1947-07-11 第1回国会 衆議院 運輸及び交通委員会 第3号
なお先ほど自家用車の問題につきまして、自家用車の營業類似行為の取締りのことをお話申し上げましたが、なおこれに對應いたしまして、運輸事業者自身の運送事業の經營につきましても一層業者の自覺もお願いいたしまして、公定の運賃料金で必要な方面に對しまして重點的に輸送を擔當し、これを確保していくという態勢は今後におきまして一層急速に進めてまいらなければならないものと考えておりまするが、さいわいこの事業に關係しておられます
なお先ほど自家用車の問題につきまして、自家用車の營業類似行為の取締りのことをお話申し上げましたが、なおこれに對應いたしまして、運輸事業者自身の運送事業の經營につきましても一層業者の自覺もお願いいたしまして、公定の運賃料金で必要な方面に對しまして重點的に輸送を擔當し、これを確保していくという態勢は今後におきまして一層急速に進めてまいらなければならないものと考えておりまするが、さいわいこの事業に關係しておられます
併しこの苦しい供出を続けるのでありますから、自由販賣はできないという私の考えでありますから、農民自身の言い分もこの際よく聞いてやる考えを持たなければならないと考えるのであります。実際農民は何と申しておるのでありましようか。御承知の通り昨年の米價は石五百五十円でございました。農民は昨年の生産された基準については千二百円を要求いたしたのでございます。
この制度によりまして、農家自身は昔のごとく耐乏生活に甘んじまして、残りの食糧を成るべく多く放出することになりまして、(「その通りだ」と呼ぶ者あり)需給が円滑になるのであります。以上のごとき数々の効果がありまして、供出完了後における食糧の自由処分は食糧問題解決の基礎であると強調する次第であります。
そこで結論といたしましては、現在の供出制度において、農家が生産を増大すればするほど供出割当が多くなつて來るということを農家自身が心配をいたしております点については、どうしても改めなければなりませんので、そこでこの利害得失を勘案いたしまし結果を綜合しますと、供出完了をいたしました農家が更に供出する分については、政府自身が相当高價なる値段を以て買上げるか、或いはこれに対して相当の報奬制度を設けるということを
これはそれぞれ關係方面におきましても現在研究中でありますし、また内務省自身といたしましても目下檢討をいたしておりますが、一應は今囘の改組にあたりましては、そのまま公安廳の方にもつてまいりまして、ここにおいて發足をいたす、かような建前にいたしておるような次第であります。
こういう問題を分析總合していきますと、あなたのお話の通り、相當結論を得なければあなた自身も滿足できないと思う。この重大なる問題は、後日法案として提出されますので、その際に松澤委員の蘊蓄を傾けられた質疑應答をやられることが妥當なりと考えて、あなたの質問を一囘だけで打切つた次第であります。一應御了承願います。
從つてアメリカの議会は、議会自身がいかなるところの問題についても、いかなる立法行爲についても、そのことを徹底的に國民に知らしめようとするところに、自由討議の貴いところがあるのであります。 これに反して英國は、御承知のごとく、内閣というものは議会の出店であります。ある意味から言えば、英國の内閣は、議会の、すなわち立法府の一行政院に止まるのであります。
ただし、過去の議会では、議員の行動というものが、議会開会中にのみ限られて、しかも議会に提出された政府案に対して、議員は党派的立場からその欠点を指摘することに重点をおき、議員自身の意見の陳述が、はなはだしく輕んぜられた傾向にあつたのみならず、議会閉会中は、議員の活動はまつたく休止されているような状態にあつたために、必然議会が國民生活から遊離し、政治が官僚・軍閥に侵略されるに至つたことは、まことにやむを
私は、議会運営の欠陷が、少くとも毎日、本会議が一時なら一時、十時なら十時と決定しておるにもかかわらず、かつて定刻に開議せられたことがないという一つの事実をもつてしても、しかも、これを單なる議院運営委員会や、あるいは議長の責任を追及するに止まらず、われわれお互いが、同一の資格と権限をもつところの立法機関員として、まずわれわれ自身が、冷嚴なる自己反省をしなければならないのではないかと考えるのであります。
川島君御自身も仰せられたように、おそらく風評という点は多分にあるだろうと考えます。しかしながらこれと同時に実はお願いいたしておきたいことは、税務官吏が不断に危險と誘惑にさらされておるのに対しまして、当局といたしましては特別の待遇を考慮して、その地位を確立したいというように考えております。
更に最後に、この法案は場合によれば止める意思がないかどうかということのようでございましたが、それは去る七月一日の施政方針の演説におきまして、片山総理御自身が、石炭の増産のために國家管理を断行するということを施政方針においても天下に声明されておるのでございますが故に、この國家管理法案を止めるというような考えは、現内閣には絶対にないという工合に御了承願いたいと思います。
根本の日本自身の國力の問題に關連している面が非常に多いものでございますから、先だつての山陽線の事故等においても、何としても山陽線は五十キロに全部改良しなければいかぬということが、戰爭中からの輿論であつた、ところが鐵がないために、五十キロに改良することができない。安本自身も山陽線の改良は急務だといつて認めてくれておりますが、鐵の生産が現實に伴わない。
特にそれらの醫療機關における醫療從事者、殊に醫師というものが、さような公的醫療機關の運營の中枢をなるものでありまして、要するに醫師の心構えとその活動いかんが、結局それらの機関の運營の全般に大なる影響を及ぼしてくるのでありまして、このことにつきましては、私自身醫育に携つておる者といたしましては、まことに遺憾に堪えないのであります。
