1992-03-26 第123回国会 参議院 外務委員会 第2号
御承知のとおり、国連は、今各国が軍事要員を出してくる場合に、インフラが非常に悪いので六十日間は自給自足態勢がとれるようにということすら要請している状況ですから、かつての前例がそのままカンボジアに当てはまるのかどうか、そういうことも考えながら勉強しなくちゃいかぬなというふうに考えております。
御承知のとおり、国連は、今各国が軍事要員を出してくる場合に、インフラが非常に悪いので六十日間は自給自足態勢がとれるようにということすら要請している状況ですから、かつての前例がそのままカンボジアに当てはまるのかどうか、そういうことも考えながら勉強しなくちゃいかぬなというふうに考えております。
○種田誠君 率直に申し上げまして、私も日本の自衛隊が持っている、例えば道路をつくったり橋をつくったり電柱を仮設したり、まさに災害の復旧に対する技術、能力、団結力、しかもみずからの自給自足態勢で行うという、こういうことに関しては高い評価を私もするところであります。
結局、アメリカさんの言うところは、ソ連圏はほとんどレアメタルについての自給自足態勢ができ上がっておる。ところが、アメリカはほとんどできてない。特にアフリカから持ってくる資源、レアメタルの資源でありますが、このアフリカというものがどっちを向くかわけがわからぬ。
その上、昨年の飼料危機、さらには近い将来世界的な食糧不足時代の到来が伝えられる昨今、わが国の食糧の自給自足態勢を早急に確立させる必要がぜひともあります。現在、実際には自給率はわずかに穀物において四三%、総合してもわずか七三%であります。未曾有の物価高の中でも主食が廉価に、かつ容易に入手できるという保障がどれほど民心の安定に役立っているか、はかり知れないものがあると信ずるものであります。
ほんとういうと、まことに困る問題で、日本のいわば農業政策なり食糧政策を自給自足態勢でいくのか、それならば農業基本法との関係をどうするのかという重大な問題、これは農林委員会で希望を述べてありますから、あなたにも列席してもらって、十分この際お話ししたい。これなども、大臣、国際収支に非常に関係があるわけです。きのうもちょっと同僚委員などのお話もありましたが、食糧はずいぶん輸入されておりますね。
○田中国務大臣 食糧はできるだけ自給自足態勢にしなければならないということは、国際収支の上から見ると当然のことであります。食糧を輸入に仰がなければならないというときには、国際収支に非常に大きな影響を与えるわけであります。三十八年度はこの一番大きな状態でございましたがこれは、御承知の麦の不作とか、いろいろな特殊な状態がございました。
少なくとも自給自足態勢をとらなければならぬという基本的な姿勢を持っておりながら、昨年に比べて、数字は間違っておるかもわかりませんが、六十万トンくらい入れると思います。六十一万トンでございますか、非常に大きく輸入食糧がふえておるということであります。そういう結果から見まして、これで足れりという考えを持っておるわけではございません。
このようにいたしまして、再造林と不良な林地を改良していくということをもちまして、資源政策上は自給自足態勢にもっていきたい、こういうふうに考えておりまして、あわせて造林事業と申しますものは単に木を植えるということによりまして、資源政策だけではなしに、おのずから水源涵養的な機能も果たしておりますので、そういった重要地域につきましては特に保安林でない個所につきましても、特別な助成をもちまして水源地域の造林
だからこれは一面当方で利用する点もあるが、逆に、これをうまく使わないと、自然に締め出されるといいますか、日本から幾ら持っていっても、いやもうおれの方はこの中で売れるようになっている、消費できるようになっているから、外から品物は来なくてもいい、こういう、積極的締め出しじゃなくて、自給自足態勢ができるのじゃないか、そういう心配が実はあるわけでございます。
そのためには、どうしても国内で自給自足態勢を、ワクチンというような重要なものにはやる必要があるということで、早急に製造態勢を整えたわけでございます。これに対しては、私は別に間違った方向をとったとは私は思っておりません。
