1963-03-20 第43回国会 参議院 本会議 第14号
もう一つ、最後に参議院の政党化の問題でありまするが、参議院はもともと第二院としての機能を持つべきだと、こういうことが言われておるのでありますが、最近のような形の政党化は、自然、衆議院の延長になり、その自主性、独立性も失なわれはせぬか、こういうふうな心配もされておるのでありますが、これもあるいは現行選挙制度そのものから生ずる当然の結果とは思われるのでありまするが、この点につきまして提案者はいかがお考えか
もう一つ、最後に参議院の政党化の問題でありまするが、参議院はもともと第二院としての機能を持つべきだと、こういうことが言われておるのでありますが、最近のような形の政党化は、自然、衆議院の延長になり、その自主性、独立性も失なわれはせぬか、こういうふうな心配もされておるのでありますが、これもあるいは現行選挙制度そのものから生ずる当然の結果とは思われるのでありまするが、この点につきまして提案者はいかがお考えか
それが自然衆議院にも反映して、労働三法あるいは行政機構改革の大法案に対しては、政府憾今国会の通過を熱望しておらぬのだ、あきらめたのだという印象を受けておる。そういうことであれば、国会の今後の運営についてもわれわれはわれわれとしての考え方があるので、この点をしつこく聞くので彫ります。
自然衆議院のほうへも御交渉を願わなければならないと思いまするが、この際にまだ時間はありまするけれども、その下心を以て取りあえず常任委員長議事の経過模様を承わつて見たいと、さように存ずる次第であります。
ただ地域代表のみによつて参議院が構成されることになれば、一体二院制度を採用する必要があるかどうかという根本の問題にも私は触れて来ようと思うのでありまして、自然衆議院と参議院との間において相牽制し合いながら憲政の発達を助長して行くという建前から行きますならば、やはり参議院は参議院としての、衆議院とはかわつた性格を持つべきだと思うのでありまして、もし持つべきだということになれば、地域代表のみによつて構成
そのことは同様に裁判所の構成についても、同じことが当嵌まるのでありまして、裁判所は衆参両院議員七名ずつを以て構成するのでありますが、その裁判所はそれぞれ五名以上出席しなければ審理及び裁判することができないという規定があるのでありまして、從つてその際には、参議院だけの裁判官が残つておつても、自然衆議院の裁判官は欠員になりますから、その間空白の時代ができる結果になるのであります。
ということになつておりますが、そこで彈劾裁判所ができておる衆議院は解散されるということになれば、自然衆議院議員である彈劾裁判所の構成員がなくなるわけですね。その間どういうようになるという初めお考えであつたか、その間の仕事はどうなるか。
各派交渉會で打合會をつくろうということが大體きまりまして、各派の間に、政黨法に關する打合會というものができまして、それでたびたび相談をいたしました結果、先ほど申上げました通りの聲明書が出て、その聲明書にも書いてあります通りに、各黨派はそれぞれの代議士會に諮つて決定をして、それでよければ特別委員會をつくるということに決定になつたわけでありますから、各派の代議士會の議を經てきまつているわけでありますから、自然衆議院