1987-08-18 第109回国会 衆議院 環境委員会 第2号
○稲村国務大臣 私自身公害患者の皆様の御意見を聞いたのは一回でございます、直接には。しかし、中公審の答申を勉強させていただいたり、あるいは企調局の皆さんの御意見を聞き、自分なりに、足らないなりに勉強させていただいている、そういうつもりでございます。
○稲村国務大臣 私自身公害患者の皆様の御意見を聞いたのは一回でございます、直接には。しかし、中公審の答申を勉強させていただいたり、あるいは企調局の皆さんの御意見を聞き、自分なりに、足らないなりに勉強させていただいている、そういうつもりでございます。
今回の改正法案も含めまして、長官御自身公害に臨む政治の態度と申しますか、姿勢といいますか、それは被害の救済そのものを考えておればよいとお考えになっていらっしゃるのか。それとも被害が発生することを予防していかなければならない、その被害の発生の予防にむしろ重点を置いて考えるべきだとお考えになっていらっしゃるのか。
私自身、公害対策臣として、環境保全のためには賛成できかねるわけであります。したがって、それだけはっきり申し上げまして私の質問を終わります。
ところが私自身公害とのかね合いというものを考えた場合に、そういうことがずばりと言えないところに私の勉強不足さがあると思いますが、たとえば一例を申し上げます。 われわれは日本の経済発展のために必要な京葉工業地帯の造成に踏み切りました。それは何であったかといえば、千葉県においてそれは未開発地である。
私が法務大臣から承っておりますところでは、法務大臣御自身、公害に関する刑法と別個の法体系を考えたいという御意思であるようには承知しておりますけれども、しかし、それが現在の法理論とどのように調整し得るものであるのか、具体的にどのような問題が起こるかというようなことになりますと、これは専門家の検討を経なければ結論の出ないことでありまして、法務大臣は私に対しては、実はその辺の問題で非常に悩んでいるということばで