組合の仕事といたしましては、もちろん療養の給付をやることがおもなる事業でございますが、この事業成績をあげますために、地理的關係や醫師との關係等で給付が圓滑に行われない向きもありましたので、組合自身が診療機關をもつ傾向が高まつてまいつたのであります。昭和二十一年度は五百八十九の新設がありまして、現在直營機關は八百七十八の診療機關を算えておるのであります。
もしもこれが厚生省の關係したことでない、組合自身が悪いのだから、組合に任しておいて何とかするというようなお話であれば、もう國民健康保險組合について政府が干渉する必要はないのであります。政府がこの國民健康保險組合をほんとうにやろうと思うならば、この醫者に對する一億数千万圓の未収をそのままにしておいて、これから以後何とかやろうというような非具體的な話であつては、私どもはこれに承服することはできない。
我々が隣邦友邦からいかに船をチャーターいたしましても、我々自身が或る程度の船を持つていなければ、決して我が日本の経済は復興しないと思うのであります。曾て鉄道省に観光局が設けられまして、外人の誘致を志しまして著手したことは御承知の通りでありますが、その後の成績を見ますると、特に財政経済方面を見ますると、外人の落す金はホテルでなく、土産物シヨツプでなく、実に船であつたのであります。
すなわち、それは自主管理によれ、民主政治というものは、政府の命令のみによつてできるものではない、民衆自身によつてやるものであるからして、お前たち農民は、こんな安い値段をもつて供出してはいけない、われわれが強権発動を阻止してやるからと言うた政党のあつたことを、よく考えてもらいたいのであります。
嘘の上にいろいろなことを言わされるよりも、われわれは事実を知つて、その上にわれわれ自身の態度をきめていかなければならぬのであります。政府が、今までの内閣と違つて、今度初めて、不十分ながらも、この経済実相報告書を発表した労は、多としてやらなければならぬと思うのであります。
もとより私自身の單なる力によつてできるというような、大それたことを言うのではありませんが、ただいま御激勵の御言葉もありましたように、水産委員會も國會のうちにできたのでありますから、これを機會といたしまして、私はそのあなた方の意見を特に代表して、水産廳設置に關しましては自分の信念として、あくまで運輸大臣及び商工大臣に向つて交渉するつもりであります。
(拍手)文部省はこの点について、日本における既に教育自身の民主的な組織である教員組合があの通り成長しておるのでありますから、教員組合についてこの実情を詳しく調べるがよろしい。御自分がわざわざ御旅行になる必要はない。教員組合が立派な資料を持つておるのでありますから、これについて十分お聽きになつて戴きたい。それからその外、六三制をもつて体系的に年次的に考える必要がある。
勿論國会におきまする図書館が完備し、又政府の統計が廣く民間の手に入るようになりまして、國会自身として立派な政策的な調査が出來ますように一日も早くなりますることについては、私も心からそれを希望しておる次第であります。 それから用紙対策の点でございますが、用紙対策の点はお考えのように全く文化の面から見ては必要であります。
しかるに、七月に持ち越された政府米は、わずか百四十万石程度でございまして、端境期の十月までを突破するためには、政府自身においても表明されているごとく、新麦あるいは新馬鈴薯、あるいは早場米、あるいは甘藷、及び二十一年の産米の追加供出の残り分、ないしは調味料あるいは副食物までも抑制して、これが七月、八月、九月、十月のこの四箇月間を突破せんとする意図にいでておるのでございます。
そんなものを制度化せずとも、世の中に必要なるものは自然に放つて置いても栄えて来るのでありまして、若しそれが育たなかつたならば、それ自身はこの世の中に用がないのであります。でありまするから、これを緊急対策に盛つたということが非常に重要なのでありまするから、殊にこれには一連のイデオロギーが必ず伏在しておるものと考えるのであります。
御承知のように、今での計画がとかくその実績と離れておりましたのは、計画自身が私は粗雑に立てられました点が最大の原因だつたと思うのであります。(拍手)(「その通り」と呼ぶ者あり)若し計画が、本当に民間人の知識も経験も尊重し、又官僚だけでやらずして、実際の資料を十分に集めて、單なる希望を入れずに、しつかりした計画が立ちまするならば、計画と実績との間の開きはあまりない筈であります。
もちろん私どもといたしましては、講和会議を通じて、連合國の好意と同情に訴え、日本が將來政治的にはもとより、経済的にも完全に独立國として自立し得られる、もろもろの條件を充たしてもろうように懇願しなければならぬと存じますが、連合國側のもろもろの好意と理解ある援助を仰ぐ前に、それを受けるについて、われわれ自身にはたして欠くるところなきや否や。
(拍手)これによりまして、政府は、石炭三千万トンの達成に直接責任をとり得るし、現場経営者は、從來その活動を制約してきた諸條件が除かれたことになつて、才能を揮うことができますし、労務者自身は、國家的地位に目ざめた矜持をもつて働くことができると確信するものであります。
それから第三に私自身のそれでは具体的な意見を申上げますと、大小を問わず既ににこの議会運営委員会というものが大体その原則において從來の古い各派交渉会に代るべきものとして予定されておつて、ここに出現しておるものでありますので、この中から各派の大小を問わず一人づつこれは眞理というものは三人かかつて議論しても一人代表しても同じことで、唯多数の力にかけて横車を押すという必要がなく、科学的にものを論ずればいいと
その他一つ一つの中に、重大な問題で、議長それ自身が決定しては困るというような問題については、大体のところで、ほとんど議院の院議に問うように、大体の中味は全部できておるのであります。
また議長自身としては、議事の整理権をもつておるはずでありまして、その整理権を行使する場合においては、その瞬間に限つてはやはり反対が——その瞬間にはなくて、あとで出てくることになると、その瞬間に決定したことに対して、あとで異議がさしはさまれる結果になつて、非常に問題になつてくると思うのであります。