1998-09-10 第143回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第3号
長銀にとりましては、やはり不稼働資産の前倒しの処理と制度に頼る長信銀からの脱皮、この二点が基本課題であり、私も長銀頭取就任以来、九八年三月に至るまで、例えばグループ会社の収益の自転体制の構築とか、スイス銀行の提携等、最大限の努力をいたしてまいりましたが、しかし市場の要求するスピードは我々の想定をはるかに上回り、それが一気に六月に噴き出して、株価が二百円から五十円に下落いたしました。
長銀にとりましては、やはり不稼働資産の前倒しの処理と制度に頼る長信銀からの脱皮、この二点が基本課題であり、私も長銀頭取就任以来、九八年三月に至るまで、例えばグループ会社の収益の自転体制の構築とか、スイス銀行の提携等、最大限の努力をいたしてまいりましたが、しかし市場の要求するスピードは我々の想定をはるかに上回り、それが一気に六月に噴き出して、株価が二百円から五十円に下落いたしました。
この方針のもと、例えばグループ会社の収益自転体制の構築とか、スイスの銀行との提携を軸とするビッグバンヘの対応の可能性を探ってまいりましたわけでございます。 しかしながら、市場の我々に要求するスピードは我々の想定するものをはるかに上回りまして、株価もこの六月に二百円台から一気に五十円に下落しました。
この三月期でございますけれども、私ども、関連会社につきましては、今回処理しました三社のうち二社につきましては、一応収益の自転体制ができ、時間をかければ自力でそれぞれの会社の不良債権も処理できるというようなところまで持っていったということでございます。
今回、七千五百億のうちのグループ三社につきましては、先ほど来申し上げておりますように、ゴーイングコンサーンと申しますか、一応収益自転体制ということで必要な処理は終えたという認識でございましたわけでございますけれども、やはり今度の六月以降の情勢に応じまして、思い切った処理をしていこうということで変化したということでございます。 以上でございます。