1947-12-02 第1回国会 参議院 鉱工業委員会 第24号
○國務大臣(和田博雄君) 價格を考えますときに、今の自由経済と統制経済の混淆しておる、而かも統制されておる物資について考えますときに、生産者の價格と、消費者の價格とを一應まあ別にして考えて見たいと思います。生産者が生産意欲を持つか持たんかということは嚴密にいえば、その價格でペーできるかどうか、言う換えれば利潤なら利潤というものが生むだけのものがあるかどうか、こういうことだろうと思うのであります。
○國務大臣(和田博雄君) 價格を考えますときに、今の自由経済と統制経済の混淆しておる、而かも統制されておる物資について考えますときに、生産者の價格と、消費者の價格とを一應まあ別にして考えて見たいと思います。生産者が生産意欲を持つか持たんかということは嚴密にいえば、その價格でペーできるかどうか、言う換えれば利潤なら利潤というものが生むだけのものがあるかどうか、こういうことだろうと思うのであります。
もう少し銘々の創意、工夫、自由をこの統制経済の中の盛り上げるということが必要であるに拘わらず、依然として全國の價格が均一である。こういうふうなただ机の上でできた統制で、物價を決めておいでになるということに非常な無理があつて、生産がこれがために多大な障害を受けておる。こういうふうに私は考えておりますので、敢て長官の一考を煩わしたく考えます。
それで各会社が殆んで金融に困つて來ておるときに、石炭の支拂は一番最後になるということは、今までの自由時代には大藏大臣百も御承知のことと思うのであります。そうして今の配炭公團では重要産業の方面には前渡しをしておるやに聞いておるのであります。恐らく税金と、電氣代と石炭代が必らずこれは滯るに決つておるのであります。
○説明員(久下勝次君) お話の通りに考えておる次第でございまして、実は根本的な考え方としては先程申上げなかつたのでありますが、憲法の精神から申しましても、成るべくこうした営業につきましては、差支のない限りは営業自由の原則を取りたいというような考え方から、化粧品は單なる屆出でよいとは思うのであります。從つてその後に生ずるお話のようなその後の取締が重要なことは十分私共も承知いたしておる次第であります。
しかし辯護士という仕事は、これは典型的な自由職業でありますから、來る者は拒まず、去る者は追わずという形になることはやむを得ない。ただ収入の點おいて、あまりに在朝の法曹と差があり過ぎるということが、わが國において一つの問題であると思うのでありまして、その點については、適當に考えなければならない。
次に人権擁護局については、擁護の対象は國民の身体のみであるか、あるいは精神的恐怖をも含むかとの質疑に対し、身体の自由のみならず進んで名誉、信仰等にも及ぶものであるとの答弁がありました。
○政府委員(小笠原光壽君) この労働條件について、すでに從業員側の十分滿足の行く程度に行つておるとすれば、その説明が十分であつたのかなかつたのかというような点についてのお尋ねでございますが、逓通省が考えております改正の方式におきまして、尚從業員側と意見が違つております点は、局長の任用の問題について、全逓は特定局長の任用は文官任用令によるという意見でございますが、政府側はこの自由任用とするという点が違
又自由任用制もこれは公務員法の規定によつてその基準によつてやつて行くようになる。從來の特定局制度の内容をなしておつたそういう点を変えて行くという意味ならば、特定局制度は殆など内容が変つてしまつておる。さういうことを申上げたのでありまして、これが從來逓信省の特定局に対して持つておつた考え方であります。
そういうふうな一つの義務を負うた自由任用制の形になつておる。これが特定局制度の主だつた内容であろうと思うのです。だから特定局というこの名前が問題でなくして、この特定局制度という、この制度を形作つておるこういうふうな請負制度とか、自由任用制度とかいうことに特定局の制度の問題があるわけであります。
しかしながら御承知の通り、産業復興公團もそのねらいをもつてつくられておりますし、同時に今般近く上程をいたさんとして商工當局において準備しておりますところの中小企業庁の設置というような問題もかかる意味を大いに勘案して、単なる自由主義的な放縦な形において生産をこのまま放置しておくという考えは毛頭もつておらないのであります。
