1992-02-26 第123回国会 衆議院 運輸委員会 第2号
○井山政府委員 方向優先てこと申しますのは、単線自動信号区間におきまして特に列車のおくれなどが出ましたときに、それを早く回復させるためにどちらかの列車を優先的に通してやるということの信号システムでございまして、単線自動区間では非常に普及しているものでございます。
○井山政府委員 方向優先てこと申しますのは、単線自動信号区間におきまして特に列車のおくれなどが出ましたときに、それを早く回復させるためにどちらかの列車を優先的に通してやるということの信号システムでございまして、単線自動区間では非常に普及しているものでございます。
また自動信号区間は、現在もっぱら幹線に次ぐ線をやっておりますが、これが四十六年度末には約一万二千キロというふうに伸びてまいりまして、全体の六〇%が自動信号になります。したがいまして、これができますと、駅の取り扱いの間違いによる事故が非常に減ってくるということが期待されるわけでございます。
私どもも非常に心配になったものでございますから、決してああいう——ことにあの区間は非常に列車回数が多いところでございまして、たとえ支線でございましても、その点につきましてはどうしても自動信号にすることが第一であるということで、今度の第三次長期計画の中にはやはり自動信号区間をもう少しふやすべきだ、大体いままでは支線筋はあまり入れませんでしたけれども、支線筋でも列車回数の多いところは自動信号にしたい。
自動信号区間であれば三位式の色灯式のもの、それから単線区間等では自動信号もございますし、それから普通のいわゆる閉塞、何といいますか、色灯式の場合もあるし、あるいは腕木式の場合もございますが、東海道新幹線は、きょうごらんになったとおりで、線路には何も信号らしいものはございません。これはすべてATCという関係で、全部車内にあらわれるようになっております。
現在この傷を発見をしておりますのは、巡回員が発見しております場合と、それから自動信号区間につきましては、軌条が折損をいたしますと信号電流が流れなくなりますので、信号機の不良という点から発見されるというような点から、事前にほとんどが発見をされております。
それで、この実施事項の第一番目の車内警報装置の設置ということにつきましては、これは戦前から研究しておりました自動信号区間の軌道回路に電流を流す、いわゆる自動信号区間に採用しようということで、いわゆる自動列車制御までいけるようなものにするための、いわゆる連続コード方式車内警報装置、これを主要幹線について考える、それから通勤電車運転区間については点制御式の警報機をつける、それから電車運転区間は、御承知のように
もう一つは、これは今後当面の事故対策として、これに対して対向列車をどういうふうに防ぎとめるかということは、あらゆる角度から検討していかなければならないのではないかと思いますが、一つには、自動信号区間でありますと、線路の短絡――ただいま踏切でやっておりますようなものを、もしも確実にできる方法がありましたら、そういうことで防げるではないか、こういうふうなあらゆる角度から、今後ともこの可能性について検討し
○小倉説明員 実は信号の事故でございませんでしたので、詳しいことは私承知しておりませんでしたが、多分あそこは自動信号区間だと考えております。それで軌条の折損等の事故がときどきございます。
ただ支線区のような自動信号区間でない線区につきましては、線区を指定して、省略をしてもよろしいということを通達いたしております。
列車乗務員が、いわゆる信号雷管あるいは発煙信号あるいは手振りあるいは時刻表、こういうものを持つて乗らない、それによるところの危険さというものは、鉄道職員自体も、たとえば運転なり運輸に関係しておられる以外の者は、あまりぴんと来ないのでありますが、しかしながら、少くとも運転関係に従事しているところのわれわれが、自動信号区間を携帯品なしで走るということは、人命、財産を安全に、正確に、迅速に輸送する至上命令
それから自動信号区間におきましてはセメントの遊離アルカリのために電流が流れて、そのために信号機の色がかわる。これは安全サイドにかわるのでありますが、電流がたくさん流れますれば信号が赤になつてしまう。それから鉄筋が中に入つて犬くぎでとめておりますから、それがやはり製作が悪くて鉄筋に触れますと左右のレールが電気的に短絡されまして、やはり信号機の色がかわる。そういう問題があるのであります。
それからもう一つ、信号の中止という問題がありましたが、これは自動信号区間だけの問題でありまして、先程四トン以上のところの信号区間に二人乘務を止めたというお話でしたが、これは間違いで、四トン以下の話だと思いますが、四トン以上のところでは今でも二人乘務をいたしております。
又実は全面的に機関士が余剩がありまして機関助士が足りない、それは関係方面の指示によりまして、從來ずつと七名以上であつた機関助士を一つきの二名乘務にしたらということから來ておるのでありますが、ロードがそんなに重くないところで信号注視の責任は自動信号区間の保安度の高いところであるならば、必ずしも二人は要らない。