1962-03-02 第40回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
申すまでもなくこの租税特別措置は、同一経済条件にあるものには同一の負担という、税における最大の原則である公平の原則から見れば、少なくともそういう公平の原則というものを犠牲にして特定の経済政策目標を達成しよう、こういうものであることは先刻御案内の通りでありますが、しかもこれについて臨時税制調査会等も含めまして、数次にわたって税制調査会あるいはそういう機関においてこれをできるだけすみやかに整理改廃の方向
申すまでもなくこの租税特別措置は、同一経済条件にあるものには同一の負担という、税における最大の原則である公平の原則から見れば、少なくともそういう公平の原則というものを犠牲にして特定の経済政策目標を達成しよう、こういうものであることは先刻御案内の通りでありますが、しかもこれについて臨時税制調査会等も含めまして、数次にわたって税制調査会あるいはそういう機関においてこれをできるだけすみやかに整理改廃の方向
臨時税制調査会等の結論を見ましても、農民の税金は安いのである、こういうことを答申の中にうたっておるのであります。しかし、実際農業経営の内容を見ており、また私自身も農業経営をやっておるのでありますが、なるほど所得税の面においてはあるいは低いと言えるかもしれないが、私は、これは所得が低いから所得税が低いのだ、こういうこを言いたいわけであります。
ことに、臨時税制調査会等が数回にわたってこの点を答申をいたしておるのであります。しかるに、本年度の税制の改正のもとにおいても、なお二十種類以上で八百億以上の減税が行われております。
御承知のように、国の方においては、二、三年前から臨時税制調査会等におきまして租税特別措置の整理が行われております。まだ十分に行われたわけではありませんが、ある程度特別な産業なり特別な理由によって減免税を行なってきたものが、その必要を再検討して、これを整理するという方向で行われておるのであります。
その税制改正の柱となっておりますのは、今日までは政府におきまして諮問機関として設けられました臨時税制調査会等の機関が、その骨格を作っておるのでありますが、それらは国会及び国民と直接何らの関係もなく、しかも千億あるいは数百億の膨大な税制の改正をいたしておるのでありまして、この間に私ども社会党はもとより、与党の中からも、この税制改正をいま少し国民と、また国会と密着した立場において税制改正をなすべきである
それで、今年の三十三年度の地方税法をこしらえますにつきましては、その前に、別にどちらの調査会からも、たとえば臨時税制調査会等では意見の開陳はございましたが、答申というような形は出ておりませんでした。従いまして、まあこれは加瀬さんもよくお察しいただけると思いますが、私どうも地方税制というもの、財政というものが、地方の方には立てている柱が弱い柱を立てている。
同時にまた臨時税制調査会等におきましていろいろ論議を重ねられました結果、二七・八%程度まで調整することが適当ではないかというような考え方が答申にも現われて参っておりますので、その線に沿いまして標準税率を二八%に調整することにいたしたわけであります。
○山手政府委員 御決議の点につきましては、御承知の臨時税制調査会等において種々研究をいたし、鋭意その結論を急いでもらっておるところでございます。
最近におきまして一部運賃の是正を必要とするというものについては、逐次実情に応じた運賃の是正をいたしておりまするが、今回少くとも政府部内もしくは政府の諮問機関である臨時税制調査会等において論議をされているような、ドラスティックな揮発油関係諸税の植上げという点については、相当大きな運賃に対する影響があると私どもは考えております。
○北山委員 そうすると、今臨時税制調査会等で国税の減税その他が議論されているのですが、一千億来年度は今年よりもふえるということを基礎にして、いわゆる一千億減税ということになるわけです。そうすると、減税とうらはらのあるいは物品税であるとか、あるいは租税の特別措置の一部撤廃であるとか、そういうものについては結局今年の当初予算に比べては来年度プラスになる。
多分そういうことになると思いますが、まあその上でどういうふうに……、私が先ほどからちょっと申し上げましたように、やはりこの地方の税を考える場合には、行政制度ということとも関連して考える必要もあろう、こういうふうに思っておりますので、臨時税制調査会等の考え方、あるいは答申等とも十分調子を合せるようにして、そして税制についても、中央地方を通じてできるだけ立派なものをと思っております。