1964-09-28 第46回国会 衆議院 大蔵委員会 第62号
でありまするが、それはそのつど矯正するもしくは調整する方法を講じながらも、基本においては先ほど申し上げました国際協調、開放体制下において自由経済組織による能率のいい経済発展を考えていくというのが最もこの段階においては適当ではないかと実は思っておりますので、私としては何々主義ということにとらわれることはないと思います。
でありまするが、それはそのつど矯正するもしくは調整する方法を講じながらも、基本においては先ほど申し上げました国際協調、開放体制下において自由経済組織による能率のいい経済発展を考えていくというのが最もこの段階においては適当ではないかと実は思っておりますので、私としては何々主義ということにとらわれることはないと思います。
人によっていろいろ所見も異なろうかと考えますが、私自身として考えておりますことは、根本的には、御承知の通り戦後わが国の経済はいわゆる自由経済組織を基本といたしまして、対内的にも対外的にもなるべく統制をはずして個人の創意工夫を十分に生かすことによって、最も合理的な経済の運営をいたして参ろうという体制にあることは御承知の通りと思います。
また医療機関の赤字の問題は、私的医療機関は、元来自由経済組織におきまするわが国の経済体制下におきましては、これを国庫が補助をするとか、国が直接大きな育成政策をするということは筋違いではありますけれども、しかしながら、融資その他の措置を通じまして、強力にこれを盛り立てていくということは、医療機関の性質がパブリックの性質を多分に含んでおるものでありますから、従って、たとい私的医療機関であっても、他の私企業
指導連としては、そういう考えでなくして、差当りは国際価格に近寄せれば、たくさんの收入があるわけですけれども、本質的な問題としては、そうではなくして、農産物の生産費を十分償つて、且つ農業の近代化等ができるような、拡大生産ができるような生産費を償う価格でなければ困るのだというのが、本質的には指導連の考え方であろうと思うのですが、先ほどの説明だけでは、ただ国際価格に近寄らせて行けばよいと、そのことは自由経済組織