1964-08-10 第46回国会 衆議院 農林水産委員会 第68号
そういう意味におきまして、草地の造成等は、もちろん自給飼料面を増す点におきまして重大な問題でございますから、そういう面に力を入れると同時に、加工乳という関係ももちろん大事でございますが、飲用乳関係における対策が少しおくれておるようなふうに感じております。
そういう意味におきまして、草地の造成等は、もちろん自給飼料面を増す点におきまして重大な問題でございますから、そういう面に力を入れると同時に、加工乳という関係ももちろん大事でございますが、飲用乳関係における対策が少しおくれておるようなふうに感じております。
○谷垣説明員 えさの問題は、私たちの考え方におきましては、御指摘のように、現在濃厚飼料におきます依存度が非常に高い、そのために栄養障害を多く起しているということが非常にありまして、不妊の状況を起しているというような悪い影響も現われておりますので、これを、牧草でありますとか、自給飼料面の飼料の給与率が高くなるように極力努力いたしますことが、えさに対する基本的な考え方であろうと思います。
従ってそういう限度においてものを考えて参りますと、先ほどの自給飼料面は別にいたしまして、やはりふすまを代替する方法はないか、こういう問題にならざるを得ないだろうと思います。一つは、ふすまの代替をいたしますような反例動物において必要でありますたとえば尿素をどの程度まぜるか。尿素をまぜればふすまのある程度の節約になることがわかっておるわけであります。
またそれと同時に、私どもの方でも飼料対策としては、飼料の自給と申しますか、自給飼料対策につきましては、一般の配給飼料事情がよくなつたからということによつて、決して手をゆるめてないのでありまして、自給飼料面の施策も引続いて行つておるわけでありますので、そのために家畜の病気が非常に多くなるというような危険が万々ないように、十分注意して行きたい。