1948-06-30 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第51号
○本藤委員 酒税のことでちよつとお伺いしたいのですが、一級清酒の六百円を九百円、並びに二級酒を五百四十円を七百五十円にという高値に改訂されるのでありますが、こういう高い値段で自由に賣られるといつても、結局大衆はこれを飲むだけの経済力がないのでありますから、これに伴うところの弊害としては、どぶろくが多くなる。それからそれに準じてやみ米相場がだんだん暴騰してくる。
○本藤委員 酒税のことでちよつとお伺いしたいのですが、一級清酒の六百円を九百円、並びに二級酒を五百四十円を七百五十円にという高値に改訂されるのでありますが、こういう高い値段で自由に賣られるといつても、結局大衆はこれを飲むだけの経済力がないのでありますから、これに伴うところの弊害としては、どぶろくが多くなる。それからそれに準じてやみ米相場がだんだん暴騰してくる。
○本藤委員 そうではなくて、申請によるなり、手続によつては、全部ではなくても、一部自由にさしてはどうかというのであります。
○本藤委員 大体の御意見で一應納得できる点もあり、なおまた御研究を願いたい点もあるのでありますが、アルコールのなりアルコールの加工を、ある程度自由に許していただくとするならば、——果実以外としてはそれは主食の甘藷でありますが、甘藷というものは採收期が一時であつて、設備がないために貯藏に非常に困難しておるので、他方においてもさつまいもからあれを加工するならば、酒精なりあるいはまたあれを直接いろいろに改良
○冨吉國務大臣 お述べのごとく言論の自由、思想の自由に対して、國家権力、もしくはその他をもつて関與してならないことは、新憲法の精神でございます。さりながら今御心配のごとく、いわゆる公安を害し、公共の福祉に著しき障害を來すと考えられるものに対しましては、相当の制圧を加えなければならぬことは、まつたく御同感でございます。
一般放送局は、民間におきまして申請をして、一定の條件さえ具わつておりましたならば、自由に放送局を開設することができることになつておるのでありまするが、日本の現状におきましては、先ほどある委員から、資材その他の関係から、すぐに一般放送局がどんどん設立されるようなことはないじやないかというよな話もありましたが、私はむしろ反対の見解をもつているものでありまして、おそらく雨後のたけのこのように出てきはせぬかと
○冨吉國務大臣 一党一派一思想に対して、許可する方針であるとか、しないとかいうことを、私は申し上げる自由をもたないのでありますが、諸種の事情を勘案して、法規が書いておりまする目的のために、健全なる放送局の設置を望んで善処いたしたい、こう思います。
それが、たとえば國会なら國会としてもちろん御修正になる権限はおもちでございますから、御修正になることは一向御自由でございますが、その御修正になる動機が学士院の運動によつてはいつたので、この法律がこういうふうに修正されたという印象を與えるということは、あまりおもしろい結果を生まないのじやないか、こう申し上げたわけでありまして、実際上この覚書の精神になりまして、委員長は非常に苦しい立場かと存じます。
しかし学術のことにつきましては、この日本学術会議が各省の制肘を受けないで、独立した形において自由にその職務を行うという考えでございます。もちろん第十六條にありますように間接のものでございますから、事務局は官吏がこれを行うのでございますけれども、その職務につきましては、政府各省の制肘を受けないというような建前と考えます。
それでこの会員は有権者であれば立候補することも自由でございます。選挙運動を御自分の経費の負担でなさることについては自由になさることになるわけでございまして、その場合國でもつてそういう関係のものとして考えられますのは、立候補者は届出をしていただきたいということであります。
それは即ち裁判官が自由なる心証に基きまして、個々の事件に対しまして他の何らの制約を受けず、独自の見解に基いてその事件を審理判決するところの権能があるのであります。これに対しましては、國会と雖も容喙することを得ないということは、これは明らかなる事実であるのであります。
それでは、なぜ東大がかような態度をとつたかと申しますると、一方におきましては、憲法において國民は結社、思想、言論の自由をもつているのであります。学内においては、もちろんこの自由はいろいろな制約をこうむりまするけれども、かような自由が存在しておることは否定できないと思うのであります。また他面、かような團体について禁止をいたすということが、はたしてその目的とする効果を達することができるであろうか。
○石原登君(続) 元來國債は、自由意思によつて戰爭目的遂行に積極的に協力したものではないのであります。強制的に割当てられたものであつて、公債の消化に協力しなかつたものは、まつたく他の理由によつて行われたのであつて、公債を持つておるものが軍國主義者であるという論に至つては、実に論外であると申さなければならないのであります。
