。このような知的障害者の特性が現行の障害程度区分では考慮されていないため、不当に低い判定が出ているということであります。
例えば知的障害者の場合、多くは身体の運動機能的な問題はありませんが、危険がわからず飛び出す、自分や他人を傷つける、固執する、パニック、反社会性など、自閉症状や行動障害をあわせ持つなどの問題があります。このような知的障害者の特性が現行の障害程度区分では考慮されていないため、不当に低い判定が出ているということであります。
いずれにしましても、この調査におきましても、安全で有効な、小児の自閉症状に対する適切な薬物治療のあり方についてさらに研究が進められるというふうに聞いております。
そういう意味で、社会の変化に柔軟に対応し切れないところが、今日そのきしみやひずみの中から荒廃した現象、例えば登校拒否でありますとか、自閉症状児とか、あるいはまた暴力行為、家庭内、校内暴力、いろんなさまざまな問題点というのが出てきておる。 そうしたことが、教育そのものが悪いというよりも、教育の対応ということが十全にどうもとられなくなってきたのではないかということが一つ。
そういう意味で、いろんな理由は、それは社会もございますし、マスコミもございますし、いろんな理屈はあるだろうと思いますけれども、一番、私は基本的には、いじめっ子やあるいは自殺が出てきたり、あるいは自閉症状が出てきたり、これは先天的なものもございますけれども、そういう学校教育にかかわる、この荒廃現象みたいなものを上手に束ねていくという、そういうことに対しての先生が、能力とかそういうことじゃなくて、体験に
それで、あわせまして、話が少し飛んで別のことになりますけれども、私は、最近の学齢前後の子供に自閉症状を持つ子供が非常に多い、こういうことで、実はかねがね、その方面の調査なども若干やっておるわけなんです。政府も一昨年来自閉症児に対する関心を示して、多少の、何といいますか、施策を講ずる段階にきた、こういうふうに聞いておるわけなんです。
○木原(実)分科員 学説もなかなか定まらないという状況なんですが、ただ、自閉症あるいは自閉症状を持つと称せられる子供たちがふえてきておるということは確認できることだし、一説によりますと、九万人ぐらいいるのじゃないか。