1984-08-01 第101回国会 衆議院 外務委員会 第18号
○安倍国務大臣 カンボジア問題に対しましては、日本の基本方針としては、やはりカンボジアにあくまでも自主独立政権ができる、それからベトナム軍隊が撤兵するということでありますし、そうした立場でASEANを支持し、また三派を支持しておるわけでございますが、ただ支持しているだけではいかぬ、やはり平和を具体的に進める上において何らか日本が役割を果たす時代が来たということで、実はこの三項目の提案をしたわけであります
○安倍国務大臣 カンボジア問題に対しましては、日本の基本方針としては、やはりカンボジアにあくまでも自主独立政権ができる、それからベトナム軍隊が撤兵するということでありますし、そうした立場でASEANを支持し、また三派を支持しておるわけでございますが、ただ支持しているだけではいかぬ、やはり平和を具体的に進める上において何らか日本が役割を果たす時代が来たということで、実はこの三項目の提案をしたわけであります
○国務大臣(安倍晋太郎君) カンボジア問題、ちょっと申し添えておきますが、日本の姿勢もやはりASEANの外交政策を支持する、そして三派を支援していく、そしてカンボジアに自主独立政権ができることを心から期待をして、そのための努力をする、ベトナムの軍隊の撤兵を強く望むという、この基本の考えというものは、これは変わっていないということでございます。
見通しができないから依然として解決がつかないわけでございますが、いずれにしても基本的にはベトナム軍が撤兵をするということが私はきわめて大事であって、カンボジアにやはり自主独立政権が生まれるというのが大前提にならなきゃならぬ。
○安倍国務大臣 日本としましては、カンボジアに自主独立政権ができるにはどういう方法が最も具体性があるか、現実性があるかということについては、かねてからいろいろと検討もしたわけでございます。そして、そのために日本としては協力もしなければならぬ、こういうふうに判断をしておったわけでございますが、昨年、実は御承知のASEANの外相のアピールというのが出されたわけでございます。
日本はこれまでASEANの外交政策を支持して、そして三派を中心としてカンボジアに自主独立政権ができることを心から念願してまいったわけでありますが、しかし日本がカンボジアの自主独立政権樹立のため、さらにはまたベトナム軍の完全撤兵のためにもっと積極的な姿勢を示すべきである、こういうふうに考えて、実は昨年のASEANの外相のアピール、これが国連決議に基づいて最終的なベトナム軍の撤兵を求める一つの現実的な可能性
そして、今ASEANはそろってカンボジアのいわゆる民主三派政権を支援しておる、そしてカンボジアの真の自主独立政権ができることを期待をしておるということでございます。
我々のベトナムに対する考え方は、これはきのうもキュー・サムファン三派の副大統領に会って説明したんですが、この点については終始一貫変わっていないわけで三派を支持する、そしてカンボジアに真の自主独立政権が誕生することを心から念願をし、それにはやはりカンボジアに入っておるところのベトナムの軍隊が一日も早く撤兵することが最も望まれることである、そして日本はやはりベトナムのカンボジアからの撤兵を望むために、そしてまたこれに
そこで、きのうは率直にキュー・サムファン氏に対して、我々が三派を支持しているということは同時にまたカンボジアに本当の真の独立政権ができるということを心から期待するが、それにはやはり三派の結束が大前提であって、三派がばらばらでは幾ら我々が支援をしても力にならないし、また本当にカンボジアに自主独立政権を打ち立てるということは不可能だろう、だからこれが一番かぎだということで、率直に三派はどうですかということを
そしてカンボジア問題、ベトナム問題につきまして意見の交換をしたのですが、その際日本のインドシナに対する考え方を明らかにしたわけで、これは三派を支持する、そしてカンボジアに自主独立政権ができることを心から念願をし、さらにベトナムがカンボジアから撤兵をすることを強く求め、撤兵が行われるまではベトナムには経済協力はしない、人道援助はしておりますが経済協力はしない、この方針は変わらないということを説明をいたしたわけです
それから、カンボジア、ベトナム問題については、実は昨日も、ちょうどESCAPの総会で、ベトナムの外務次官が代表で来ておりまして、そのベトナムの外務次官と立ち話をしたわけでございますが、日本は今ベトナムに対してはカンボジアからの軍隊の撤退を強く求めておりますし、そしてまたカンボジアにおける自主独立政権の誕生を心から念願しております、そしてベトナムがカンボジアから軍隊を撤退しない限りはベトナムに対する経済協力
○国務大臣(安倍晋太郎君) これは、レバノンの平和回復そして自主独立政権がここで力をつけてくる、そしてレバノンから外国軍隊が撤退をする、そういう方向へ行くことを我々は期待をし念願をし、そういう意味で、そういう立場で日本としてのできるだけの協力はしなければなるまい、こういうことでございましたが、その後の経過の中でいろいろの事件が起こったり、ついには多国籍軍も撤兵をする、こういうことの状況になりましたから