1949-08-03 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第35号
私は治安を維持するということは、われわれ自身、國民自身が非常な関心を持ち、また國民自身でやるという氣持ちの起つて來るのは当然であり、またさようでなければならぬと思うのであります。
私は治安を維持するということは、われわれ自身、國民自身が非常な関心を持ち、また國民自身でやるという氣持ちの起つて來るのは当然であり、またさようでなければならぬと思うのであります。
かかる民主自由党内閣の存在は、それ自身國民的不幸であるといわざるを得ないのであります。(拍手)吉田内閣の施政方針が、いかにも内容が空疎であり、多くの矛盾と不合理をはらんでいることは当然のことでありましようけれども、吉田首相のこれに対する率直なる御所見を承りまして、私の質問演説を終りたいと思うのであります。(拍手) 〔國務大臣吉田茂君登壇〕
その他特別会計においても凡そ七百億円の赤字が予想されておるのでありまして、それ自身國民経済における観点から見ますれば大きに過ぎた予算であり、インフレを助長する要素が極めて大きい予算である、こう思われるのであります。この辺は予算に対する根本的の問題でありまして、今更これを小さくするということは、実際問題としてはなかなか困難であろうと思われます。併しながら、そういう結論は出て來ると思います。
陛下も御自身國民を親しくお勵ましになり、お慰めになるという思召も、はなはだ強いものがありますし、またこれを一つのお務めとお感じになつておるのであります。この陛下の思召、お考えを實現し、國民の大多數の要望にこたえるためには、どうすればよいかと申しますと、われわれは結局陛下の御巡幸をできるだけ簡素に、かつ國民に最もよくお話になる機會を得るのに役立つようにすることと存じます。
これは國民自身、國民一般に關係のある法令でございまするから、煩瑣なる手續を第一番に省略し、第二番目には整理した概念を簡潔なる條文でもつて表すように、これを短くする。これが新時代の趨勢でないかと思います。 次に裁判官につきましては、憲法七十六條におきまして「良心に從ひ獨立してその職權を行ひ。この憲法及び法律にのみ拘束される。」