1947-11-11 第1回国会 参議院 電気委員会 第9号
そういうような状況の一方に、片一方では電熱でも電氣風呂でも自由に沸かしておるところがある。今度の規制によつてそういうひどいところはもう線を切つてしまうというようなことになるのでありましようけれども、ともかく都民が非常に不平に思つておる。この便乘が公然と許されておつて、そうして非常に不公平だ。皆不平組は怒つて、配電會社を襲つて叩き壊せというような聲も聞えて來ております。
そういうような状況の一方に、片一方では電熱でも電氣風呂でも自由に沸かしておるところがある。今度の規制によつてそういうひどいところはもう線を切つてしまうというようなことになるのでありましようけれども、ともかく都民が非常に不平に思つておる。この便乘が公然と許されておつて、そうして非常に不公平だ。皆不平組は怒つて、配電會社を襲つて叩き壊せというような聲も聞えて來ております。
元來産業資金は、御承知の通り自由預金の増加分から、第一封鎖預金を差引いた殘りの半分が、産業資金にまわるということになつておるのでございますが、それで最近の自由預金の増加の趨勢を見ますと、七月が百十八億圓、八月が百四十七億圓、九月が百七十九億圓とだんだん伸びてまいつております。私どもとしては、たいくん結構だと思つておりますが、第三・四半期におきます増加の見込みは、五百五十億圓と言われております。
そうしてその殘りましたものを、私の考えでは、政府の監督下におきまして、これを政府の經營する市場等において自由に賣らせる。つまり八割なり九割なり、許される限りは確實だと思われる限りは、計畫の面に織りこんで、それ以上増産された場合には、一定の利益をその生産者に與えるようなしくみにする。しかもそれは政府が監督してやるということになりますれば、さほどの弊害はないのじやないか。
一般の家庭配給に関しまして、男子五十本、女子五十本になりましたのは、これは新憲法の精神を体しましたるためでありますが、(笑声)この際甚だどうも煙草を減らしましたり、一般の自由販賣の値段を上げますということは、心苦しいのでありますが、これは一に國民全般がこの敗戰の事実を認識いたしまして、結局煙草の値上げというようなものは、國民経済國家経済全般の皺が煙草によつて來ているのだ、これをやらなければ、外の面において
今日自由預金は非常な勢いで増加しつつある。月に大体百五十億見当の割合で自由預金が倍加しつつあるということを説明しておられました。この説明を聽いて私は、非常な奇異な感じに打たれた。誰も彼も赤字の生活を営んでおるのだ。誰も彼も赤字生活、笥生活を営んでおるのだと思つておると、一方においては、どこから入つて來るか知らんが、一ヶ月百五十億の自由預金が増加するという。
午後二時十六分開議 ————————————— 議事日程 第五十六号 昭和二十二年十一月十一日(火曜日) 午後一時開議 第一 海難審判法案(内閣提出、参議院回付) 第二 昭和二十二年法律第五十四号私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の適用除外等に関する法律案(内閣提出) 第三 財團法人理化学研究所に関する措置に関する法律案(内閣提出、参議院送付) 第四 自由討議
更に又私といたしましては、就任以來、少くとも一週一囘の定例會見をマーカツト將軍を中心にいたしましてやつておりまするが、これはお互いにそのとき話合いましたところのいろいろの問題は一切外部に出さないことにする、というお互いの申合せによつて話を進めております關係上、大屋さんの折角のお申出でございまするが、ここにおきまして、詳細にここで語る自由の許されておらないことを御了承願いたいと思う次第であります。
○波多野鼎君 請願竝びに陳情を先ず研究する小委員會の小委員の數は、大體十二名くらいにして、緑風會から四名、社會黨、民主黨、自由黨から各二名、共産黨、無所屬から各一名というくらいの割當にいたしまして、その人選については委員長に一任するの動議を提出いたします。
それから資材の問題についても勿論當時ですから、自由に手に入るので、そういうことを問題にしていなかつたので、水産廳設置の問題は、日本の沿岸漁業という、この大きな世界の仕事をやつて行く上において、今日の水産局の程度では到底駄目だ、やり切れないといつたような意味から言つておつたのであります。今水産局長のお話を承つて私共非常に意を強くしたのであります。
