1953-08-05 第16回国会 衆議院 外務委員会 第27号
もう一つ取締りの強化という点も考えてみまして、これは自治警並びに国警に対しまして予算的な措置も講じて、取締りの面を強化するつもりでおります。各地においてこうした協議会が逐次発足いたしまして、多少の効果をあげて来ているところもございます。米軍側もこれに応じまして、非常に積極的な態度をとつております。たとえばどこか呉の方でございましたか、立入りを禁止いたしているところもございます。
もう一つ取締りの強化という点も考えてみまして、これは自治警並びに国警に対しまして予算的な措置も講じて、取締りの面を強化するつもりでおります。各地においてこうした協議会が逐次発足いたしまして、多少の効果をあげて来ているところもございます。米軍側もこれに応じまして、非常に積極的な態度をとつております。たとえばどこか呉の方でございましたか、立入りを禁止いたしているところもございます。
そこで一番の問題は、現存の国警、自治警並びに法務府所管の特審局、これらの関係を極めて密接に連絡調整をして行きます。殊に今国警本部で持つております各施設、即ち通信その他万般の施設の拡充強化をいたしまして、そうして一面に又警察官の訓練、教育、これに重点を注いで行きまして、人的方面と施設の方面と両々相待つてこの三新互いに連絡調整をすることが差当りの問題として一番いいのじやないか、こう考えております。
それが現在でも自治警並びに国警合せて十二万五千人、数においては決して少くございません。治安の情勢から見て云々ということを言つておりますけれども、これは先に警察予備隊も生れておるのでおります。従いましてこれだけの数を持つておる警察が治安の必要上、なお増員しなければならないとすることは、法務総裁以下、国警長官以下みずから警察の無能なることを天下に声明することを意味するものでございます。
○梨木委員 ところでわれわれが始終――国警と自治警並びに警察官自体の問題なんでありますが、関連しますからこの際伺つておきたいのですが、いろいろな人権を侵害される場合、あなたはどこの警察で何という名前ですかと聞いても言わないのであります。