1954-08-04 第19回国会 参議院 通商産業委員会 閉会後第5号
、単なる行政指導では到底及ばない状態になつて来るのではないだろうか、これが今日重油の規制について若干見られる現象ですが、そういたしますと、当初のいわゆるデフレ政策を堅持せられて、これが予算その他の実施をおやりになるということになりますと、いろいろな摩擦が出つつある状態を、これをなくなすといたしましても、ここに従来のいわゆる自由主義経済といいますか、或る人に言わせれば自由放任という字句を加えて自由放任経済政策
、単なる行政指導では到底及ばない状態になつて来るのではないだろうか、これが今日重油の規制について若干見られる現象ですが、そういたしますと、当初のいわゆるデフレ政策を堅持せられて、これが予算その他の実施をおやりになるということになりますと、いろいろな摩擦が出つつある状態を、これをなくなすといたしましても、ここに従来のいわゆる自由主義経済といいますか、或る人に言わせれば自由放任という字句を加えて自由放任経済政策
(拍手) 汚職と反動の権化自由党と、本法律案を静かに考えてみまするときに、過般の吉田内閣不信任案の提出の際、理由説明の中にしばしば申されたる通りに、この暴虐きおまりなき狂人的な諸政策は尽きざるものでありますが、帰結するところ、無責任なる自由放任経済政策のもたらした政治の貧困はいたずらに社会不安のみを醸成し、その結果国民の不平不満を押えることができずして、ここに本警察法案を提出して、最後の手段として
また、現内閣の自由放任経済政策の中から硫安工業だけを引出して合理化を独走させようとしておるのでありますが、たとえば、電解法工場では、電力不足のため稼働率は設備能力の五五%内外であり、電力料金の値上げはただちにコストに大きく響いて来るのであります。
(拍手)かかる観点からいたしまして、わが党は吉田内閣の自由放任経済政策及びその上に基礎を置いた官僚的中央集権の強化の政策に多くの批判を有することは申し上げるまでもございません。
○愛知国務大臣 前にも申し上げたことがあると思うのでありますが、私は自由放任経済政策をよしとしておりません。具体的に申しましても、外貨に対する政府のやり方というものは、これは言葉の使い方によつていろいろな誤解を生ずるかと思いますが、これは一つの総合的な計画的なやり方であると思います。
われわれは、その都度財政、自由放任経済政策によつてわが国をだんだん経済的破滅に陥れつつある吉田内閣に対して、来年度予算の編成前に退陣することを要求するものであります。(拍手) 私は、さらに、アメリカ政府と日経連の意を迎えることに汲々たる改進党の組替え要求案とともに、政府原案に対して断固として反対するものであることを表明いたしまして、討論を終る次第であります。(拍手)
しかしながら、こうした傾向は、今のような内閣の自由放任経済政策、貿易政策をもつてしては救いがたいものではないか、私はこういう気がいたします。(拍手)世界経済の実態に即しまして、わが国経済を思い切つて根本的にここで改造して行く、近代的な高度産業に再編成して行く、それに即応する貿易体制を打立てるということでなければ経済の自立はできないと私は考える次第であります。
チ、自由放任経済政策を排して、財政と金融を通ずる計画的なる運営に切りかえること。以上のような基本的な考え方に立つて、また特需依存の安易なる経済施策に反対し、MSA援助を受けないという立場でやつて行くものであります。(拍手) さて、具体的な組みかえ方針は印刷物記載の通りでありまするが、まず歳出の方を申しますと、政府案では足りないから、もつとよけいに出さなければならない項目がかなりあります。
(笑声)なぜならば、私どもは学生時代にアダム・スミスという十九世紀の自由放任経済政策というものを習つて参つたのでありますが、残念ながらその実際のアダム・スミスの自由放任経済というものを見たことはなかつたのであります。
しからばそういう面において、なぜ進まないかという根本原因を探究してみますると、世界の国際情勢に合わない日本の国内政治あるいはまた日本の経済政策、これを言いかえれば、世界はすでにそういう面において、計画経済化の方向に態勢が進んでおるのでありますけれども、ひとりわが国のみが、そういうテンポに合わない自由放任経済政策の方に進んでおるというこのギヤツプです。
第二は、吉田内閣の十九世紀的な自由放任経済政策の無為・無計画性にあると思うのであります。 公益事業委員会は、事実上松永安左ヱ門氏の独裁であります。五人の委員の中で、電力に直接経験があり、具体的な体験と知識を持つた者は松永氏一人でありまして、電力界の大ボスといわれるところの松永氏の独裁になるのは必然であります。この委員会のやつたことは、不合理な九分断と、不当な料金値上げのみであります。