1994-06-03 第129回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
それから転作の未達による超過米でございますけれども、どのぐらいになるかというのはまだ当然わからぬわけでありますが、これは従来から、超過した米については、超過米として集荷して自主流通米ルートで流通させるという方向でやってきておるわけであります。
それから転作の未達による超過米でございますけれども、どのぐらいになるかというのはまだ当然わからぬわけでありますが、これは従来から、超過した米については、超過米として集荷して自主流通米ルートで流通させるという方向でやってきておるわけであります。
それからまた北海道の米といいましても、必ずしも五類米ばかりではなくて、それ以上の品質の米の生産も可能になってきておるわけでございますので、そういった品質に応じた価格の形成というものが自主流通米ルートを通じてできてくるということを考えておるわけでございまして、単に買いたたかれるということだけにはならないと思っております。
その中で、正規ルートといいますか、自主流通米ルートの問題でございますが、予約の申し込みをしているのが二十二万八千トンいまございます。それから実需者の希望が二十二万五千トンでございます。したがいまして、二十二万八千トンの予約申し込みが一〇〇%達成できれば、これは全く問題ないわけでございますけれども、いま御指摘になりましたようにどこまで集荷できるかというのが一つの大きなポイントでございます。
○説明員(小野重和君) 具体的な流通のさせ方でございますが、自主流通米ルートで販売していただく場合に、実際に、具体的にはたとえば全農が卸のお米屋さんに売るという形になるわけですが、その場合に、政府の配給計画の一環でございます。
○説明員(小野重和君) ただいま政務次官がお答えいたしました趣旨は、自主流通米ルートで販売させるわけですが、その場合に、その販路というものはちゃんと確保する、売れるようにする。その手法は、政府の私どもの配給計画の中に組み込みまして必ず売れるようにする、こういうことで、必ずその販路を確保する、そういう意味で申し上げたわけでございます。
○下田京子君 買い上げということについては、自主流通米ルートであるけれども、それはもう完全に政府の責任において指導もし、優先的に政府米に先立って買い上げるような体制を組んだと、こういうふうにおっしゃっているんだと思うんですけれども、そうですね。
そこで、生産調整の目標を達成した上での豊作等によって生ずる予約限度超過米についての問題でございますけれども、強い買い上げ要請にもかかわらず、政府は従来どおり自主流通米ルートでの販売を主張し、全量買い上げということにはなかなか応じようとしていませんが、転作作目の生産目標と、それに合った価格対策や需給調整施策もきわめて不十分であり、そのため野菜の大暴落がすでに予測されております。
そこで、われわれも政府外におりましたときからそういう点を指摘して、現に自主流通米ルートで流れます優良米奨励金というもので千二百円ですか、A、Bと分けまして、いいものには千二百円、Bランクのものには六百円ということでいまやっておるわけでございます。
だから、そういう烈風や突風で、そのときはスムーズにやってきた、やってきたが、協力をしたけれども、限度数量で、でき上がったものについてはまた自主流通米ルートに乗って、全量買い上げじゃない、こういうことなんですよ。今度は全部買い上げるわけですか。今度は全部買い上げるわけじゃないでしょう。マル超が出れば、余分のところに、自主流通米ルートに乗せます。こういうことじゃないですか。
そういうような関係で、正規の自主流通米ルートに乗りましたものにつきましてはそれによって担保いたすということでございまして、まあいろいろササニシキでも、岩手産のササニシキもございますし、福島もございます。
そういう点で何度もお話しになっているようですけれども、そうはいっても食管を守るどうのこうの理由をつけられて、自主流通米ルートでもって販売をやっていきたい、こんなふうに言われています。
ことしもし余れば、つくった米は政府が指定する機関に売り渡さなければならぬわけですから、だから農家の場合は全部自主流通米ルートにのせて処理ができなかった場合は、国が責任を持って処理するということに、結果的には去年どおりなるわけですね。
そして、この準自主流通米を自主流通米ルートに乗っけて消費者に販売をさせる、こういう態度をとったわけであります。そういたしますと、準自主流通米に回るというこのマル超、超過米は、価格については二段米価にされるのであります。二段米価をとっていくということは食管制度の根幹を突き崩していく大きな原動力になってくる、こう考えますが、どうですか。
今回大体五十四、五万トン程度最終的には超過米が出る、そのうち三十一、二万トンは非銘柄米が出てくるであろう、この非銘柄米というのが自主流通米ルートに入ってくるわけであります。
○瀬野委員 超過米については農林大臣は県間調整や自主流通米ルートで消化に努めたい、こういう趣旨のようであります。まだ予想段階なので最終的に超過米がどの程度になるかわからない、こういうようなことをおっしゃいますが、従来の経過から見ますと、自主流通米の販売ルートに乗せる方式も実際の効果はほとんど期待できないというのが実情です。
同時に、この問題だけで時間とってもなにですから次に移りますけれども、今度あなた方、先ほど、自主流通米ルートに乗せるんだ、こう言っていますけれども、これを乗せて消化できるという自信なり確信なりありますか。