いかなる點から考えてみましても、それだから公共の福祉に反するという點については理由がないじやないか、こういうぐあいに考えます點と、もう一つの點は、この法律は住居移轉の自由と職業の自由とを兩方に掲げておりますが、私は職業の自由と住居の自由を同日に掲げてはいかぬものである、住居移轉の自由はこれは別個の觀點から立てなければならないのだ、なぜならば、憲法上におきまして居住移轉が公共の福祉に反するというのは、
○足立委員 前り戻りまして、私のお尋ね申し上げたいのは、自由の放任する場合と、このルーズな法の運用によつて轉入を許可すると、ここに差が出てくるが、その差はどれくらいのものであろうかということであります。もう一つ申し上げますと、結論的には、この法律をつくつても、これだけのルーズな扱いができるのならば、ほとんど自由轉入をさせるのと變らない結論に到達せざるを得ないのではないかということであります。
自由に放任したというのではありません。
付託事件 ○新憲法の活用に関する陳情(第二十 七号) ○戰爭犠牲者の負担公平を自由討議の 問題とすることに関する請願(第百 三十二号) ○政党法制定反対に関する陳情(第四 百三十九号) ○衆議院議員選挙法中船員不在投票制 度改正に関する陳情(第四百八十九 号) ○政党法制定反対に関する陳情(第五 百九号) ○衆議院議員選挙法中船員不在投票制 度改正に関する請願(第四百八十七 号)
——それでは、自由討議に關しては、議長の諮問にこたえまして、第一點が從來の取扱いました臨時農業生産調整法案を取扱う、それから日時は十二月四日にこれを行う、各黨の所要時間は從前各黨の持ち時間の殘餘の時間をもつてこれに充てる、こういうことに決定して御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大池事務總長 ただいまの自由討議の問題は、この前十一月十一日と十三日に緊急質問を自由討議に織り込んでお願いをしたわけであります。
○押川委員 ただいま御討論になりました社會黨竝びに自由黨の御意見を承りまして、民主黨といたしましては、自由黨の諸君の石炭國家管理法の實施に伴う準備の費用という點を除きましては、同一な意見をもつているのであります。
まず自由黨苫米地委員より提出せられました修正案につき採決をいたします。右修正案に贊成の諸君は御起立を願います。 〔贊成者起立〕
殊に先般來いわゆる産業革命なる言葉が唱えられて、あなた樣も御承知の通り東大の南原総長が今年の大学の卒業式のときに、全学生に向つて呼びかけられた言葉の中にもあるのでありまするが、本院でも先般自由討議の際に、星一君からこの話があつたと思いまするが、兎にも角にも蒸氣、電氣、かようなものの発明によつて前世紀に産業革命が行われた。
私は別に緊急食糧の臨時措置として、こういう場合には自給行為として自由に買つても差支えないのだという法律を提出して、今委員會に付託になつておりますが、一面管理局長としてそういう場合においての何らかの對策があるかどうかということを、この機會にお聽きしておきたいと思います。何とかしてもらわないと困るのです。
そのときには、國家の配給の責任者が遲配、缺配を行わないと言いつつ、それができたという現實の場合、こういうときには自由に買つても處罰しないのだ、自由取引にしなければいかぬのだという法律を、今一方にはわれわれが出しておりますが、それに對して局長の意見はどうですか、ちよつと承りたい。
ただ、ここにあげましたように、副檢事の職務に必要な学識經驗がある者、こういう一つの抽象的な制限だけをおきまして、ただいま御質問の通り、試驗に合格しない者でも、あるいは三年以上政令で定める二級官その他の公務員の職になかつた者でも自由に任用できる、こういう趣旨でございます。
○奧野政府委員 非公式に聴くのは、むろん自由だと思います。
商工省当局の意見によりますると、板ガラスは破損し易い品であつて、輸送、荷扱い等に特別の注意を要するので、特約販賣店即ち卸商の存在が必要であるが、一部の卸商のみが配給市場を独占するような行動は独占禁止法にも牴触することになるので、適者生存主義により卸商間の公正な競爭が常に行われるように運用しており、又卸商と小賣業者とは配給上正しい意味の自由競爭によつて需要者に奉仕することができるように努めておるとのことであります
