1976-10-20 第78回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
それで、瀬野委員も御存じのことと思いますが、かつて環境庁長官をしておりましたときに、自然環境保全法案を通すためにずいぶんいろいろ苦労しました。四カ月ほどぎりぎりほかの省から引っ張られまして、そうして、大分苦しんだこともございます。
それで、瀬野委員も御存じのことと思いますが、かつて環境庁長官をしておりましたときに、自然環境保全法案を通すためにずいぶんいろいろ苦労しました。四カ月ほどぎりぎりほかの省から引っ張られまして、そうして、大分苦しんだこともございます。
○松本(善)委員 私の言うのは、自然環境保全法案の附帯決議でいう「原生自然環境保全地域の指定」がされているかということを聞いておるのです。
これは昨年の自然環境保全法案のときから、これを森林法改正の中で入れようと考えておった事項でもございまして、これはもう明文化してございます。 こういうふうにいたしまして、この森林の整備の目標を示し、そしてその森林の整備の目標を実施するための基準を明らかにするということを考えているわけでございます。
○三木国務大臣 この自然環境保全法案が国会を通過するときの附帯決議、この附帯決議の個々の中にある一つの御趣旨というものは、これを体して今後の自然環境の保全をはかりたいと私は考えておるわけでございます。この附帯決議の一々について、どのようにこれを尊重するような手続をとったかということは、事務当局から説明をいたさせます。
いま御指摘のような点につきましては、今後森林法等の改正も考えまして、そういった場合については全般的な手段、環境庁の自然環境保全法案との関連もございますし、いろいろと伐採規制につきましては、もちろん補償の問題もございますので、次の森林法改正の際に十分に検討してまいりたいと、かように考えております。
自然環境保全法案につきましては、田中公害対策並びに環境保全特別委員長の御報告がございます。修正でございまして、全会一致の見込みでございますが、日本共産党が棄権されるようでございます。
また、公害対策並びに環境保全特別委員会の審査を終了する予定の自然環境保全法案、農林水産委員会の審査を終了する予定の森林法の一部を改正する法律案、逓信委員会の審査を終了する予定の飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存等に必要な資金に充てるための寄附金つき郵便葉書等の発行の特例に関する法律案の各案についても、本会議までに同委員会の審査を終了してまいりました場合には、緊急上程するに御異議ありませんか。
そういうことは、この自然環境保全法案と関係あるよりも、それ以前の問題でございます。もし何か不当なことがあれば、それは環境行政としてもまことにやりにくいことでございますから、十分に調査をいたしまして、あとでしかるべき処置もとりますし、また御返事もいたしたいと考えております。
○委員長(加藤シヅエ君) 自然環境保全法案を議題といたします。 まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。大石環境庁長官。
○田中委員長 これにて自然環境保全法案の質疑は終了いたしました。 —————————————
○田中委員長 なければ、次に、内閣提出の自然環境保全法案及びこれに対する修正案を一括して討論に付するのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに自然環境保全法案及びこれに対する修正案について採決いたします。 まず、本案に対する修正案について採決いたします。 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
自然環境保全法案は、自然環境保全の基本理念を明らかにするとともに、保全のための基本方針を策定し、原生自然環境保全地域、自然環境保全地域の指定、指定地域内における行為の規制等の措置を講ずることによって、自然環境の保全を推進しようとするものであります。
○副議長(森八三一君) この際、日程に追加して、 大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案 自然環境保全法案 (いずれも内閣提出、衆議院送付) 以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
同意を求めるの 件 日程第一 学校教育法等の一部を改正する法律 案(文教委員長提出) 食品衛生法の一部を改正する法律案(内閣提 出、参議院送付) 飛鳥地方における歴史的風土及び文化財の保存 等に必要な資金に充てるための寄付金つき郵 便葉書等の発行の特例に関する法律案(加藤 常太郎君外十五名提出) 宅地建物取引業法の一部を改正する法律案(建 設委員長提出) 自然環境保全法案
自然環境保全法案を議題といたします。
