2002-07-18 第154回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
以降、半壊も加えたり保険金額を増額しようというような声があって、一九七九年に、自動附帯という言葉を専門で使っていますが、義務ですね、この原則が望ましいということだけれども、任意加入にした。それで、翌年の八〇年の七月に制度改定をしまして、損害対象や保険金が増額された。要するに、地震保険加入は加入者の判断であると。
以降、半壊も加えたり保険金額を増額しようというような声があって、一九七九年に、自動附帯という言葉を専門で使っていますが、義務ですね、この原則が望ましいということだけれども、任意加入にした。それで、翌年の八〇年の七月に制度改定をしまして、損害対象や保険金が増額された。要するに、地震保険加入は加入者の判断であると。
この地震保険に関しましては、発足当初は、住宅店舗総合保険等の火災保険に自動的に附帯するという制度となっておりましたけれども、昭和五十五年の改正におきまして、加入するか否かについては本人の意思を尊重するという現在の原則自動附帯という方法に改められたという経緯がございます。それ以降若干普及率が下がってきたという経緯がございます。
したがいまして、火災保険契約自体は基本的に原則自動附帯ということになっておりまして、契約者の方がみずからの意思で地震保険に入られないということを意思表示されまして押印されますと、そこは地震保険に加入されないということでございますが、結果といたしまして兵庫県の場合、地震保険の普及率が大変低くなっていたということでございます。
なお、他人の車で事故を起こした場合の担保と いたしまして、大部分の自家用車は他車運転危険担保特約、これが対人、対物賠償責任保険に自動附帯をされておるわけでございますが、この場合、まず事故を起こした車に付保されております対人、対物賠償責任保険が優先されるということになっておりますので、委員御指摘のように事故を起こした運転者の保険に関してはメリ・デメが働かない場合があると考えられるわけでございます。
そのほかのものといたしましては、車両に損害が生じた場合に支払われます車両保険、それと自動車に搭乗中に死傷した場合に支払われます搭乗者傷害保険、また自損事故によりまして自賠責保険の対象外となった場合に支払われます自損事故保険、これは対人賠償責任保険に自動附帯されているものでございます。
それから契約者が、特にこれから自動附帯ということになりますと、知らないうちに入ってしまう。知らないうちに入るというか、それが非常に保険料が高い、そういうことがございまして、非常にこれからもめるのではないか。
○松尾政府委員 半損が担保されたことによって当然その支払うべき保険金額がふくれるのではないかというのはごもっともな御疑問であろうかと思うのでございますが、現在の契約の相当部分と申しますか、件数で申しますと五百三十万件ばかりのうち四百万件というのが住宅総合保険等の自動附帯によるものでございます。
○松尾政府委員 原則自動附帯の原則の意味は、先ほどもちょっと申し上げましたように、黙っておれば附帯されるものを、自分は地震保険については入らないという意思表示をすることによって地震保険を付加しないことができるということでございます。
○沢田委員 それから、いままでは住宅総合保険と長期総合保険は自動附帯でありました。今後はこれも全部任意的になる、こう解してよろしいですか。いいですね、そういうことですね。
住宅総合保険とか店舗総合保険と言われますいろいろな危険を全部パッケージにしました保険がございますが、これにつきましては、地震保険がその中に組み入れられておりますので、これは文字どおり自動附帯と申しますか、その保険に入ることによって地震保険に自動的に入っていかれるものであります。それから長期性の、長期総合保険というような弔のにつきましては、これは現在、原則自動附帯という方法をとっております。