1950-05-01 第7回国会 参議院 本会議 第49号
政府の提案の理由といたしますところは、地方自治の確立を企図するシヤウプ使節団の勧告の趣旨に鑑み、地方税財政制度の根本的改革に際し、国が補助金、負担金を通じて行う自治干渉乃至中央支配の途を排除し、地方公共団体の自主的権能を尊重しつつ、従来の財政的均衡化の方式に画期的な変更を加えると共に、総合的な地方財政調整の徹底を期し、地方税制の改革を相俟つて、地方行政の計画的運営と地方団体の独立性を強化することを目途
政府の提案の理由といたしますところは、地方自治の確立を企図するシヤウプ使節団の勧告の趣旨に鑑み、地方税財政制度の根本的改革に際し、国が補助金、負担金を通じて行う自治干渉乃至中央支配の途を排除し、地方公共団体の自主的権能を尊重しつつ、従来の財政的均衡化の方式に画期的な変更を加えると共に、総合的な地方財政調整の徹底を期し、地方税制の改革を相俟つて、地方行政の計画的運営と地方団体の独立性を強化することを目途
同法第二百八十三條及び同法附則十七條によつて、市と同様の権能を付與されているのでありますが、現行地方税法は、その第一條に規定する地方団体の中から特別区を除外し、かつ同法第百三十條及び百三十一條におきましては、その自主的権能を認めないのでありまして、まつたくこの間にありまして矛盾した法制になつているのであります。
○矢野酉雄君 最前の常任委員長の懇談会の場合、具さにいろいろな御報告がありましたが、それを総合いたしまして、結局審議未了にして、そうして打切るという方法を採るか、或いは議院の自主的権能によつて会期を或る程度延長するか。その二つより外にはないと思うのであります。