1956-05-29 第24回国会 参議院 大蔵委員会 第30号
臨時金融制度懇談会というものがあるのですよ、今……、それはなぜいけないのですか。大蔵省の付属機関として特にそれを設けるというのですから……。
臨時金融制度懇談会というものがあるのですよ、今……、それはなぜいけないのですか。大蔵省の付属機関として特にそれを設けるというのですから……。
○木村禧八郎君 今まで臨時金融制度懇談会というのがあるわけですね。それがあるのに、なぜまた新しくこういう大蔵省の付属機関としてこういうものを設置するか、その点大蔵大臣に伺いたい。
○小林政夫君 非常に重要な委員会になるわけでございますが、吉田内閣時代に臨時金融制度懇談会というものを設け、私もその委員の一人として金融三法等の改正についての諮問にあずかって参りました。今度のこの資金委員会の設置の問題については、一応臨時金融制度懇談会の意見を徴されるつもりかどうか。
○河野政府委員 それではお求めによりまして、臨時金融制度懇談会における外国為替銀行の制度についての答申について御説明申し上げます。 この答申はこういう形になつております。諮問をされたが、この政府の原案については、これを妥当とする意見が比較的多かつた。しかしながらこれはやはり妥当でないとする意見もあつて、本懇談会として全会一致の結論には到達しなかつた。こういうのが要するにこの骨子であります。
○河野政府委員 臨時金融制度懇談会の顔ぶれでありますが、ちよつとその前にこの臨時金融制度懇談会の性格を申し上げておきたいと思います。これはたしか一昨々年の暮れに大蔵大臣の諮問機関として省議決定によつてできたものでありまして、ごく非公式な会合であります。
現に御案内かと思いますが、昨年の暮れ以来今年の初めにかけて開きました臨時金融制度懇談会で、この為替銀行制度の整備について諮つたのでありますが、この際におきましても、この懇談会の委員として出られた市中銀行の各指導者の方々、これらが必ずしも一致した意見でない、皆様方の御意見がおのおの違つておるというようなことであります。
この臨時金融制度懇談会で、国内金融の面と貿易金融の面とについての調整から或る程度の反対があつたということはわかるし、又外国為替銀行が円資金による裏付というものも考えられなければならないということもよくわかるのです。
露骨に言えば、非常にずるい法律だというふうに感じますが、併しまあ臨時金融制度懇談会でいろいろ御論議をなすつた問題である。ところが臨時金融制度懇談会で、反対者の意見も、それから賛成者といえども、いろいろなことを考慮して答申しているわけでございます。
従いまして、これらの意見を受けて、私どもは昨年の暮に、大蔵省に臨時金融制度懇談会という諮問機関がございますが、この懇談会にこの法案についての諮問を申上げたわけであります。この懇談会におきまして、約一カ月余りいろいろ御研究を願いました暁におきまして、御答申を頂いたわけであります。その答申に従いまして、この法案の具体化ということに着手いたしまして、今日国会に御提案申上げたような次第でございます。
これらの意見を十分に汲み取りながら、私どもといたしましては、この制度の確立を急速に実現することが必要であるという結論に到達いたしまして昨年の暮に、従来から大蔵大臣の諮問機関として設けられておりました臨時金融制度懇談会という仕組がございますが、この制度には委員として国会議員の方々にも御参加を頂いておるのでありますけれども、この金融制度懇談会を昨年の暮に開いたのであります。
ただお手許に差上げてございます資料にも書いてございますように、臨時金融制度懇談会に対する諮問、資料の一番初めに、載つておりますが、「外国為替銀行制度の整備について」という諮問がございますが、この中の2の(ロ)に書いてございますように、「為替専門銀行の行数は、貿易及び外国為替取引の実情に即するよう考慮する。」、貿易の実情その他から見て適当と思われるような数にいたして参りたいということであります。
○堀木鎌三君 第一にお伺いしたことは、この臨時金融制度懇談会の答申において、この政府の方針に大体同意をしておる人でも、でき得るならば更に各界の専門的見地から一層の検討を加えたい、本制度は真に各界の円満なる協力を得られるよう配慮すべきであるという意見があつたようですが、それに対して大蔵省はどの程度のことをなすつたかという点をお聞きしたいと思います。
そこはやつて見なければわからないのでありますが、臨時金融制度懇談会等におきましても割増金を附けてまでやる必要はないように思われる。成るべくなら附けないほうがいいのではなかろうかという御意見もございましたので、私たちとしては当分割増金を附けない方法でやつて行きたい。
○政府委員(河野通一君) 御意見御尤もな点もあると思うのでありますが、これは見方の問題でありまして、実は先ほどもちよつと課長から御説明申上げましたように、この法案につきましては大蔵省内に設けました臨時金融制度懇談会にかかつたのでありますが、そのときの御意見を伺いますと、むしろこれは非常に消化が、実は国が発行主体になる関係もあるから、むしろ一般の銀行とかその他の金融機関を圧迫する虞れがあるのではないかというような
