1950-12-06 第9回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
もちろん退所のできる者が同病者に病床を譲りますことは、道義上当然ではありますが、自宅療養制度並びに後保護制度が確立されていないときに、このような方針を一律に強化するならば、再発、悪化によりますところの悪循環を助成し、少からぬ歳月と多額の療養費をむだにいたし、社会的負担を増大させる結果となるのであります。
もちろん退所のできる者が同病者に病床を譲りますことは、道義上当然ではありますが、自宅療養制度並びに後保護制度が確立されていないときに、このような方針を一律に強化するならば、再発、悪化によりますところの悪循環を助成し、少からぬ歳月と多額の療養費をむだにいたし、社会的負担を増大させる結果となるのであります。