1950-04-29 第7回国会 衆議院 運輸委員会 第34号
○林(百)委員 私の質疑はこれで終るのでありますが、結局われわれの心配することは、むしろ国家的の立場から十分港湾行政というものは、国家が責任を持つて強力にこれを把握し、援助をすべきことが当然の考えだと思いますが、これを地方自治体にばらばらに切り離してまかせるということは、将来日本の国が植民地化の方向に行く、いわゆる自由地帯だとか、自由港湾だとか、あるいは道州制だとか、こういうものとは、一連の関係のもとにこの
○林(百)委員 私の質疑はこれで終るのでありますが、結局われわれの心配することは、むしろ国家的の立場から十分港湾行政というものは、国家が責任を持つて強力にこれを把握し、援助をすべきことが当然の考えだと思いますが、これを地方自治体にばらばらに切り離してまかせるということは、将来日本の国が植民地化の方向に行く、いわゆる自由地帯だとか、自由港湾だとか、あるいは道州制だとか、こういうものとは、一連の関係のもとにこの
これを機会に我が政府といたしましても、関係官廳相寄りまして、或いは自由港湾都市或いは自由港というような問題につきましていろいろと論議研究いたしたのでございますが、最近大体得ました結論といたしましては、自由港湾都市を設けるということは、これは我が國の國民生活の健康上と申しますか、或いは我が國経済の独立的の発展といつたような見地からいたしますと、いろいろな見地からいたしましてどうも余り望ましくない、こういうような