1961-02-07 第38回国会 衆議院 社会労働委員会 第1号
それ以外に臨時就労対策費といたしまして、建設省に八十三億の経費が計上されております。これによりまして吸収いたします人員は、ごらんいただきますように、総計で二十三万三千人でございまして、三十五年度に比較いたしますと、七千人の減少ということになっております。一般失業対策事業につきましては、ごらんいただきますように、二千人の減少でございます。
それ以外に臨時就労対策費といたしまして、建設省に八十三億の経費が計上されております。これによりまして吸収いたします人員は、ごらんいただきますように、総計で二十三万三千人でございまして、三十五年度に比較いたしますと、七千人の減少ということになっております。一般失業対策事業につきましては、ごらんいただきますように、二千人の減少でございます。
御承知のように、現在は失対の予算は、一般失対、特別失業対策費、それからこれは予算としては建設省に計上されておりますが、臨時就労対策費、この三つ立てになっておりますが、来年度におきましては、一般失対と特別失対の二つにして、しかも労働省の要求といたしましては特別失対を各省へ移しかえすることなく、労働省で直接市町村へ補助をして仕事をやりたい、こういう要求になっております。
○国務大臣(遠藤三郎君) 道路、河川等の公共事業等失業対策の問題についてのお尋ねでございましたが、御承知のように、昭和三十三年度の予算におきまして、特別失業対策費二十四億円、さらに臨時就労対策費として七十四億円の予算を計上してございます。この三十三年度の予算を急速、施行して参りますれば、御趣旨に相当沿い得ると思うのでございます。
それから臨時就労対策費が七十四億、特別失業対策費十五億、積雪寒冷地帯の道路交通確保補助金十億、これを合計いたしますると百二十九億、いわゆる増税分の百二十八億より一億上回るわけでありますが、こういう事実をもってこの第六項にきめつけておるように、「目的税としての本旨を充分に達成したものとは認め難い点がある」、こういうふうに私は言っておると思う、そこでなるほどりっぱなことを言っておられる。
とにかく臨時就労対策費としても七十四億組まれておる。一体道路整備といえば、そこらの紙きれを拾って掃除をしても、道路整備という名目になるでしょう。けれども、この揮発油税が目的税として創設せられたときの目的は、そういうものではない。いわゆる道路を整備するということは、未舗装を舗装する、あるいは幅員の狭い道路は、建設省は、あなた自身が計画されたじゃないですか。
○井岡委員 この法律では、道路五カ年計画に基いて年次別に揮発油税の使途が明らかにされておるわけですが、今度の揮発油税の増徴の使途の分の中に、臨時就労対策費、特別失業対策費、あるいは特別地域の建設機械費、あるいは日本道路公団の補助金、こういうものに百三十九億が使われるわけであります。
具体的に言いますると、労働者関係でいえば、臨時就労対策費とか特別失業対策費とかいう説明を求めなければわからないようなものとか、積雪地に対する除雪の人夫費用であるとか、あるいは道路公団に対する補助金であるとか、こういうものは何としても一般会計から支出すべきものである。何もそれをガソリン税という目的税から取る必要はないと思うのです。
なるほど臨時就労対策費とかなんとかいろいろの面に使われますけれども、結局窓口は違っても、全部道路の整備に使われる費用であることには間違いがありません。今お話のように、それを使う窓口とその使い方によって、必ずしもガソリン税から持ってきた目的税を使わないでも、ほかの金を使えばいいじゃないかという筋も立つと思います。
そういうような甘いお考えでありますから、臨時就労対策費にしても全部道路に使われると思っていらっしゃる。あるいは特別失業対策費なんといって名目を変えて、大蔵官僚が労働省への一般会計からの支出額を免れるためにこういうような名前をつけてくれば、あなたは易々としてそれをのんでおられる。そうしてガソリン税の増徴分をすっかりその方に取られている。
ここにカッコのある数字とない数字とございますが、カッコのある数字は、失業対策費中に含まれております特別失業対策事業費並びに臨時就労対策費を含めた数字でございまして、むしろ公共事業費の実態としては、この方をごらんいただく方がよろしいのでございまして、カッコ内の数字は二百三十億円の増加ということに相なっております。それから住宅及び環境衛生対策費では十一億円の増加、農業保険費では四億円の減少。
三十一年度におきましてここに計上されておりますのが十七億幾らになっておりますが、ただいま申しましたように、これに臨時就労対策費、それから特別失対等から予算が移しかえになりますので、ただいま申しました二十二億七千九百万円が三十一年度の実際の国費となるわけでございます。
さらに六十九億の予算を臨時就労対策費としまして計上いたしております。これも二万人。これは昨年に比べて一日に一万人たくさん吸収するようにいたしております。そうして一般のものと加えまして、三十一年度におきましては約二十五万人の失業者を一日吸収するようにしておりまして、昨年に比べて二万八千人ほど多い。