1952-07-03 第13回国会 参議院 本会議 第61号
宗教家は愛と平和を叫び、学者、芸術家は真理の探求と新らしき社会の建設を求めて、今やすべてのものが植民地的政策に反抗し、自由、平和、独立のために立ち上つたのであります。 このために恐れをなした吉田政府はあわててこの破防法を出して来たのであります。憲法を蹂躪してまで一切の自由と国民的権利を剥奪せんとしておるのもこの恐怖からであります。併し、この弾圧はこれから始まるものではない。
宗教家は愛と平和を叫び、学者、芸術家は真理の探求と新らしき社会の建設を求めて、今やすべてのものが植民地的政策に反抗し、自由、平和、独立のために立ち上つたのであります。 このために恐れをなした吉田政府はあわててこの破防法を出して来たのであります。憲法を蹂躪してまで一切の自由と国民的権利を剥奪せんとしておるのもこの恐怖からであります。併し、この弾圧はこれから始まるものではない。
そこでこの機会にさらに伺つておきたいと思うことは、さつきもあなたが強調されたように、一体ああいう国連に要請を出すような団体が、自由、平和独立などというのはとんでもない。まつ赤な偽りだというふうにあなた方は断定された。しかしながら私はあなた方の綱領を読みまして、こういう綱領を掲げておるあなた方がどうしてそういうふうなことを言うのかわからない。
一、自由平和独立を守ろう。 というようなことであります。そこで旧朝連系の朝鮮人と共産主義勢力とが連携合作して、そうして事件の主導力を握つておるということは明らかでありまして、各事件で検挙されました者の顔触れ、経歴などからそのことが十分窺われるのであります。各事件に殆んど常に日本共産党名で激越な文句のアジビラが撒かれ、或いは貼られ、又共産党員のアジ演説等の応援が行われているのであります。