2015-08-27 第189回国会 衆議院 総務委員会 第18号
そこで、大臣にお伺いしたいんですけれども、自治体監査のあり方についての大臣のお考えと、専門性、独立性を担保した自治体監査制度の確立に向けてどう取り組んでいくのか、お伺いします。
そこで、大臣にお伺いしたいんですけれども、自治体監査のあり方についての大臣のお考えと、専門性、独立性を担保した自治体監査制度の確立に向けてどう取り組んでいくのか、お伺いします。
当時は、自治体OBなどで自治体監査制度を運用していたんですよ。ところが、そのもとでも官官接待や空出張や裏金づくりなどの不正が次々出る。そして、明るみに出ている腐敗事件は、監査委員のイニシアチブじゃなくて、市民オンブズマンとか情報公開要求、住民監査請求によってほとんど明らかになってきたんですね。これでいいだろうかという議論になった。
したがって、自治体監査制度の形骸化がなぜ広がっているのか、その原因、背景を探るには、そうした監査事務局の公金不正支出の実態もえぐって、その土壌を一掃するということ抜きには対応できないはずであります。その点ではいかにも心もとない自治省の対応だ、答弁だと言わざるを得ないわけであります。 事務当局に聞いていては話になりません。大臣にお聞きします。
第六としては、地方自治体監査制度のあり方です。 権限が大きく地方に移譲されると、汚職が地方に蔓延することを危惧する声があります。内部監査も自治体職員のOBであったり、地方議会も総与党化してそのチェック機能を十分果たせない現実のもと、外部監査制度、いわゆるオンブズマン制度についても十分論議し、指針を示していただきたいと存じます。