1964-12-16 第47回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
したがっていまの銀行法は、運用面については完全な自由態勢となっております。それは今日までの銀行の日本における、ことに日本経済に占める地位から考えて適当ではないのではないか、少なくとも運用に関する何らかの理念を織り込むべきである。
したがっていまの銀行法は、運用面については完全な自由態勢となっております。それは今日までの銀行の日本における、ことに日本経済に占める地位から考えて適当ではないのではないか、少なくとも運用に関する何らかの理念を織り込むべきである。
次に石油製品の価格の推移表が載せてございますが、現在石油の価格につきましては、御承知の通りに、経済の自由態勢でございますので、また石油業者においても、石油の販売と価格というものはその営業の最も機微になつておりますので、捕捉しがたい点もございますが、一応われわれの方から石油協会において抜きとりました表によりますと、次に載つておりますような推移をたどつているのではないかというふうに考えております。
従つて機械的に画一的に全面的封鎖をするというようなことは、合理主義の観点からいうならば、自由態勢を弱める一面もあるので、それらの要求は選択的輸出制限でなくてはならぬ。選択的とはすなわち相手に対する直接の軍需品はとめるけれども、同時にみずからに対する打撃との関係も考えて、平和産業に関する限りはある程度弾力性を持たせる、この意見ならば私は非常に論理の筋道が通つておると思うのです。
○荒木政府委員 一応政府といたしましては、今年度予算を編成するにつきましては、できるだけ運営会の形式を縮小するという方針のもとに、内航、いわゆるコースト・ラインは運営会からはずしまして、自由態勢に持つて行く。
今後世界の貿易態勢が全然自由になつて——現在アメリカのイニシアチーブのもとに討議されておる國際通商憲章等においても、完全な自由態勢をとつておりますけれども、しかし日本の從來やつておりました米價政策を通じて、一種の保護貿易政策である、これは私は手放し得るものではないという考えをもつておるのであります。