1954-01-28 第19回国会 衆議院 本会議 第6号
(拍手) さらに第二の問題は、現在の自由放任経済方式のもとにおきましては、二重価格制は、その当然の結果といたしまして、国内物価のつり上げ、従つて消費者たる国民大衆の犠牲におきまして一部民間企業の利潤を保証する機能を持つにすぎないのであります。
(拍手) さらに第二の問題は、現在の自由放任経済方式のもとにおきましては、二重価格制は、その当然の結果といたしまして、国内物価のつり上げ、従つて消費者たる国民大衆の犠牲におきまして一部民間企業の利潤を保証する機能を持つにすぎないのであります。
自由放任経済方式とともに国家の大局を誤つたと私は断言してはばからない。これらの国際的反応が、最初に述べましたところの講和七原則中に盛られました無賠償主義、この無賠償主義を漸次賠償主義に転移して来た。いまさら現政府の人気取り政策がどんなに大きな影響を国民に與えたかを知らなければならぬのであります。