1947-11-21 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第37号
ところが向う側といたしましては初めの要求通り、この案は政府の責任においてやつてもらうのであつて、自分の方から具體的に案を示すわけにいかない。あくまで初めの案でよろしい。こういうのが委員の公式な態度でありました。
ところが向う側といたしましては初めの要求通り、この案は政府の責任においてやつてもらうのであつて、自分の方から具體的に案を示すわけにいかない。あくまで初めの案でよろしい。こういうのが委員の公式な態度でありました。
もちろんその場合に、持株の方でとつた措置でもつて獨禁法に觸れるものはなくなつてしもうとか、獨禁法でとつた措置は排除法でとる措置は必要がなくなつてしもうということになりますれば、あとに殘つた公正取引委員會なり持株會社整理委員會は、何ら措置をとりませんが、前に他の委員會が一應の措置をとつたが、しかしなおかつ自分の方の法律に照らせば、とつた後の状態から照らして、まだある一部の措置をとらなければならないという
しかし本來の指令の決定は、持株會社整理委員會の方でやつたわけでございますから、公正取引委員會の方でそれを全部自分の勝手にきめるわけにいかなくて、公正取引委員會は、一應窓口的なやり方をして——一應獨自的な意見はもちましようが、持株會社整理委員會が本來自分の出したものでありますから、持株會社整理委員會の判斷を聽いてやるというふうな考え方になつております。
もう一つは府縣のブロツクでありまして私は愛知縣でございますけれども、愛知縣から岐阜縣に貰いたいと思いましても、自分の府縣には出しますが、なかなか他の府縣には出さない。却つて遠方の方から入つて來る、こういうような状態であります。こういう点に対して、近いところがありましたならば、汽車でなくていわゆるトラツク輸送などにつきましてはどういうお考えを持つていらつしやいますか。
三すくみも四すくみもしておつたのですが、現在は會計檢査院法において自分で定員をつくることになりましたので、定員をつくる官制の面が獨立したわけであります。さらに官吏の任命についても、形式だけは内閣に任命してもらつておりますが、内閣は會計檢査院の指名する通りに任命することになつておりまして、人事權も獨立したわけであります。
「婚姻においては、單に自分のためだけでなく、他人のためにも約束する、人は正にこれから生ぜしめんとする新家庭の保護者となることを約する。人は國家のために約し又人類一般のために約する」「公ということが従つて常に婚姻の問題の一部を成す。……故に夫婦問の契約は他のいかなる契約にも類似していない。」こういうふうに述べておるのであります。
お母さんが死ぬ思いで私を一人前にまで育てて來てくれたのだと言つて、立派な男子の方が、又秀れたお母さんが、自分の母親のこの苦労の昔話しをされながら、自分はその母のために今日があるのだということをおつしやる方が決して少くないのでございます。こういう場合もあるのでございます。
その女中さんは、自分の婚約者の写眞を持つて来て、いろいろ話をして聽かせますので、「なぜ早く結婚をしないか」と尋ねましたら、「彼氏は目下結婚に要する費用及び結婚後直ちに破綻を來さないように経済的の準備をしており、自分は家庭生活に必要な材料を整えておる。」
私がここでこの問題について一々御説明を求めても、御答辯も一理あると思いますが、ただ一つ殘念に思いますことは、主としてこの法案がアメリカ警察制度を取入れえて立案なさつたという御答辯が先ほどあつたと思いますが、私がアメリカの有力なるお方から直接聴いた話によりますと、その方はまことに適切な批評をなさいまして、あながち自分の國の警察制度が、世界に冠絶した警察制度ではないということを自分もよく知つておる。
かわつた場合に、この總理大臣が委員たるに適しない非行があつたと認めた場合であるならば、議會に諮つて自分の與黨が多數であるから、これを全部でも罷免ができるかどうか、この點が非常に疑問になると思うのであります。この點についてどういう御見解をもつていられるか、ひとつ伺いたいと思います。
自分の區域内にあるものだけは、自治體警察がもつ。從つてどれが中軸であり、どれが支線であるかはおのずから明瞭であろうと思います。その意味を申し上げたのであります。
この四十六條の三項は、若干難解なことを書いてありますが、市町村区域の定員は、その市町村が自分の責任において決めるということを先ず最初にいつております。併しながらこの定員総数は九万五千を超えてはならないわけであります。これは将来この市町村が殖えました場合、或いは人口が殖えました場合に問題なんでございますが、一應は当分の間は九万五千名を以て市町村警察の定員総数とするということを規定しております。
