1956-05-08 第24回国会 参議院 農林水産委員会 第33号
実は私の知っておるところでは、私の郷里でもって一昨年この霜害を心配したある篤志家が自記寒暖計を備えて、そうして自動的に電流でもってサイレンを鳴らすという措置をとったのです。今年も実施されたそうです。それで重油に早く火をつけてやって、まあほんとうをいうと万全な効果というものはなかったようです。私もちょっと見て来たのです。だけれども、やはり相当な効果が上っておるのです。
実は私の知っておるところでは、私の郷里でもって一昨年この霜害を心配したある篤志家が自記寒暖計を備えて、そうして自動的に電流でもってサイレンを鳴らすという措置をとったのです。今年も実施されたそうです。それで重油に早く火をつけてやって、まあほんとうをいうと万全な効果というものはなかったようです。私もちょっと見て来たのです。だけれども、やはり相当な効果が上っておるのです。
○阿曽村説明員 殺菌の温度をはかる場合におきましては、何度で何分殺菌したかということを知るためには、自記温度計以外にはそれを知る最も正確な方法は見出されないのでありまして、そのために自記寒暖計をつけるというようなことを設けてあるのでございます。 〔芳賀委員長代理退席、委員長着席〕
○中澤委員 自記寒暖計でなければ温度ははかれないのですか。
一例をとつて申上げますというと、いろいろ御指示によつて自記寒暖計を置けとこういう、その自記寒暖計は八千円から一万円という。私は八千円から一万円の自記寒暖計というものは恐らく役に立たないものだと思うのです。ですが買うならば家に買つて置けと、こう言つて置きました。そういう点をよく御研究になつて、生産者も消費者も共にこれによつて利益が上る、実効の上るようにお直し願いたいと思います。
○山口(正)政府委員 これは行政上の立場でございますが、省令として出ておりますので、そういうふうにいたしまするには、省令の上でやはりそういう措置をとらなければなりませんので、先ほど阿曽村課長からも申し上げました通り、自記寒暖計については省令を改正する。
そのほかに新しく加えられた面におきましては、いろいろと設備等の関係もありますので、今ただちに全面的に実施されることは困難であろうということを考えまして、ちようどあの省令に殺菌器に自記寒暖計をとりつけるという條文がありますが、そのとりつける期間が今年の四月十五日までになつておりますので、一応その期間を準備期間といたしまして、諸般の設備の改善を行つてもらおうということで、その期間を準備期間として運用して