1965-06-01 第48回国会 衆議院 法務委員会 第32号
○津田政府委員 この起訴状には、先ほど一部読み上げましたとおりでありますが、通知預金証書を受け取る際は、本日午後には日銀小切手か預金小切手か現金で三十億円を預金するが、とりあえず北海道拓殖銀行築地支店あての自己振り出しの小切手で通知預金証書を交付されたい、こういうことを言っておる。
○津田政府委員 この起訴状には、先ほど一部読み上げましたとおりでありますが、通知預金証書を受け取る際は、本日午後には日銀小切手か預金小切手か現金で三十億円を預金するが、とりあえず北海道拓殖銀行築地支店あての自己振り出しの小切手で通知預金証書を交付されたい、こういうことを言っておる。
株式会社三菱銀行長原支店より通知預金証書を騙取しようと企て、昭和三十九年十月十六日及び同月十七日の二回にわたり、真実は右自由民主党の資金を預け入れる能力もないのに、これあるかのように装い、右長原支店長稲野佐一郎らに対し、右自由民主党の資金を預け入れる旨通知した上、さらに同月十九日右の長原支店次長菅原順平らに対し、本日午後には日銀小切手か預金小切手か、現金で三十億円預金するが、とりあえず北海道拓殖銀行築地支店あての自己振り出し
若干食い違いがあるのではないかと思われる点は、吹原が自己振り出しの小切手で、通知預金証書十億円一通と二十億円一通を取った。この小切手を当日交換に回すといったら、待ってくれと言われた。あなたの検査の結果、吹原から長原支店長が無効であるという念書を取りましたのはいつになりますか。
○中村参考人 先ほど申しましたように、後刻、日銀小切手、また現金に準ずる小切手を渡すから、それまでの間、かりにこれでもって預かっておいてくれという自己振り出しの小切手を預かったことは、先ほど申し上げたとおりでございます。
○中村参考人 長原支店長が預金証書受け渡しのときには、繰り返し申しておりますように、預かりましたものは北海道拓殖銀行築地支店の自己振り出しの小切手である。それを預かりましただけで、後刻日銀小切手または銀行保証小切手を渡すからといっただけでございまして、大和銀行ということは一切出ておりません。そういうふうに報告を受けております。
○中村参考人 一応裏づけと申しますと、自己振り出しの三十億の小切手を、これは後刻、先ほど申しましたような手形を渡すまでのいわば預かりというような意味合いで、これをちょっと預かっておいてくれという意味で裏づけと申せるかとも思いますが、三十億の吹原個人振り出しの小切手を預かっております。
ついては、これは預金がないということでありますが、それなら振り出した小切手、自己振り出しの小切手、これはどこの銀行から——三菱銀行から出すことになっておったのか、またその小切手をどこの銀行が保証したのか、また裏書き人はだれであるのか、この点をお調べいただきたいと思うのでありますが、その点いかがでありましょう。
森脇証人 昨年の十二月二十五日に古荘頭取が自己振り出しの一千万円の手形を発行、その期間は満一カ月でありました。それは、銀座の東日貿易株式会社の社長久保正雄のところによって月一割の利息をマイナスして、九百万円の現金を受け取っているということは事実であります。
○森脇証人 昨年の十二月二十五日に、古荘頭取が自己振り出しの一千万の手形を発行し、その期間は満一ヵ月でありました。それは、銀座の東日貿易株式会社の社長久保正雄のところによって月一割の利息をマイナスして、九百万円の現金を受け取っているということは真実であります。