1954-05-27 第19回国会 参議院 農林委員会 第44号
ですから硫安工業を合理化するというような法案一本でいいのであつて、その合理化の計画についてははつきり、先ほどの江田委員から言われたような年次計画も立て、資金も優先的に斡旋してやるというようにすればいいのであつて、自由党の政策である自由統済というようなものに、如何に強弁してみても反するような統制、而も面倒臭い肥料審議会のようなものを作つて、ここで多くの人たちが三日も四日も徹夜して大騒ぎしなくても、合理化法案一本
ですから硫安工業を合理化するというような法案一本でいいのであつて、その合理化の計画についてははつきり、先ほどの江田委員から言われたような年次計画も立て、資金も優先的に斡旋してやるというようにすればいいのであつて、自由党の政策である自由統済というようなものに、如何に強弁してみても反するような統制、而も面倒臭い肥料審議会のようなものを作つて、ここで多くの人たちが三日も四日も徹夜して大騒ぎしなくても、合理化法案一本
また実際資本主義でありますから、根本は自然なる需給関係に従つて価格は形成されようというこういう自由統済というものを表看板にされるということから、どういうことが生ずるかといいますと、これは実際には統制が非常に強化されるということと、これが食い違いまして、その間にはまたあの鉱工品、貿易公団その他の公団で現在展開されておるあの大不正、腐敗事件というものがきびすを次いで出て来るという危険を十分にはらんでおる