自由販賣と雖も、極力値下をすべき時期でありまして、こういうような値上にはどうしても賛成するわけには行かないのであります。
○波多野鼎君 この損害保險料率算出團体に関する法律案ですが、この提案理由の説明にもあつたのですが、業者が自治協定をやることは独占禁止法の違反になるので、併し自由競爭に委して置いたんでは困るというのでこの法律案を出したというのですが、この法律案そのものは大体業者の自治協定と同じじやないですか。その辺はどうなんですか。
○波多野鼎君 そうしますとアウトサイダーを認めることになれば、やつぱり自由競爭的なことになりますから、非常に僕は鵺的法律案じやないかと思うのですが……。
これは現在及び將來のわが産業形態において、自由公正にして非独占的な民主的協同企業態の伸張をふた葉のうちにつみとつてしまうものであつて、戰後國民経済の構造的変化に現われた好ましき民主化及び社会化の自然発展的傾向をかえつて人為的、また反動的に弊害多き過去の原始資本主義の形態に逆行せしむるものであると言つても、また過言でないと思うのであります。
ただ本法の目指すところは、そういう会社がさらにたくさん結合して、自由なる競爭を阻害するということが起らないようにすることが本法全体のねらいでございます。許容活動の範囲が狹すぎる。あるいは禁止行為の数が多すぎるというお考えのようでございますけれども、これをよく見ますと、実は正当なる事業者團体として通常なし得るということは、これに大抵含んでおります。
これをこのいわゆる私的独占禁止法によつて打建てられました現下のこの公正自由なる経済競爭態勢の上から批判いたしまして、團体として避けていただかなければならないような点が多々あるわけでございまして、これに対して第五條におきまして、ここに主眼を置きましていろいろの禁止規定が設けられたわけであります。
かくのごとく昆布は絶対的な嗜好品でありますために速やかに統制解除をなし、昆布愛好者に自由なる購賣をなさしめられますよう懇願いたします。
魚類の統制價格撤廃に関する陳情、福島縣中村町魚自由販賣全國運動本部主唱責任者加藤吉太郎提出、第四九二号。 有明海の漁業取締に関する陳情、九州各縣議会正副議長会幹事福岡縣議会議長稻員稔提出、第九〇八号。 を議題とします。專門調査員に朗読させます。
即ち從來のごとき強度の統制に基く特定の体型、資質等を標準とする強制檢査制度や、配合の統制及び種付事業の特許制度等を廃して、主として衞生的疾患について檢査を行い、その條件に適合するものに主務大臣が種畜としての証明書を交付するのでありまして、從つて種付に供用できる種牧畜の選択範囲が拡大され、且つ飼養者は自由意思により、自己の欲する種付を行い得るのであります。
それから超過供出をする量は、供出量に比べては極く僅かのものでございまするから、これは自由に供出させる、値段の点も自由に供出させるとしても、國家が調整金をお出しになる額は極く少くて済むのではないか、それだけでも政府の操作に乘るということは、そんなものを償つても余りあるのじやないかと思うのでありますが、この点について重ねて御答弁を頂きたいと思います。
○政府委員(平野善治郎君) 北村さんの御意見は、先程の御意見同樣でありまして、供出を終つた者については自由販賣を許した方が、却つて合理的だという御意見でありますが、いろいろな方面から考えまして、自由販賣を許すことは、この段階においては好ましくないと思います。
今度は型が惡くなりますと、自由勝手につくるのでありますから型の悪いものは平氣でくると思う。それで私に証明書をくださいと言うたときに、この証明書に何と書いたらよろしいか。これはどういうことになるのでありますか。この点をお伺いしておるのであります。
もつとも、この計画を立てます場合に、從來の種馬統制法のような形で、強力に統制するということを考えないで、前提として相当自由にやつていくという、現在ここに提案してありますような種畜法のような建前をもつて、種牡の供給をそういう目標でもつてやると同時に、具体的な指導において、こういうものがよろしいのだという技術指導をやる。
それから今度の法案の最も重要な特色は、要するに種付を受ける人が自由意思によつて自由選択をやる。そういうことがこの法案のねらいであります。
○政府委員(秋山龍君) 只今の小泉さんの御質問は誠に御尤もな点でございますが、実は運賃体系を本当に陸上の事業も、海運の事業も、機帆船も、自由に運賃が立てられるという状況でございますと、誠によろしいのでございますが、輸送の一番大きな分野を占めておりまする鉄道の貨物運賃が、御承知の通り物價政策その他の面から、非常な規正を受けておるわけであります。
それからかつての指導農場の処置でございますが、これは地元の関係農民の自由なる意思に任せる。そして試驗場として使いますなり、あるいは種畜放牧場とするなり、あるいは農産加工場として使うなり、何でも農民諸君の実際上の利益になるような方法で、地方々々で適切な轉換を考えてもらうということにいたしております。ただその場合に金がいるじやないかということでございますが、もとよりある程度の金は要すると思います。