付託事件 ○魚の自由販賣に關する陳情(第百三 十二號) ○魚價引上げに關する陳情(第百三十 六號) ○漁業法竝びに漁業協同組合法の制定 に關する陳情(第百六十七號) ○漁業用資材の確保に關する陳情(第 百六十八號) ○資金融通準則の一部改正竝びに水産 金庫設置に關する陳情(第百六十九 號) ○沿岸漁業者用加配米に關する陳情 (第百七十一號) ○機船底曳網漁業取締に關する陳情 (第百七十二號
昨日の衆議院との合同打合會では、委員長竝びに馬越委員等の主張は、とにかく漁船業者は別にして暫定的に水産廳を作つて、それから漁船の方に十分運動したらどうかというような主張であつたのでありますが、自由黨の石原君の主張は、自由黨としては、漁船業者を全部含めた水産廳を作るということに決定しておるので、青木委員長の説には反對だというふうなことであつたのですが、まだ衆議院内においても纒つていないように感じましたが
この補償法で補償される一番大きな事故はやはり風水害と思いまするが、風水害の内水害などは、先祖以來水害を受けないところは依然として受付けない、受けるところは殆んど毎年のように受けるというようなことになりますと、この組合は、大體組合を作ること自體は自由のように法案に見受けまするが、こういう安全地帶は組合を作らん、作るところは水害の被害を毎年受けるようなところが作るということになるものと考えます。
これは配給量が減るものでありまするから、あるいは販賣店にまいりましたタバコが利鞘をふみまして、大衆の自由に買うタバコとなりませんで、やみの方に流れるものが出る。これはどこかに何か缺陷がなければならぬのじやないかと思うのであります。タバコを賣り出されました一日、二日は店にはタバコの陳列がありましたが、最近は賣切れの札を見るのであります。これを見まする際に、私はかようなことを考えたのであります。
○片山國務大臣 つまり政令は政府が出すのでありまして、政令によつてやりましたる建前は別でありますが、これに伴います豫算については、國會の自由なる御審議によることと思います。
これを自由にいたしまするならば、金のある人や、あるいはいろいろ情實で集められる方々の手に集中されまして、必要なる事業の方面にまわつてこないと思います。これはすべての問題について統制か自由かという問題を檢討しなければならないと思います。物資の乏しいときに、食糧の不足しておりまするときに、自由放任という形態ではやり得ないということはほとんど定論であろうと思うのであります。
○北浦委員 私は自由黨を代表いたしまして、本案に全面的に贊成いたします。
第三の點は、國民の自由及び權利の尊重する新憲法基本的精神に鑑みまして、國民の基本的權利を制限する規定は、原則としてこれを廢止いたしますると共に、國民に義務を課することは、郵便事業遂行上必要缺くことができない場合に限り、且つ、その範圍は法律で具體的に規定することにしたのであります。
一面先程大臣から御説明申上げましたように、或る意味から言えば、或いはこういう憲法によつて保障されておる自由を或る程度制限するというような恰好にもなりますものですから、この規定を取つても現在支障がない。かように考えまして取つたのであります。
これは一應削るということについては、國民の自由というものを尊重するという意味から、私はこういうふうに進むことが正しいことだと考えますけれども、但しその場合に郵便が持つところの迅速ということが、この法の改正によつて阻害されることがないか、或いはそういう場合に對する具體的の處置をお考になつておられますか、そのことについてちよつと伺います。
結局供給業者の下におりましたところの自由勞働者は十萬を超えておつたといわれておるのであります。この勞働力を全部安定所が一手で引受けて、今後産業界に盡さなければならないのでありまして、こういう意味におきまして職業安定所が持つところの人夫供給業的な役割というものは、實に重大な問題であると思います。
付託事件 ○新憲法の活用に關する陳情(第二十 七號) ○戰爭犠牲者の負擔公平を自由討議の 問題とすることに關する請願(第百 三十二號) ○國會法法第三十九條第二項の議決に 關する件(勞働委員會委員、斡施 員) ○政黨法制定反對に關する陳情(第四 百三十九號) ○衆議院議員選擧法中船員不在投票制 度改正に関する陳情(第四百八十九 號) ○政黨法制定反對に關する陳情(第五 百九號) ○
――――――――――――― 本日の會議に付した事件 財政及び金融委員會の公聽會開會承認要求の件 運輸及び交通委員會の委員派遣承認要求の件 議院における證人の宣誓及び證言に關する法律案起草の件 次囘の自由討議に關する件 商業委員會及び農林委員會の委員派遣承認に關する事務報告 ―――――――――――――