また遲缺配等もかなり多いのでございますが、しかしながら一方必需の食糧の自由物價が内地、特に温暖地方に比べまして、かなり低い關係から、年間の生計費で申しますと、決してそれほどの金額は出てまいりません。全般的に見ますと、同じような生活内容をとりましても、生計費は全體としては上らないというような數字に相なるのであります。
○守田委員 私はこの法律、すなわち都會地轉入抑制緊急措置令を改正する法律案が憲法の第二十二條に「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移轉及び職業選擇の自由を有する。」といういわゆる人民の生活權を拒否するものではないという考えをもつておるのでありますが、これに對しまして當局の御説明を願いたいと存じます。
片方においては生活を拒否し、居住を拒否するという、憲法の人民の自由を蹂躙しておいて、そうして片方ではそれに對する生活の保障も職業の保障もやらないということをするならば、この法律をつくらない方がいい。けさも申しましたが、われわれは職業のある所へ居住する權利がある、また生活の高い方面へわれわれの足が向いていくというのが、われわれ人間としての生存權の當然の姿だと考えております。
○江下説明員 現在憲法で職業選擇の自由は認められております。しかしながらこれも公共の福祉に副う限りということでなくてはならぬだろうと思います。この都市轉入抑制という、もう少し別の面から見ました大きな公共的な面からは、やはりその自由も制限せられることはやむを得ないのでないかと私どもは考えております。
北海道の生計費をみますと、たしかに冬期間におきましては非常に莫大な金額が必要になりますが、食糧品の自由物價が比較的安いために、年間の生計費を通算いたしますと、それほどの金額が出てまいりません。そういつた含みがございますので、冬期間の燃料費をそのままもつてきまして計算の基礎にすることは、從來から差控えております。
付託事件 ○新憲法の活用に関する陳情(第二十 七号) ○戰爭犠牲者の負担公平を自由討議の 問題とすることに関する請願(第百 三十二号) ○國会法第三十三條第二項の議決に関 する件(労働委員会委員、斡旋員) ○政党法制定反対に関する陳情(第四 百三十九号) ○衆議院議員選挙法中船員不在投票制 度改正に関する陳情(第四百八十九 号) ○政党法制定反対に関する陳情(第五 百九号) ○議員派遣要求
むしろ國管によらずして、政府が積極的に援助の手を延べまして、特定、鉱山の特殊性に明るい練達の事業家、局員、從業者が自由闊達に却つて働いた方が能率的で、効果的ではないか、こう考えるのでございますが、こういうふうな練達の土が多数政府といたしましては得られる御予定でございましようか、その点も又お伺いいたしたいと思います。
即ち、計画経済、自由経済というものの根本的な考え方というものが、平岡さんの御質疑になつていると思うのでございますが、併し私の信ずるところによりますれば、この國家管理が施行されましたにおいても、大体從來のあり姿のままを変更することはそう多くないのでございまして、從つて書類の問題においてもその点は特に触れようと思いません。
その他の大臣諸君に逐條審議の時にですね、行つたり來たりして貰うのは甚だ氣の毒と存じまして、心易い水谷さんはもう暫くお願いするとしても、又且つその他の大臣諸君も日を決めて、何日に外の大臣がおいでになる、そのときは水谷さんは連日お疲れでしようから成るべくお休みを願うということにして、もう少し私は続けて総括論をやつて、そうして逐條に勿論入つても、逐條に限界されべきものでありませんから、いろいろ議論は諸君の自由
諮問するとすれば、何人に諮問すべか等の點は、一切内閣の自由裁量に任せ、その代り指名または任命に關しては、内閣が一切の責任を負うということにいたしました。 第三は、裁判官の任命資格の中に司法教官を加えた點でありまして、第四十一條、第四十二條及び第四十四條の改正がそれであります。
よつて本案は多數をもつて民主、自由、國協、四黨共同提案の修正案のごとく修正議決せられました。 なお本案に對する委員會報告書の作成方は、委員長に御一任願いたいと思います。御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
本案に對しさらに社會、民主、自由、國協の各黨共同提案になる修正案が提出せられております。提案者の説明を願います。石川金次郎君。