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158件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1975-02-12 第75回国会 衆議院 法務委員会 第1号

規制と相まって、一緒になって公害を防止するということでございますので、公害罪法を適用すればおのずからぴしゃりと公害がとまるということが本来から期待されていないし、また期待するのは無理であったわけでございまして、公害罪法をつくるときにおきましても法務省の所管ということは、これはあくまでも、こういう段階、人の健康、生命、身体に危険を生じさせるというような状態になれば、それはもう今日的な考え方からは一種自然犯

安原美穂

1974-11-14 第73回国会 参議院 法務委員会 閉会後第3号

説明員安原美穂君) 佐々木先生指摘のとおり、国家機密に関する漏示罪を今度の法制審議会の答申の刑法改正草案の中で設けておりますおもな理由は、いま御指摘のような特別職公務員処罰対象にするということが主たる目的ではなくて、国家機密秘密のうちでも高度の機密を漏らすという行為はいわゆる刑法典に盛り込むべき自然犯的な性格のものだから、機密に関してはこれは刑法典に設けようというのが主たる動機でございまして

安原美穂

1974-05-30 第72回国会 参議院 法務委員会 第15号

政府委員安原美穂君) おことばでございますが、国会議員の発言を封ずるというようなことが目的ではございませんで、あくまでも国家のいわゆる機密に類する高度の秘密は何人といえども刑罰をもって処罰するということをもって防ぐべきだということが基本でございまして、それが自然犯であるという考え方でございますが、その結果、国家公務員法の適用を受けない国会議員、それから行政府に参画されます大臣政務次官等特別職

安原美穂

1974-05-17 第72回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第5号

説明員吉永祐介君) 本法案に規定されております罪は、先生承知の、いわゆる自然犯といいますか、刑事犯というものでございまして、これに対しまして、先生指摘航空法第百四十三条、第百四十三条の二、あるいは第百四十五条というような規定の罪はいわゆる行政犯といわれているものであります。

吉永祐介

1974-05-17 第72回国会 参議院 交通安全対策特別委員会 第5号

説明員吉永祐介君) 先生がおっしゃられますとおり、モントリオール条約上の義務といたしましては、この過失規定を本案に入れる必要はないというふうなことは当然でございましょうが、結局現航空法の百三十八条以下の規定、いわゆる過失犯まで含めまして、そういう自然犯的な行為というものを今回取り出して一つ法律体系をつくるという意味においては非常にいいんではないかというふうに考えるわけでございます。

吉永祐介

1974-05-08 第72回国会 衆議院 法務委員会 第27号

というのは、私がこういうことを言うのは、あとで中村法務大臣及び安原刑事局長に伺いたいと思いますが、大統領緊急措置第四号というのは、いわゆる破廉恥犯あるいは自然犯ではないのですね。人を殺したとか爆弾を投げつけてどうこうしたとか、だれが見ても悪いということじゃなしに、法律ができて初めてそれが犯罪になるという性質のものですね。

正森成二

1974-05-08 第72回国会 衆議院 法務委員会 第27号

は存じませんが、刑法仮案当時から、やはり爆発物取締罰則改正をしようという考え方はすでにあったわけでありまするが、特段改正措置を講じなかった理由というものは、私つまびらかにいたしませんけれども、単に治守妨害罪的犯罪というだけではなくて、やはり爆発物を使用する、しかも人の身体、財産を害せんとする目的爆発物を使用するというようなことは、治安妨害罪的犯罪といいながらも、やはりこれはすでに人倫に反する自然犯

安原美穂

1974-02-27 第72回国会 衆議院 法務委員会 第10号

なお、どれだけ公害の防止に寄与しているかというお尋ねでございますけれども、実は公害罪法はいわば自然犯的なものを特にとらえようとしてつくられた法律でございますので、それに当てはまるような事案が、そう多数生起するということはむしろ想定しておらなかったわけでございますので、私どもとしましては、この法律があることによってそういうような行為が行なわれることの予防的効果は十分に果たしておるのではないかというふうに

