1973-07-12 第71回国会 参議院 建設委員会 第20号
今回の一斉調査の内容でございますが、さきに申しましたように、植生あるいは野性動物、地形、地質、海中自然環境等の自然環境の現況を把握するということでございまして、緑について申しますと、まず全国の詳しい植生図をつくり、これから人間による物理的破壊状況を判断いたしまして、大体全国を十段階程度の植生の自然図に分けてこれを把握していこうというような考え方でございます。
今回の一斉調査の内容でございますが、さきに申しましたように、植生あるいは野性動物、地形、地質、海中自然環境等の自然環境の現況を把握するということでございまして、緑について申しますと、まず全国の詳しい植生図をつくり、これから人間による物理的破壊状況を判断いたしまして、大体全国を十段階程度の植生の自然図に分けてこれを把握していこうというような考え方でございます。
それを、日本列島の全国土からいうときわめてわずかでございますが、幸いにもことし環境庁で、きわめてわずかな予算と、期間が短過ぎますが、二億五千万の予算を国会の先生方の御了承を得て、三木長官のほうでお取りいただきまして、それを基礎にして、単なる、目で見て見かけ上の緑から、質を押えた植物社会学的な基礎によった現存植生図と、それを基盤にした自然図の構想、あるいはそれがいま具体化していますが、これが唯一の方法