1976-05-12 第77回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
そこで最初に、重複的なことでお聞きいたしますが、ひとつ簡単明瞭にお答え願いたいと思いますが、NHKが自主的公共放送機関であるということについての国民の納得のいく説明をお願いしたい。
そこで最初に、重複的なことでお聞きいたしますが、ひとつ簡単明瞭にお答え願いたいと思いますが、NHKが自主的公共放送機関であるということについての国民の納得のいく説明をお願いしたい。
それがなければ、私は、日本におけるこのような自主的公共放送というものは成り立たない状況が来る。それが成り立たないということは、一番最初に申し上げた前提が崩れることになります。その前提を私どもが守るという意味において、あくまでもこのようなNHKの行き方を私どもは受信料の拠出によって支持していかなければならない、かように考えているわけでございます。 十分になりましたので、終わらせていただきます。
○大野(潔)委員 いま紅白歌合戦の問題を取り上げましたけれども、私が申し上げたいのは、いわゆるNHKのおかしなメンツというものが、結局国民による自主的公共放送機関である、こういう点、肝心な立場を大きく曲げちゃっているのじゃないか、こういう意味から一つの実例として申し上げたわけでございます。 しかし、それだけじゃありませんよ。
まずNHKの基本問題調査会の調査報告書の冒頭に「NHKが、国庫収入を基盤とする国営放送機関でもなく、広告収入を基盤とする放送機関でもなく、受信者が受信料を拠出して維持するというわが国独得の国民による自主的公共放送機関として、一貫して運営されてきたことは、特筆されてよい。