併しこの問題は臨時金融制度懇談会の意見を聞きまして、それに調子を合したのでございまするが、お話のような点は私十分知つております。併しやり得えないというのじやないのでございます。
それで今般昨年の十二月以来臨時金融制度懇談会というものを設けまして民間のかたがたの御意見を承わつて参つたのでございますが、その御意見等も参酌いたしまして今般この長期信用銀行法案というものを作つたわけでございます。 第一條は、今申上げましたような趣旨を法律に謳つたわけでございまして、主として「長期金融の円滑を図るため、」というのが一つの目標でございます。
それから銀行その他のほうからの意見ということでございますが、この法案の作成につきまして、御存じの臨時金融制度懇談会にかけまして御了承を得たのでございます。
大蔵大臣の諮問機関か何かである臨時金融制度懇談会というようなものがあつて、いろいろそこで御審議をされたように聞いておりますが、それらの内容はここで承ることはやめまして、ただ今銀行局長は、この長期信用銀行については資金運用部の引受といいますか、こういうようなことも考えているということで、これはぜひそういうような掩護射撃をしないとうまく行かない。
○池田国務大臣 お話の通りに昨年秋臨時金融制度懇談会というものを設けまして、日本の金融制度につきまして御検討を願つたのであります。学識経験者、衆参両院議員あるいは産業界、金融界の人々が集まつて、そうして金融全般の問題について御検討願つたのであります。そのうち結論といたしまして、いろんなものが出ております。
これが国民貯蓄債券というものを考えました理由でございまして、これにつきましてはやはり臨時金融制度懇談会におきまして趣旨を説明いたしまして、大体の御了解を得ておるのでございます。この貯蓄債券と申しますのは、すでに過去において大きくわけまして、三回発行されております。最初は日露戰争当時、それから関東大震災のあとにおいて、復興貯蓄債券というものを発行いたしたことがございます。
併しこの普通銀行法の改正、日銀の改正或いは金利調整問題、こういうまだ大切な問題が残つておりますので、私は臨時金融制度懇談会を続けて行きまして十分検討して行く。案は持たんわけではございませんが、何分にも敗戰後の状況でありますし、又今の日本の経済状況というものをもう少し見極める必要もありますので、十分金融制度のあり方につきまして官民共に練つて成案を得たいと、こういう考えを持つておるのであります。
この間国の復金の貸付があつたり、又最近では開発銀行、輸出銀行等が出て来ておるのでありまするが、何とかして日本の金融制度の整備確立を図りたいというのが今度の臨時金融制度懇談会でございます、設けまして今四、五カ月になりますが、その間の審議の状況を見ますると、例えば貯蓄債券の発行とか、或いは長期金融機関の問題とか相当の見解が出ておるのでありまして市中銀行法の改正とか、或いは金利調整法等の根本問題につきましては
現在大蔵省に設けられております臨時金融制度懇談会におきまして、銀行法そのものについても改正の要否その他について、御検討願つておるわけでありまして、日本銀行法についても御検討願つているような次第であります。これらの民間の金融制度自体につきましても、できるだけ内外の情勢に応ずるように、態勢を整備するということを今後も心がけて参りたい、かように考えておるわけであります。
従いまして貸金業法について改正を加えるかどうするかという問題は、今大蔵省としても研究をいたしておりますし、実はごく最近におきまして臨時金融制度懇談会にでもかけて、ひとつ御意見を聞いてみてはどうかというので、事務当局を督励しておるような状況であるのであります。
どういうふうなかつこうで行つたがいいかということで、臨時金融制度懇談会で御検討を願つておりますが、私の考え方は、過去数十年間に育成せられました日本の金融機構が、敗戦という一つの事実に基きまして、根底からくつがえつた。そうして銀行全部が商業銀行というふうなかつこうで行つてしまつたのであります。それが商業銀行というかつこうで行きながら、実を言つたら、それがいわゆる兼営銀行ということになります。
具体的には先ほど来問題になつてありまするいわゆる投資銀行制度、長期金融機関の制度、その他為替銀行事をどうするか、いろいろ制度上の問題がありますが、そのほか銀行法自体を改正する問題、あるいは日本銀行法をどうするというような問題、これらの問題につきましては、先般大蔵大臣からも御説明申し上げましたように、現在大蔵省に臨時金融制度懇談会を設けております。これに諮りまして現在審議をやつております。
きようでしたか、きのうでしたかの新聞で、私もそういつた記事を見たのでございますが、実際はそうではございませんので、ただいま投資銀行制度というものを確立すべく、その方向で研究を進めておりまして、臨時金融制度懇談会において検討を加えていただいておる途上でございます。
他に適当な名称があれば変えて参りたいと思いますが、この法案につきましては、現在大蔵省に設けられておりまする臨時金融制度懇談会におきましても御審議をお願いいたしておるわけであります。御審議の結論を得られましたところで、必要な法律案を国会に提案を申上げたいと、かように考えておる次第であります。