2015-09-15 第189回国会 参議院 環境委員会 第15号
御指摘の琵琶湖の河川環境整備事業でございますが、このマザーレイク21計画に位置付けられており、社会資本整備総合交付金等によりまして過去十年間で事業費約四十九億円、底泥のしゅんせつや、あるいは人工湖岸の再自然化等を実施をしているところでございます。この効果でございますが、滋賀県におきまして、淡水赤潮の発生日数あるいは発生水域等が減少するなどの効果を確認をしているというふうに承知をしております。
御指摘の琵琶湖の河川環境整備事業でございますが、このマザーレイク21計画に位置付けられており、社会資本整備総合交付金等によりまして過去十年間で事業費約四十九億円、底泥のしゅんせつや、あるいは人工湖岸の再自然化等を実施をしているところでございます。この効果でございますが、滋賀県におきまして、淡水赤潮の発生日数あるいは発生水域等が減少するなどの効果を確認をしているというふうに承知をしております。
言わば農業の脱自然化というのが進んで、その結果、生産も飛躍的に拡大しているわけでありますが、しかし考えてみると、農業はやっぱり自然の領域に深く関わるものでありまして、ここに地球温暖化、水の制約、植物の多様性喪失、こういう傾向が強まりますと、②と③の両方のせめぎ合いでマーケットが非常に不安定になってきている、そこに投機マネーが入って更に価格が変動するという状況になっております。
特に、河原というものは、陸にすむ動植物と、そして水にすむ動植物が入りまじる、種多様性が大変高いところでございますから、ぜひ、こういったことは、国交省との連携は必要ではあると思いますけれども、もう一度、再自然化、これを取り入れていただくことをお願いしたいと思っております。 実際に、デンマークでは、二〇〇〇年前後に河川の大規模な流域自然化事業を実施したということであります。
この色の濃いところ、ここは既に公有地化をいたしまして再自然化が進行しているところであります。 最も川の再自然化で規模の大きいものがアメリカのフロリダに見ることができます。キシミー川の自然再生でございまして、以前はこういう蛇行をしている川であった、それを直線化をした。
先ほどの例にも示しましたように、例えば河川の自然再生を考えましたときにも、実は既にそこには町があったり農地があったりするわけでございますから、それをどう再生、自然化しようかといいますと、例えば日本でいいますと、国土交通省だけでそれを進めるということは非常に難しいわけでございますし、それから地域の人たちの理解をどう得るかということが非常に大きな意味があるわけでございます。
次に、親水性ということでございますが、親水化を進めていくときに、さっきから話も出ておりますが、やはり自然との共生といいますか、あるいは自然化といいますか、そういったことも伴って効果が上がってくると思うんです。
河川の再生、こういうことで、特に再自然化ということが言われて久しいわけでございます。特に、日本の場合には非常にダムがたくさんつくられておるわけでございます。そういう意味合いにおきまして、これはある学者の論文でございますが、なぜダムをつくるか。
ドイツにおいても、河川の再自然化という課題が大きな課題になっておりまして、主流を占めることになっております。さらにフランスでは、流域協議会を中心といたしまして地方分権を徹底させ、そして国の所管する省は環境省ともなっております。
それを受けて各州が、ヘッセン州などその他の州が水法を定めて、河川の再自然化、こういうことに取り組み始めています。 それで、ドイツの場合、この水法に従って流域委員会というもの、私たちの民主党の法案も本来は流域全体をカバーする発想に立っているわけです。
米国では「ダム建設の終わり」が宣言され、フランスでは流域ごとにつくられた委員会が河川を管理するようになり、ドイツでは川の「再自然化」が目標になっている。 こういうふうに記されておるところでございます。
これから自然との共生を目標に建設省河川局が命をかけて、省の力を挙げて、自然化ということで取り組んでいく河川としてこの二つの河川をモデルケースとして想定してはいかがか。 多少とっぴな質問でございますけれども、お答えをいただきたいと思います。
現在、国土庁を中心に次期全国総合開発計画の策定が進められておりますが、昨年十二月に公表された国土審議会の計画部会報告書を拝見しますと、「人と自然との望ましい関わりの再編成」と題して、「生物の多様性の確保の視点を踏まえつつ、良好な状態に維持されてきた自然を適正に保全すること、開発地の再自然化を含め自然を積極的に回復・創出すること、また、これらをネットワーク化することにより、国土の自然の生態系としての安定
しかも、それはやはり自然になじむ、自然化という、コンクリートだけではない形のものにしていっていただきたい。これは痛切な願いがあるんで、そういう地域の活性化、そしてまた地域の人たちの遊び場所となる、そういうものをぜひつくっていただきたいと思うのですが、その取り組み、どのようにしておられるのか、ぜひお聞かせいただきたい。
河川管理の自然化の進んでいるドイツやスイスでは、河川の改修に当たってはより自然に近い河川をつくるということで川を蛇行させているようですが、我が国の今までの工法では、より直に、その上コンクリートの三面張りであれば廃棄物も汚物も閉鎖水域に直行をしてしまいます。河川自身が自分で自分の水を浄化する機能を全部奪っているようなことですから、これは続けておいでになっておるようだったら改めるべきだと思います。
○野坂委員 おたくの立場はわかったのですが、これは具体的に地下五百メーターぐらいで横穴をつくって、そこに置いておって、だんだん年数がたつに従ってこの放射能というものが少なくなって自然化する、こういうふうになるだろうと思うのですが、今から用意をされておるわけですか。
ある学者は、今日の時代を社会的自然化時代だという呼び方をしておりますが、水も自然科学で言う水ではなくて、一定の金銭を投入し、人工化した社会的な水、つまり用水、排水、治水はそのまま単なる水資源とは言えない、こういう時代ではないかと思います。その考え方によれば、水はそれぞれの地域で希少性を持っている、また用水の取得、また排水に莫大なる費用が必要となってきた。
たとえば全然公害を発生しない自動車、電気で走るような自動車、あるいは窒素酸化物に対する対策を基本的に研究するような学者グループ、あるいはいま水の処理は第二次処理まで下水道処理でやっておりますけれども、それを三次処理までやる、そして水の自然化というものを保持する、あるいはさらに新しく問題になってきて頭の痛い問題でございます廃棄物の処理技術、これはたいへんむずかしい問題でございますけれども、廃棄物の処理技術
しかもぼくは初めから言っているように、農業の振興というのを考えられて振興地域というものを指定されるなら、これはやはり農業地域的な考え方を出す必要があるのだし、都市化の面だけではなくて、もう一つの、せっかく耕地化したものがいたずらに自然化していくということを考えなければならぬ面もあるのじゃないか。そういう問題はまた別だというかもしれない。しかし、そこに最も農政の根本がある。
一つは、大臣がこの法案を提出する理由で説明しましたように、都市化並びに工業化の発展に伴いますところの端的な直接の影響としての耕地の潰廃ですね、それが一つともう一つは、非常に過疎化してきまして、そういう面からの限界耕地というものが自然化していく、畑が雑草になってしまって山になってしまっていく、あるいは植林をしていくという二つの方向から農業の場としての耕地が追い詰められているというふうに思うんですね。
ですから、許可をしない耕地がつぶれていくという、つまり限界耕地が自然化していくというやつですね。畑に雑草がはえてくる。雑草がはえるというと、隣近所にも雑草の種が入ってきてしようがない、おれのところも雑草をはやしておけということで、畑がだんだん自然化されていく。それからさらに畑が植林されていくという、逆の方向へ追い込まれているわけですね。