根岸重治

1973-09-11 第71回国会 参議院 法務委員会 第20号

示罪でございまして、いわば国家公務員法一般規定であり、刑法規定はその中の特に保護するに値する機密の漏示ということでありますので、刑罰も重くなり、かつ特別規定であるという法律関係になると思いますが、そこで、どういう理由でできたかということにつきまして、私の特別部会での審議から聞いておりますところによりますと、要するにそのような程度の高い機密については、これを単なる、何と申しますか、行政犯ではなくて自然犯

安原美穂

1973-09-11 第71回国会 参議院 法務委員会 第20号

政府委員安原美穂君) 特別部会でその点の議論があったことは聞いておりませんが、私の理解するところでは、先ほどちょいと申しましたように、いわば公務員法一種行政犯とするならば、その中の程度の高いものがいわば国民全体の倫理の基準から言って反道義的な自然犯であるということに理解されるとすれば、刑法はそういう国民が全部納得する自然犯規定するものだという意味におきましては、刑罰法規としてはその体系としての

安原美穂

1973-06-06 第71回国会 衆議院 決算委員会 第14号

しかしルール違反的に考えました場合、スポーツ的に考えました場合、両方同じように違反をやっておれば同じことではないかというような安易な考え方もございまして、現実にそういう事実がありながら取り締まりもなかったというところに有権者の方々が、結局選挙違反というのは政治犯的な犯罪であって、いわゆる自然犯的な、非常に恥ずかしい犯罪でないというふうに安易に考えまして、そのためにも違反を犯して、当事者は非常に悲劇のどん

森下元晴

1973-04-04 第71回国会 衆議院 法務委員会 第15号

なお、どういう効果を発揮しておるかということでございますが、法律のたてまえは先ほど大臣からも私からも申し上げたようなことで、遺漏のないことになっておるわけでありまして、特に関係省庁の分野といたしましては、公害犯罪処罰法は御案内のとおり、何も関係行政庁の告発を待たずとも一つのいわゆる自然犯として検察庁あるいは警察がみずから捜査を開始することになる犯罪だと思いますが、いわゆるそのおそれを防止する段階であります

安原美穂

1972-05-16 第68回国会 参議院 法務委員会 第15号

それから七番目に、罰金以上の刑に処せられた者、これはもちろん沖繩を含むわけでございますが、その罰金以上の刑に処せられた者の中で、ただし、いわゆる自然犯というか、刑法爆発物取締罰則——非常に凶悪といいますか、危険な犯罪を取り締まる爆発物取締法、こういったものによって刑に処せられた者は除くわけでございますが、それ以外の罰金以上の刑に処せられている者——ただし刑法の中でも過失犯だけは除きます——こういった

笛吹亨三

1972-05-16 第68回国会 参議院 法務委員会 第15号

また、現在の選挙違反をどう考えるかという問題について考えましたけれども、率直に、まあ自然犯と同様に刑法の中に選挙違反というものが取り入れられる時代があるんではなかろうかと思います。また、現にそういう国もあるわけであります。しかし、現在まだ選挙制度そのものがほんとうに定着していない。

前尾繁三郎

1972-05-16 第68回国会 参議院 法務委員会 第15号

あなたもおっしゃっているような自然犯的なものですね、こういったものについては、私は相当きびしい態度で臨むべきだと、こういう立場で申し上げておるわけでありますが、この点につきましては、今後の検討の課題でありましょうから、議論は残しておきます。  参考のために保護局長に伺っておきたいのですが、今度のこの政令恩赦で、選挙違反事件を起こした人で救済される者は大体見込みはどのくらいありますか。

矢山有作

1972-05-12 第68回国会 参議院 本会議 第14号

委員会におきましては、過去の恩赦実施において選挙違反者を多数含ませてきた政令恩赦の運用の当否、恩赦における自然犯選挙犯との公平な取り扱いの具体的方針恩赦の意義並びに刑事政策上より見た政令恩赦個別恩赦合理性の比較、さらに最近のように政令恩赦実施がかなり前から予想され、しかもおおむね選挙違反者を救済することになるのは、選挙違反を免罪助長することになりはしないか、また、政府は今回の沖繩恩赦選挙違反