警察長は管区本部長が任免いたし、各自自分の部下を任免するということになるわけであります。尚この第一項の但書に「但し、基礎的な警察訓練の過程を経ない者は、これを國家地方警察の勤務につけることができない。」
これは公務員法によりまする官吏の自分の分け方とは別個な警察官に限りまして、いわば國家公務員法の特別法的な意味におきましての範囲を決めたのでありまして、これによりまして更にこれを何何事務官というような名称を附さないで、これを以て身分を現わすというようにいたしたい、かように考えておる次第であります。
自分だけ抜けがけの功名式に物を買うというようなことをしないような、道義が徹底しておる國においては、經濟對策も非常にやりよいと思うのでありますが、遺憾ながらわが國におきましては、そういう道義心が十分に發達しておりませんために、政府があらゆる施策をいたしますにもかかわらず、その裏をくぐり、その裏をくぐるという傾向が強いために、政策が十分に效を奏さないことは、遺憾に存ずるのであります。
それは実は貯蓄奬励の場合なんかにおきましても、的確に從事員が資金運用の実情を掴んでいなければ、現在のように一般の民心が或る程度経済的に非常に自覚が高まつて來まして、自分の貯金による利益ということと、一方においてはこういう大きな庶民階級の零細な蓄積された資本というものが、どういうふうな経済面の有効な部分に使われているかというようなことについて相当な関心を持つように自覚が高まつて來ている。
○藤田芳雄君 実は巷間郵便貯金を出し入れしまして、そうして帳面が変つたりなんかすると、何も自分の方でも分らないので、利子も何も附いておらないが、どうなるのだろう、この前の貯金がずつと継続してやつて來たものが、出し入れされて帳面が変ると、前のものが何もないのでどうなるだろうということを盛んに聽かれますので、勿論それは原簿の方に載つておるでしようから、間違いはないと思いますけれども、貯金者には非常な不安
自村の西志布志村の役場の所までは、一里半ありまして、ここは徒歩以外にないのでありますから、自分の村の役場の近くの郵便局よりも、二里あるいは三里あつても、鐡道の便による他村の郵便局で用を足すというのがこの伊崎田の實情であります。かようなことから、ぜひ伊崎田の、この山ノ口という國民学校のあります所へ、郵便局を設置していただきたいというのが村人たちの多年のお願いでもあります。
地主で自分の土地を買収されることを好まない人は故意に郵便物を受取らないのですが、そういう場合には、法文としては、公害によつて同じ處置をするというようなこともありますけれども、何とか郵便を受取らせる方法があるかということを参考までにお聽きしておきたい。
まあ私どもは下僚に命じまして、決して立案者の體面とか、そういうものにこだわらずに、丁度一度起訴した檢事が、なんでもかんでも有罪にしなければ承知せんというようなことは、これは惡風だと思うのでありまして、檢事などにも訓示をいたしまして自分の起訴した事件が無罪になつても喜ぶべきであつて、決して悲しむべきことではなく、又それが成績に關するというような考え方は捨てなければならんということを申しておるようなわけでありまして
もちろん米の籍を移して、別に米を五升ないし八升もつて行つて、なおかつ千圓とか千五百圓の賄料が徴收されるということを、われわれは自分の身近かに痛感しておるのであります。そういうことからしまして、私はビルデイングの貸室の權利あるいは貸付料の面において、今御説のことは、實際とかけ離れておるというように體驗しておるのであります。
○川村公述人 税務調査委員會の制度は、知人とか、あるいは自分の勢力範圍のある方は、大體税務署の提案しましたる金額に對して相當交渉しまして引下げをやつておりましたが、それで少々税務署が無理しまして、前年よりも引上げておりましても、中にはいつておりまして、間々こういうことになつている、仕方がない異議の申立をしなさるなと申しますと、納税者は仕方がないわというので税務署に異議を申し立てずに濟んだような場合もあるのであります
それもどうも税金をとられる方で、自分だけの狹い視野から申し上げるようになりますので、大變自分勝手のように思いますけれども、やはりひしひしと迫るものは、やはり自分の身に迫つてくるもので、人間としてどうも痛切に感ずするものですから、そういう意味で、自分だけの勝手なお話をお許し願いたいと思います。ただその中からちよつとくみとつていただけますことがございましたら、よろしくお取上げを願いたいと思います。
