1955-05-12 第22回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
従って今回の改正は売り渡し政令の部分だけを改正いたしまして、今度は農家の自主的供出ということを中心にして考える、こういうことでやるわけであります。
従って今回の改正は売り渡し政令の部分だけを改正いたしまして、今度は農家の自主的供出ということを中心にして考える、こういうことでやるわけであります。
しかし短期の問題としまして今食糧管理理を解く、解くんじやないけれども、食糧をこういうふうに自主的供出の方向に持つて行こうというし強制供出から経済供出の方に持つて行こうとしますと、これは輸入もある期間やむを得ないんじやないかという意味で申し上げたのです。
それから食糧管理制度の問題について、食糧対策協議会がただいま非常に御熱心に検討をしてくれている、しかし最後の結論は超党派的に、問題が大きな問題であるだけに、十分にそれぞれの立場の意見も徴して慎重に結論を得たい、今その段階ではないということでございましたが、お言葉の中に、自主的供出制度等が考えられているやに伺いましたが、方向として自主的供出制度というものが考えられていると解釈してよろしゆうございますか
○政府委員(島村軍次君) この食糧問題の、食糧管理法に関する問題は、多年の間御承知の通りに、我々農民の立場から自主的供出ということを叫んで来たのであります。今日においてもやはりそれは、感じにおいても百姓自身もそう望んでおると思います。今になつて食糧事情が非常に窮迫したからという前提の下に、百姓が好まんと言われることに、私少し意見があります。
○門田定藏君 次官は、自主的供出と言われましたが、無論我々も供出については自主的供出を望みますけれども、先にも、今年の大体の見通しがついたと言われましたが、この二千万石の食糧が足らんのに対して、外国から然らばどれだけの価格でどれだけ輸入するとか、内地からどれだけの米ができ、どれだけの麦が生産できる。
また実際においては、芦田、片山内閣で本法が成立された直後から、形式上は農民の自主的供出の名のもとに、天くだり超過供出がなされておつたのであります。法律にないのに命令されるよりも、法律に明らかにされた方が、農民としてはるかに納得がせきるし、法律に明記されていないのに、一方的に天くだり供出をしいるということは、いかに農民に対する冒涜であり罪悪であるかは、あまりにも明らかではありませんか。
○森国務大臣 お話の通り、日本の食糧事情をよく察知せられまして、昨年度は超過供出のごときも割当はいたしたのでありますが、自主的供出の形をとつたのであります。しかし経済九原則に基きまして、日本に食糧が余裕のあるという場合においては、これを法制的に確保するの処置をとれという、これはアメリカから食糧をもらつている関係でもありますが、そういう指令によりまして食確法の改正を提案いたしたような次第であります。
その要点は、農業組合の民主化、農業調整委員会の権限強化、並びにその構成の民主化、再生産用資材の確保、現行制度における作付制限的規定の排除、及び、民主的且つ自主的供出の実現以上の四点であります。 次いで採決に入り、先ず板野委員の修正案を議しましたるところ少数を以て否決、次に前に申述べました板野委員以外の各委員共同提案の修正案は多数を以て可決せられました。
あくまで各地方の實情と、政府の考えておりまする数字との理解と納得の上に、大體割當数量をきめて、しかもその割當数量は強権發動することなく、農家の自主的供出にまつという建前は堅持しておるのであります。
○榎本證人 ただいま御質問の四千五百カンは學童に全部出すという話ではないかというお話でございましたが、當初岩崎氏が自主的供出のお話がありましたときには岩崎氏の氣持からこういう話がございましたが、四千五百カンは東京都から警視廳の食糧課にまわつたのでありますが、その當時の食糧課長から都の方に御一任いたしますというふうに聞いておりましたので、私どもとしては白あめだけをたくさんつくつても品物の性質上長く保存
すなわち民主化の徹底をはかり、みずから自主的供出を促進するようにならねば、この目的を達成することはできないのであります。 昭和十七年以來政府のとり來りましたところの対策は、まことにどろなわ式であり、朝令暮改、年々これを改めましたがゆえに、遂に片山内閣におきまして、今日の政府不信を招くにいたりましたもので………(「三合配布はどうした」と呼ぶ者あり)それは農林大臣に聽いてくれたまえ。
時間がきてまことに残念で、自主的供出についてはやめますが、以上五対策につきまして、政府は依然として食糧緊急措置令並びに農業生産調整法と、次々に農業を束縛する法をもつて増産をはからんとするのか、私の申し上げたこの増産意欲、節米意欲、勤労意欲の道義高揚によつて、増産がやすく実行できる増産対策を取入れられんとするのか、農相からお聽きいたしたいのでございます。以上をもつて終ります。(拍手)
かくして、われら國民も総力を結集し、食糧增産確保はもとより、特に生産者においては、進んで食糧の自主的供出の完了を果し、消費者は生活の改善をはかり、思い切つた消費現正を断行いたしまして、現下食糧危機突破の実をあげる覚悟を新たにいたさなければならぬと存じます。 以上私は、簡單でありますが、國民協同党を代表いたしまして、衷心より決議案に賛意を表する次第であります。(拍手)
生産費を償う適正農産物價格、すなわち工業生産品價格と均衡のとれた價格の設定、農民の民主的方法による自主的供出、農業必需品の完全配給であります。第六には、配給機構を人民管理に移し、そのもとに、各人に対し作業場並びに住居を単位として、生活必需品を現物で支給する。これが大体收入の七〇%ないし八〇%である。