○剱木政府委員 学校の教師が教場を離れて、自由研究とかいうような意味合において、生徒の学習の指導が十分でないとか、あるいはまた学校長の権威がなくて、その学校の行事に対して、いろいろまとまつた行事ができていない。今の学校の実情について、いろいろなお話をいただいたのでありますが、この点につきましては、実は私どもも率直にその事実のありますことを認めざるを得ないと考えるのでございます。
それで名誉と金とをもとに得て自由にそれを使う。その代り自分が大成したときには、義務ではなく、後進のために大きな寄附をする。こういうことを外国においてはやつておるのであります。日本もやはりそういうぐあいに、借りた金だから返すというのではなく、自分の努力と人間によつてかち得たところの権利の金である。
○政府委員(久下勝次君) 本藥事法の当然の効果としては、さようなことが直ぐ様出て來るとは申せないと思いますけれども、ただこの新らしい法案といたしまして狙つておりまする根本の考え方は、できるだけ企業の自由を尊重いたしまして、そうして而も安心のできる醫藥品、衛生材料の生産を期待いたしておりますので、さような意味合におきまして生産も復興する、その結果によつて配給の方がうまく行くというようなことを期待しておるわけでございます
個人的な行動は或いは御自由であるかも知れませんけれども、持株会社整理委員会の仕事は言うまでもなく公務でありまして、重大な我が國の経済界の大革命の後始末なり……。後始末ではない、現にその線に副うておやりになる関係各位の御健闘を祈ると同時に、そういう点につきまして細心の委員長の御注意を私は國会の名において切望して置く次第であります。
○國務大臣(鈴木義男君) その点も議論になつたのでありますが、どうも新憲法下におきましては國民の自由意思を尊重しなければなりませんので、返還を申出る者がありましたならば、これを許すことが当然であらう。これを必ずしも天皇に対する不敬になるというようなことは、考えるべきではなからう。
然るにその補充費途の問題で参りますと、現在の状況から申しますと、到底國家として幾ら國家が負担すべきか、地方で自由に教員俸給を上げますと、それは当然半額を國庫が負担するという形になりまして、到底國家財政の途がつかないというような関係から、今回のこの閣議を以ちまして定員定額制の原則が確立されたのでございます。
勤務されておりまして、そういうときには、やはり私共は勉強……学校のいろいろなことをするにしましても、多少そこに自由な時間を持つて家に帰つて勉強されてもよろしうございますし、いろいろな行動をやつてもいいと思います。あまりそこに拘束何時間として学校にいるべき時間とか、夏休とか、そういう時間を制限してしまうということは、これは非常に無理があるのじやないか。
尚この給與の問題につきまして、現在の給與制度におきまして、各府縣が自主制を以て、自由にその地方の教員の俸給を決定して行くという現在の状況におきまして、これを各地方が勝手に上げたものを、國庫において自由に、幾らでもその半額を必らず負担する、こういうことでございます状態が、これはいいのか惡いのか、これは一つ十分、私共も非常に困難な状況に逢着しておるのでございますけれども、当文教委員会におきましても、何とかその
もし自然その間において関与斡施の労をとる必要が生じました場合には、それにはいりますが、一応それは著作者及び出版社の自由に相談すべき性質のものであると考えるのであります。
(拍手)諸君、今日やみをなくするのは、まず法律制度を設けるよりも、ただちにできる手段としては、重要産業だけは統制はいたし方ないが、しからざるものは統制を撤廃し、自由明朗なる経済活動をすることである。(拍手)しかも、これによつて犠牲になり、気の毒な立場に陷るのは… 〔発言する者多し〕
○早稻田柳右エ門君(続) 配給品において二百七十一億円、合計千百二十八億円となるのでありまして、その比率は、自由販売品が七六%、配給品が二四%と相なるのであります。
○早稻田柳右エ門君 本案は、昭和二十三年度の専売益金九百四十三億円を放出確保するために、自由販売タバコとして新たに四十円の「いこい」と、三十円の「ハッピー」と、二十円の「ききよう」という刻みタバコを発売することに相なり、従来の自由販売タバコでありました「ピース」及び「朝日」を六十円及び二十円にそれぞれ値上げをなし、さらに配給タバコである「きんし」「みのり」「のぞみ」等を九円ないし十一円程度に値上げして
私は各市町村における教育行政の機関は各種の自由なる選択に委ぬべきことを提唱いたしたいのであります。米國の自治体の特色はその組織の多種多樣な点にあるのであります。同じ教育委員会、あるいは学校委員会というものもニユーヨークのそれとシカゴのそれとは構成を異にし、市の執行機関と議決機関との間に差違を存するのであります。
その理由は、われわれは憲法によつて公民としての自由を與えられておるのに、ここに立候補さえも禁止されることになることは、実にわれわれ教員に対する一つの屈辱なのであります。教育の復興とか、民主化とかいうことにほんとうに情熱を盡して教壇を死守しているところの教員を、何がゆえに立候補さえも禁止しているかということには、どうしても解せないものがあるのであります。