1952-01-25 第13回国会 衆議院 本会議 第7号
これが自由党の政権をとつて以来の政策の結果だと自己礼讃をいたしておりますが、国民経済は、決して政府の言うごとき、そういうふうな好転を示しておるのではありません。(拍手)特に中小企業、農民及び勤労者の生活内容をごらんなさい。積年の自由放任経済のために疲弊困憊の極に達しておるではありませんか。政府の言う復興とは、はたして一部の階層が多くの人々を踏台にして繁栄をほしいままにすることでありましようか。
これが自由党の政権をとつて以来の政策の結果だと自己礼讃をいたしておりますが、国民経済は、決して政府の言うごとき、そういうふうな好転を示しておるのではありません。(拍手)特に中小企業、農民及び勤労者の生活内容をごらんなさい。積年の自由放任経済のために疲弊困憊の極に達しておるではありませんか。政府の言う復興とは、はたして一部の階層が多くの人々を踏台にして繁栄をほしいままにすることでありましようか。
池田大蔵大臣は手離しの自己礼讃をされておる。いずれ予算或いは大蔵等の委員会におきまして我が党の委員より詳細なる質疑は行いますが、予算に関連し吉田内閣の経済自立根本方針につき以下若干お尋ねをいたしたいと思います。 第一に、二十六年度の予算は昨年の同月を基準にして組まれたかお尋ねしたのであります。