阿部憲一

1972-05-12 第68回国会 衆議院 法務委員会 第22号

いわゆる自然犯とは考えられていない。と申しまして、悪質犯罪、これはいかなる犯罪もそうでありますが、選挙違反にしましても非常にあくどいものもありますし、また軽いものもありますし、文書違反もありますし、これはそれぞれによって一がいにというわけにもまいりませんし、まだ選挙法改正につきましても、いろいろなことが議論されておる段階であります。

前尾繁三郎

1972-05-11 第68回国会 参議院 法務委員会 第13号

加瀬完君 できるだけ公平にするということになりますとね、それじゃ自然犯はどう扱いますか。選挙違反でいわゆる自然犯的な、具体的に言うならば刑法準備草案の中に規定されているような選挙違反犯罪については除外をしますか。お考えはどうですか。これはどうなるかということを聞いているんじゃない。大臣としてのお考えはどうなんです。

加瀬完

1972-05-11 第68回国会 参議院 法務委員会 第13号

刑法の中に規定されるということになれば、これは自然犯という見方が成り立ちますわね。今度の恩赦もその自然犯的なものは、これは除外すると、自然犯的でない軽度のものは救済をするというならわかる。ところが、今度の恩赦の、新聞等で伝えられているところによれば、自然犯はほとんどこれは除外しているでしょう。自然犯的な犯罪事実のもっとひどいものでも選挙関係になれば、これは全部適用するということになっているんです。

加瀬完

1972-05-10 第68回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号

門司委員 私はいまの答弁を聞きまして、大臣は非常に大きな勘違いをされているのじゃないかと思いますが、なるほど刑法の系列から現在の段階議論をすれば、あるいはそういう自然犯的なものではないという解釈が成り立つかもしれません。しかし、これは非常に大きな誤りだと思う。そこに一つ選挙法違反行為に対する大きな考え違いが出てくるのではないかと思う。

門司亮

1972-05-10 第68回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号

前尾国務大臣 選挙違反が国事犯的な観念が薄れてきて、と申しまして、私は自然犯とは違うということを申しましたのは、何も悪質であるとかないとかいう問題あるいは評価の問題ではなしに、いろいろ制度と関連しておる問題でありまして、たとえば文書違反あるいは戸別訪問、いろいろな種類があるわけであります。

前尾繁三郎

1972-05-10 第68回国会 衆議院 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号

だが、いわゆる自然犯とは違う、いろいろ制度上のことでありまして、自然犯とは多少趣を異にしているのじゃないかというふうには考えるのでありますが、いずれにしましても、私も選挙違反がよろしいという——これはもう当然犯罪でありますから、できるだけそういうことが行なわれないようにするのは当然のことだと思います。  ただいま、また罰金刑が多いというお話でありますが、もちろん罰金刑ばかりではありません。

前尾繁三郎

1972-04-21 第68回国会 参議院 法務委員会 第11号

私、昨日ですか、一昨日か申し上げました趣旨は、刑罰法規には通例この目的規定を書かないということを申し上げたわけでございますが、その場合の刑罰法規と私が言いました趣旨は、いわゆる特別法の場合でございますが、その内容がいわゆる刑事犯、それからあるいは言い方によりますと自然犯と申しておりますが、そういうものを処罰対象としてずっと書いてある規定、これは純然たる刑事規定なのでございます。

辻辰三郎

1972-04-21 第68回国会 参議院 法務委員会 第11号

そういう意味で、自然犯の最も典型的なものを集めた法典刑法典でございます。刑法典は第一条に目的も何も書いてない。これは当然一つのまあ道徳律そのものと、道徳をすなわち犯罪としたという意味のきわめて自然犯の典型的なものがこの刑法に集まっておるわけでございます。こういうものについては目的まで書く必要はないというのが従来の法律の書き方の考え方ではなかったか、かように考えておるわけでございます。

辻辰三郎