1994-11-08 第131回国会 参議院 建設委員会 第2号
「長良川下流漁協にとって、自然ふ化した仔アユが堰の影響をどれだけ受けるかは、大きな関心事で、データの提供を求めていた。」、「自然ふ化で川を下るアユは、十分な実地調査でどれだけの生存率なのかを知りだかった」。それに対して中部地建の方は、「堰からもっと離れた場所では、多くの仔アユを捕獲できている。
「長良川下流漁協にとって、自然ふ化した仔アユが堰の影響をどれだけ受けるかは、大きな関心事で、データの提供を求めていた。」、「自然ふ化で川を下るアユは、十分な実地調査でどれだけの生存率なのかを知りだかった」。それに対して中部地建の方は、「堰からもっと離れた場所では、多くの仔アユを捕獲できている。
私どもは、釧路市タンチョウヅル自然公園を訪れたのでありますが、ここは、絶滅の危機にあるタンチョウを保護するため開園されたもので、当初、タンチョウの生態が全くわからず、その研究に苦心を重ねて、ようやく自然ふ化、人工ふ化等に成功し、以来、増殖も順調に進むようになったとのことであります。このほか、国や北海道等が給餌事業及び監視事業を実施して、タンチョウの保護増殖を図っているとのことであります。
したがって、半減するとすれば、あとの二百トンというものについては、具体的に私どもが長年にわたってこの種苗の自然ふ化等を実質的にやってきておるわけであるから、これについて公団は二百トンの資源を確保するための具体的な援助をしたらどうかという話を、私は一部漁民等の間に立ってしばしばしたのだけれども、馬耳東風というか、とにかく漁業権に対して百二十七億補償したからあとは一銭も出しません、金の要ることはようやりません
自然ふ化水域にも進出して大量漁獲する。そのためには鯨の肉にゴマ油だとか米ぬかをぬりつけて、まきえをして魚を集めてとるような不法行為が年々つのるのみだ。まきえの残物が湖底に当然沈んで、湖底を汚染している。このまま認めていいのかどうか。管理の多元化のために、年々この汚染が激しくなってきている。こういうようなことをそのままにしておいていいのですか、環境庁。
それで自然ふ化と人口ふ化と両方やっておりますが、おそらく天文学的数字の人口ふ化と自然ふ化が放流されております。それがオホーツク海をのぼっていくものを全然とらせないというその仕事を、だれがやっておるかというと、政府の補助金によって漁業組合がやっているのです。その漁業組合が一匹もとらせないとは、あまりにもひどいじゃないですか。これは天理にもとりますよ。
それで全部自然ふ化と人工ふ化を政府の予算でやっているのです。それは全くおかしいじゃありませんか。そこの点はもう少し同情のある答弁をしてください。