1948-01-23 第2回国会 参議院 本会議 第5号 強いてこれを容認すれば、事業経営は不可能となる絶対絶命の地位に追込まれて参りました結果、自然労働者側の要求に強く抵抗せざるを得ないこととなり、労働爭議が少なからず苛烈化すべき基因がここに潜在し、経営者側としては労銀引上げがたとえ止むを得ない場合でありましても、その経理上、賃金引上を生産増大とリンクせしむるか、賃金の値上を過剩人員の整理による経費切詰めと結びつけざるを得ないこととなりまして、労働者側が 森下政一