1951-06-04 第10回国会 参議院 本会議 第52号
即ち相互援助をその自警国警間のみにとどめず、自治体警察相互間に応援の途を開き、且つ管轄外における職権行使の規定を設け、なお、相協力して治安の維持に当るべく、連絡の保持、情報の交換等を規定し、応援出動に要した費用及びこの場合の公務傷病死亡等については、すべて国庫の負担とすることを明らかにして、現行法の不徹底と欠陷を補い、多年の懸案を解決したことは、地方行政上一つの功績として高く評価さるべきものと思うのであります
即ち相互援助をその自警国警間のみにとどめず、自治体警察相互間に応援の途を開き、且つ管轄外における職権行使の規定を設け、なお、相協力して治安の維持に当るべく、連絡の保持、情報の交換等を規定し、応援出動に要した費用及びこの場合の公務傷病死亡等については、すべて国庫の負担とすることを明らかにして、現行法の不徹底と欠陷を補い、多年の懸案を解決したことは、地方行政上一つの功績として高く評価さるべきものと思うのであります
それで今日警察制度の改正案が国会に提案になりましたけれども、もう半年以上も大きな問題として我々は注意しておつたわけでありますが、その結論として今日提案になつておりますものが、運営の点を中心として、つまり自警、国警の間の技術的調整、技術的と言つては少し語弊がございますけれども自警、国警間の運営の点に重点を置いてやつておられるという点につきましては、その専門的に見ました国警、自警間の妥結点に対して大きな