○政府委員(佐藤達夫君) 松嶋委員の主観的というお言葉をちよつと取違えておりましたが、今あとのお言葉で分りましたが、即ちこの利益を侵害されたいわゆる被害者が、自分の受けた処分はこの集中排除法の違反で、即ち公共の利益のためという域を逸脱したということであつたら固より可能でありまして、先程申しましたように、あとの判定はこれは裁判所の判定に俟つより外はない、こういうことになつております。
そのときに私の考えたことは、成る程スイスの風光は非常に立派であるけれども、これは我が日本の國に比較すれば、むしろ日本の方が風光がスイスに優つておると自分は見る、ただスイスは湖と山とによつて、それに人工を加えて非常に清潔にし、ホテルが立派であり、サーヴイスが行届いており、土産物等も十分に備わつておる、これがために世界の旅客がここに來て、思う存分に滯在をして、金を落して歸つて行く。
逆に地主は自分たちの利益舊態依然であるというような觀點から、この司法關係によるところの小作調停法によつてやつていこうという考えから、かような小作調停法をしきりに利用するという點があるのであります。
引揚者によつては十二萬くらいおるというようなことを傳える人もありますが、これはいずれも総合的な数字というものは、ただいまのところでは集めにくい状況で、いずれもハルピンならハルピンの自分の目の届く限りを大ざつぱに踏んだ数字、そのようなものが各地から集まつたものを合計して出てくるのでありまして、結局推定にならざるを得ないのであります。
それから続けて……どうも私は自分の独善的の考え方ですが、どうも一体このアメリカ式のいわゆる警察制度と申しましようか、これを取上げて來たかのごとく思いまするので、この観念から申しますれば、自治体警察というか、自治体に少くも委任事務にせよ、固有事務にせよ委せました根本の考え方は、やはり今も固有事務であると政府は御説明ですが、全く固有事務であるというような理念に出発して、アメリカの警察は行われておるのだろうと
それで東京都を除きまして知事が自分の管轄区域内におきまして、國家地方警察の事務を分担いたしますことはこれはもうよく分つておりますが、百四十六條の方の適用は当然あることと存じておりますが、これはその通りだというお答えをしました。
○鈴木直人君 自治体警察が國家事務であるか、自治体本來の事務であるかということについて、それは先般私も意見を述べまして、これは自治体本來のものである、それから又それ以外の市町村においても、自治体自身が警察を管理する主体ではあるけれども、自分ではやれないからまあ國家にやつて貰うのだというようなふうに、解釈した方がいいのじやないかという意見を述べたのでありますけれども、これについてはやや異つた御意見でありました
もう一つは、自分の子息を失つて、老後氣の毒な状態で生活しておる、いわゆる戰死者の遺族、又は夫を失つて子供を擁しながら、悲痛に生活しておる戰死者の未亡人の遺族こういう者も一つの公務者として考える場合においては恩給法の対象になるのではないか。これに対して現在の恩給法を改正して、その悲痛なる人たちに対して相当の恩給の付與をお考えになつておるかどうか。
そうしますれば自分の安住の家を得ることになりますから、厚生上にも利益のあることだと思います。しかし先ほど來申し上げましたように、無理に賣るという考えは毛頭ないのでありますから、賣れない場合にはさらに第二段の方法を考えるよりほかないと思います。そのときには政府がこれを肩代りするとか、その他の方法を考えるよりほかに途がないのであります。
近時どうも國民の考え方が、悪の面ばかりを見まして、その面に自分たちの生活を結びつけていこうとする。たとえて言いますならば、何かやみ屋がもうかる。その不當なもうけの中で不當な生活をする。その面をすべての人が見てそれを今日の日本の生活だ、こういうような見方をする面があるのではないか。私はこれを非常に殘念に思う。私は今日勤勞者がやつているところの最低生活、これは正しい日本の生活である。
もちろんあるいは戰爭のために自分の子供を失い、自分の夫を失つた人々對する考慮をどうするのかという點になりますと、もう一言もありませんが、そういう問題は例外的な問題としてここに取上げますのにはなはだ不適當と思いますので、その點は、しばらく論外におきまして、非戰災者に對して特別の課税を行うということは、今日の情勢といたしましてやむを得ないことではないかと思うのでございます。
○中村公述人 今御質問になりました國民所得の推定でありますが、その數字をどういうふうに計算したかということでありますが、率直に申しますと、自分はそういう專門的な者ではありませんので、ただ政府の各大臣が演説せられる内容とか、あるいは大藏省でいろいろ參考資料を出していられる。その點から九千億という數字をうのみにしておるので、その内容をこまかく御説明申し上げることは不可能であります。