1971-09-17 第66回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
特に金曜日と申しますか、週末が近づきますと、やはりポジションをある程度きれいにしておこうという意欲が各為替市場の関係者にございますものですから、自然、取引がふくそうしておそくなることはあるわけでございます。したがいまして三時半できっちりやめるんだという規約は何にもございません。ただ慣行としてそこらあたりで取引が終わるのが通例でございます。
特に金曜日と申しますか、週末が近づきますと、やはりポジションをある程度きれいにしておこうという意欲が各為替市場の関係者にございますものですから、自然、取引がふくそうしておそくなることはあるわけでございます。したがいまして三時半できっちりやめるんだという規約は何にもございません。ただ慣行としてそこらあたりで取引が終わるのが通例でございます。
先ほど言われましたように、漁協全体の活動のあり方といったようなこともございましょうし、それから従来漁業のほうは、何と申しましてもやはり一般の銀行との関係が深いといったようなことで、貸し出しも一般銀行から受けておれば、預金もそちらのほうに自然取引銀行として持ってくるといったようなこともあって、系統利用率が低いというような関係になっておると思います。
そこで、そういう長いものを一挙にどうということもなかなかむずかしいのでありますが、銀行の資金も、自然取引の長期化ということに対処することが非常に必要ではないかということを痛感しているわけであります。現在輸出振興が私どもに課せられた大きな任務であるわけでありますが、現在のわが国の輸出金融制度では、この期待に必ずしも沿っていないという感じを強くするわけであります。
従いましてデフレ下におきまして一般の人気が衰えまして、売買の相場が下まわつて参りますれば、自然取引所における相場も下向いて参る。これが逆に、たとえば輸入為替の減少というふうなことを頭に置きまして、相場が強気になつて参りますれば、自然取引所における相場もこれを反映して参るという経済の実態が取引所に現われるというふうに考えておる次第でございます。