1980-11-07 第93回国会 衆議院 本会議 第13号
自民党憲法調査会では、現憲法は国民に定着していないとしておりますが、総理は、現憲法の定着度をどのように認識しているのか、また、調査会での改正点は憲法第九条にその重点があると言われていますが、第二次世界大戦を経験された総理はどのようなお考えをお持ちか、さらに、第九条に問題があると考えるならば、総理の言う平和主義と、自民党政綱で擁護するとする平和主義とはどのように違うのか、明らかにしていただきたいと思うのであります
自民党憲法調査会では、現憲法は国民に定着していないとしておりますが、総理は、現憲法の定着度をどのように認識しているのか、また、調査会での改正点は憲法第九条にその重点があると言われていますが、第二次世界大戦を経験された総理はどのようなお考えをお持ちか、さらに、第九条に問題があると考えるならば、総理の言う平和主義と、自民党政綱で擁護するとする平和主義とはどのように違うのか、明らかにしていただきたいと思うのであります
憲法改正が自民党政綱に明記されたこと、財政困難、福祉切り捨てを言いながら、一兆五千億円を超える自衛隊予算が計上されたこと、国民生活のすみずみまで規制する刑法の全面的改悪、小選挙区制の実施、天皇及び総理の靖国神社参拝、教師の主任制度化とスト権ストに対する政府の対応ぶりにそのことは露骨にあらわれております。