○阿部(未)委員 たくさん聞きたいことがありますけれども、約束した時間ですから質問をやめますが、いま提案をされましたこの自然環境保全法案につきまして、まだ私は——先ほど来島本委員からもたくさんの意見が述べられましたように、従来の要綱に比べてきわめて不満足なものであると思いますし、今後よりよくしていかなければならない点がたくさんあると思います。
○岡本委員 次に、この自然環境保全法案の中には、原子力発電というものの規制と申しますか、立地についてのいろいろな考え方が全然含まれておらないのでありますけれども、いま福井県あるいはまた関西電力の那智勝浦ですか、あっちのほうの計画を見ましても、そうした自然公園の中につくろうとしているわけでありますが、これについての環境庁の考え方、あるいはまたそれに対する申し入れあるいは調整というか、こういうものはできないのか
内閣提出の自然環境保全法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。大石環境庁長官。 ————————————— —————————————
たとえば、この次にお願いいたします自然環境保全法案にいたしましても、とにかく一つの役所と折衝を重ね、四カ月かかってようやく不十分なままにいま調整ができたということでございまして、それが各役所にわたる大きな法案になりますと、これはとても半年や一年ではつくれません。
自然環境保全法案は、市街地は対象としていない、日本の昔からの美しい自然を美しい状態で保っていこうという法律でございまして、決して内容的にはお互いに矛盾はしていないと考えております。
いま自然環境保全法案をおそまきながら出してくるようであります。最後になって出してくるわけですから、私たちは、熱心だというふうに理解していいのか、これはどうでもいいというふうにして出してきているのかわかりませんけれども、樹木を痛めるような現象、これは都内のいわゆる光化学スモッグによって、亜硫酸ガスだとか、こういうようなものによって相当影響があるものである。
環境庁が提出しようとしております自然環境保全法案との関連において、私はさきに述べたような点がどうなるのか、この点については、農林、環境両大臣にお伺いをしたいと思います。 また、国有林の伐採の減少に伴いまして、山元でこれらの仕事に従事していた森林労働者の仕事が減少をいたします。山村においてはかわるべき新しい仕事も少ない。
ごもっともな次第でありまして、この点につきましては、現在におきましても地元の所管の営林局長が地元の意見を十分聞いておると私は聞いておるんですけれども、今回、自然環境保全法案を近く環境庁で出したいと、かように思っておりますので、その際には、そのうちに適当な規定を入れて、いまお話しになったようなことについて注意いたしたい、かように考えております。
そういうことで自然環境保全法案も話し合いができまして、そして近く提案するようになった。環境庁長官もそれに理解を示したわけであります。そういうことが新聞にいろいろ出たものですから、何か林野庁は悪いことばかりして、乱伐ばかりしている、そういうことがよく出ておる。まことに遺憾であると思います。
○小平芳平君 そういたしますと、自然環境保全法案は、だいぶ後退した形で提出されるというふうに報道されておりますが、かりに禁猟区ということばがけしからぬというなら、禁猟区ということばは使わないにしましても、猟区制とかそういう表現を使うにいたしましても、環境庁の取り組む姿勢としては変わってないというふうに理解してよろしゅうございますか。
そういうことで、私どもも、十分に林野庁とは意見の調整あるいは理解を求める努力をいたしておりまして、その証拠として、御承知のように自然環境保全法案も、ようやく両者の合意を見まして、近く国会に提案することができる段階に来ておりますので、その点をひとつ十分にお認め願いたいと思う次第でございます。 われわれは、日本の自然を豊かに保存するためには全力をあげてまいりたいと考えております。
○政府委員(首尾木一君) 自然環境保全法案でございますが、実はまだこれは最終的には政府としてもちろんきまっておらない問題でございまして、いずれ法制局の審査を経まして閣議決定をお願いするというような段階でございますので、まだ政府部内としてそれがきまったというわけではありませんが、ただいまやつでおりますのは、環境庁案につきまして各省との間で問題を煮詰めていっているということでございます。
それから次に原生林の伐採でありますとか、あるいはそういったような鳥の生息環境についての保護の問題でございますが、これらの問題につきましては私ども自然保護という立場から、特に鳥類の保護という観点からと同時にまた全般的に自然環境の保全という考え方を推し進めたいと考えておるわけでございまして、従来の自然公園法のほかにさらに自然環境保全法案といったようなものもただいま検討をいたしておるところでございます。
このような思想について、われわれは前から同じような思想を持っておりましたので、その思想の実現の一つとして、いま世間で言われております自然環境保全法案というものをつくりまして、これを早く御審議を願いたいと思っておるわけでございますが、なかなか各行政庁間の了解がつきにくい状態でございまして、いまだに難航している状態でございます。