○藤田進君 ウランの開発、まあ人形峠その他計画が進められておるようですが、国産によるこれらの燃料というものはかなりコスト高になって、かえって輸入した方がいいんじゃないかということが、今の原子力発電そのもののコストにも関連して、必ずしも自給自足態勢というよりも、その面からもコストの面を勘案していかなきゃならぬという事態になってきていると思うのですが。
人口の問題も、あるいはその他の農作物の生産、あるいは地下資源の開発、すなわち石炭あるいはその他の鉱工業生産、あるいは海産物の生産、そういうようなことについて一つのスケジュールができているわけですが、今後日本の国民の食糧の自給自足というような問題も含めまして、もちろん大蔵大臣は海外との輸出入の貿易のことも考えておられるけれども、特に私は北海道の農業生産あるいは鉱工業の生産に力を入れて、日本の国民生活の自給自足態勢
そこでそういうエネルギーの自給自足態勢というものについてある意味のこれは輸入抑制になりますが、通産省としてどういうお考えを持っているか。まず電力の問題につきましては、これも私はよく承知いたしております。最近は原子力発電会社もいよいよ発足をいたしまして、そういう意味でも電力エネルギーの問題においては考えられております。
産業は一切のものの工業化がはかられて自給自足態勢をとりつつある。台湾の武力解放にいくかいかないか、それは知りませんけれども、今のような日本とアメリカの関係、それから中国とソ連との関係、このような態勢に置かれているとすれば、もしも中共がそういうことをやったときこれは非常に危険な状態になる。これは日本が二十万や三十万の兵隊を持っても何もならぬ。
しかし、私は、わが国農政の基本方針は食糧増産対策の堅持であり、いかにして食糧の自給自足態勢を確立するかということであらなければならないと思うのであります。これに対する農相の御所見を伺いたいと思うのであります。 さらに、次には、高碕経済企画庁長官及び大蔵大臣にお伺いいたしますが、政府は何のためにあれだけ大がかりに人員を動員して経済長期計画を策定せられたのでありますか。
そういうことになりますと、一方においてわが国の労働賃金の引き上げになり、そこに一般産業界における生産費の高騰になり、貿易の促進に支障をきたしてくるというような、私はそんなばかなことを申し上げる必要はないと思いますが、自立経済達成の上において非常に各方面に大きな影響を与えてくるのでございますから、これは経済全般の見地に立って考えていただかなければならんことであって、私といたしましては、今お示しになりましたような食糧の自給自足態勢
食糧の自給自足を勘案する問題につきましては、私も同様に考えますけれども、何分御承知の通り朝鮮、台湾がなくなりました今日におきましては、これを一途に国内で自給自足態勢を確立いたしますことは、人口の増加を見なくても、なかなか国難でありますことは御承知の通りであります。
これは食糧対策と密接なる関係があるのでありまして、日本の自立経済を立てる上からして、日本の食糧対策をできるだけ自給自足態勢に持っていく、こういうねらいと、依然として外米に依存するのだということ、ここに大きな変りがあると思うのであります。
インドその他各国が独立して、自給自足態勢へ、民族意識が高まつて動いている。たとえば、輸出の主要な部分を占めている繊維関係から考えましても、戦前の世界の取引の半額より輸出貿易の線に乗つて来ない。単に日本だけの問題ではなくて、これは世界的な情勢であります。繊維工業がこういうふうに半額に減つて来る。あるいはまた日本の輸出の大宗であつた生糸が現在このようなみじめな状態にある。
私は農業関係の問題に深く携わつておりますが、現在の日本の経済の再建あるいは産業の開発と申しましても、根本的な問題は食糧の自給自足態勢、従つて農業の開発ということが重大な日本の国是でなくちやならぬと考えるのです。そういうような機運に乘りまして、農地改革以後の日本の農民の諸君が農地造成、土地改良、こういう方面に非常な熱意を持つておるわけであります。