○淺沼委員長 次に自由討議についてでありますが、ちようど明日が二週間目の火曜日に當りまして、自由討議をしなければならない日になつております。從いまして自由討議については先ほど交渉會できめました通りに、無題にいたしまして、所要時間及び發言者、順序等については從來通り踏襲することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
若し政府が会計年度の当初において毎年の歳計を予定する能力に欠けておるならば、予め本予算の國民経済に與えるウエートをみずから放棄して、追加予算主義に則つて、國民経済を自由なる運行に委ね、統制経済の根本的改廃を行うことが必要であります。況んや國家による計画経済の実質的矛盾をこの際十分に認識をされて、國家みずからが計画を破り國民経済を苦痛に追い込むことを避けなければなりません。
即ち普通地方公共團體の起債はこれを自由にすることができる。所轄行政廳の許可を必要としない。みずからこれを定めることができるという大原則を謳つておるのであります。
いわゆる起債自由主義というものを本來建前とするということをはつきり理想を謳つておるわけであります。理想といいますか、本來の姿というもののかくあるべき本來の姿を謳つたわけであります。この但書がなくても運用がつくわけであります。
○羽生三七君 ちよつとこの機會にお尋ねしたいと思つておることがあるのですが、それはこの地方債を起すことの自由は認められたわけですが、最近地方議會の關係者から説明を聽きますというと、實際には殆んど金融機關で融資して呉れるところが全然ない。だから名目上だけのことで、實際には殆んどその途が閉ざされておるという話を聽いておるのでありますが、地方局あたりにはそういう聲は屆いていないのでありますか。
閉鎖機關につきましては、くどいようでございますが、その整理手續の完了しない間は拂込の自由をもたないわけでありますので、やむなく失權することになるのでございます。同時に一定の整理段階に達するまでには買いもどしの權利を留保してやろうというような考えから、かような規定を置いたわけでございます。
○平田(左)政府委員 農業協同組合法の運用に關しましては、ただいま農政局長の御説明の通りに了承いたしておるのでございまして、この法律そのものが民主的基礎の上に立ち、農民の自由なる意思決定に基いて團體を結成していこう。
行政面に今少し自由な要素を汲み入れる考えはないかということでございますが、私どもも何もかも統制ということで、ただ統制のためにやつていこうとは毛頭考えておりません。結局今の經濟はこれは特別の國を除きましては、やはり自由と統制との混淆であろうと思うのであります。
その點についての具體的な私どもの意見を申し上げますれば、實はもう少し今安定本部で考えておる行政のやり方の中に、自由經濟を生かさなければならないということなのであります。自由經濟といいますと、またあの自由經濟かというように思われるかも知れません。
○井上政府委員 供出後の芋については、いろいろ御意見がありまして、政府としては農家に自由に加工さす、自由に處分さすというわけにはまいりません。ただ腐敗を防止する見地から、これを乾燥して製粉として貯藏するとか、あるいは乾燥のままでおきまして、端境期にこれを食べるとかいうようなことは、大いに奬勵してまいりたいと思います。
即ち責任量生産後の超過分は、配炭公團に届出で、公定價格による自由販賣を認めること。次が亞炭經營の傳統的事情を認めまして、生産量の二分の一を縣内工業用竝びに煖厨房用に充當すめ枠を定め、その需給統制の權限を地方廳に委任すること。次は亞炭業者に對して、資材及び資金の配給竝に融資を圓滑化し、紐付關係が遮斷されても、經營の行詰りを來さざるように救濟するの方途を講ずべきことなどを要望しておるのであります。
もうすでに申上げるまでもなく、この矛盾、こうした統制を行なわなければならんということに對しましては、大體私共といたしましては、本當の理想を申しまするならば、もう統制なんかというようなことは、實に迷惑千萬でございまして、自由な形で自由に需給が行くということが好ましいことでございますけれども、これも説明するまでもなく、止むを得ない事情から、止むを得ず統制がある。
これは理窟としては、三千五百カロリー以上は統制だ、三千五百カロリー以下は自由だというふうに一應言えるわけでありますが、實際問題としては、その現場で見てみましても、なかなか區別がつきませんので、一應三千五百カロリー以下、即ち全亞炭を統制いたしまして、三千五百カロリー以下のものは、お話にありまするように、適當に從來の關係その他を見ますと同時に、支障のないようなところに配給して行く、更に亞炭につきましては