1961-10-26 第39回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
○説明員(前田陽吉君) ただいまのお尋ねでございますが、臨時台風科学対策委員会は、昨年の三月に報告を終わりまして廃止されておりますが、この報告の趣旨を体しまして、当庁におきまして、台風科学技術関係の試験研究設備等の防災研究の推進をはかったわけでございます。
○説明員(前田陽吉君) ただいまのお尋ねでございますが、臨時台風科学対策委員会は、昨年の三月に報告を終わりまして廃止されておりますが、この報告の趣旨を体しまして、当庁におきまして、台風科学技術関係の試験研究設備等の防災研究の推進をはかったわけでございます。
臨時台風科学対策委員会というのが伊勢湾台風のあとで設置されたわけでありますが、中間報告が出されております。で、幾つかその必要な対策というものがうたわれておりますが、そういうものがどの程度各省関係で実行に移されているか、その点についてお伺いしたいと思います。
三十一万円という数字が出たそうでございますが、おくれて参りましたので、その根拠はわかりませんが、台風防災に関しましては、昨年の伊勢湾台風の経験にかんがみまして、御承知のように、科学技術庁に臨時台風防災科学対策委員会を設けまして、関係各方面の御意見を徴していろいろ案を練り、そういった案の一環といたしまして、昨年、すなわち、三十五年度におきましては、先刻御説明しました特別研究促進調整費で、運輸省、建設省
私といたしましては、今、臨時台風科学対策委員会が結論を作っておりまして、この正式の結論が三月一ぱいに出ますから、その結論を待ちまして、至急法的手続をとるものならばとってみたいと思っております。
なお、台風科学技術と関連いたしまして、臨時台風科学対策委員会における調査審議状況を御報告いたしますと、同委員会は、先年十月設置後鋭意台風科学対策の検討を続けて参りましたが、特に、昨年末には伊勢湾台風調査団を派遣し、その調査結果に基づき中間報告書を提出いたしております。同委員会は、引き続き調査審議を継続中でございまして、三月末までに結論を出すよう努力いたしておる次第であります。
○国務大臣(中曽根康弘君) 昨年伊勢湾台風の経験にかんがみまして、すぐ臨時台風科学対策委員会というのを作りまして、ぜひことしの予算に間に合わせるようにと思いまして、とりあえずことしの六月、七月の台風期までに措置しなければならぬ、急を要する仕事について中間報告をしたわけです。これは昨年の十二月の十八日ごろでしたか、二十日前後にいたしました。
それから次に、これで私よく意味がのみ込めないのは、台風科学技術に関連をして、臨時台風科学対策委員会の調査審議状況を報告するというようなことがここに書いてありますが、この台風科学技術というのは、どういう意味でございますか。この意味が私よくわからないのですが……。
なお、台風科学技術と関連いたしまして、臨時台風科学対策委員会における調査、審議状況を御報告いたしますと、同委員会は先年十月設置後鋭意台風科学対策の検討を続けて参りましたが、特に昨年末には伊勢湾台風調査団を派遣し、その調査結果に基づき、中間報告書を提出いたしております。同委員会は引き続き調査審議を継続中でございまして、三月末迄に結論を出すよう努力いたしておる次第であります。
特に臨時台風科学対策委員会が実際見て、そして科学的に検討した結果を聞いて、どういう内容に練り上げていこうかということをきめていきたいと思っておりますので、どこが主力の官庁になってそれをやるか、今のところ、まだ明言できる段階ではございません。いろいろお知恵を拝借させていただければありがたいと思います。
それで、今度の臨時台風科学対策委員会におきましても、そこを一つの重点にいたしまして、調査と対策の立案をお願いしておるのであります。これで参考になりますのは、この前のカスリン台風でありましたか、利根川に非常な洪水ができましたときに、あの経験にかんがみて洪水予報の組織を作らなければならぬということで、たしか全国十六の河川について洪水予報の組織ができました。
○中曽根国務大臣 臨時台風科学対策委員会には各省の代表の方がおいでになっております。その委員会で検討してもらって練っていただく、そういうことでありますから、各省の関係の方も御参加になっておると思います。
そこで、今回技術庁長官の主唱のもとに臨時台風科学対策委員会ができるわけですが、何でも予算を聞きますと、八十数万円ぐらいで来年三月末まで、こういうことであります。一体、八十数万円でどういうふうな仕事ができるのですか。将来のことについては、またあとからお聞きしますが、ただいまの構想について大臣から少しく御説明を願いたい、こう思います。
それで、臨時台風科学対策委員会としましては、先ほど来御説明をいたしましたような事柄を取り扱いまして、一応三月末に任務を終わることになりますが、この問題は、科学技術的にも非常に大きな問題を含んでおりまして、今度私どもで事務局をいたしております科学技術会議におきまして、特別指定研究として台風防災科学技術というものを取り上げまして、これを強力に、国家的な重要研究として推進するという案を作り、近く科学技術会議
○堂森小委員 ただいま両局長から臨時台風科学対策委員会ですか、これの設置に関して御説明がありましたが、この対策委員会は三月で終わるというわけです。これは三月で終わるは終わるが、将来、これをどういうような形のものにしていくのか、作った結果、委員会なり何なりにして、実際の行政にどのような影響を及ぼしていくのか、科学技術庁としてそういうような構想があると思うのですが、御答弁を願いたい、こう思います。
第二の、総合的な防災科学を確立せよというお話は、全く同感でありまして、現在科学技術庁に、今度の災害にかんがみまして臨時台風科学対策委員会を作りまして、関係方面の学識経験者等を網羅いたしまして、来年の三月末ごろまでに今度の災害にかんがみて全般的な調査をいたしまして、その結果に基づき、雨の関係、高潮の関係、堤防の関係、河川の関係、それから人的組織の関係、行政機構の関係等、全般にわたって検討いたしまして、
それから中曽根大臣の科学技術庁、その中にある臨時台風科学対策委員会、最近今お話しになったものができておる。それから気象庁気象研究所、建設、農林、運輸、文部の四省関係当局、それから特に大事なのは航空当局、飛行機の関係です。
今回の十五号台風の後に、科学技術庁に臨時台風科学対策委員会というものを設けまして、そういう方面についての科学者を集めて、これに対する具体的のその対策をどういうふうに進めていったがいいかということを検討さしております。
ただ私の方といたしましては、今回の経験にかんがみまして、科学技術庁に臨時台風対策委員会というものを置き、科学者を動員していろいろ科学的な検討を加えております。従って、将来において国際的な協力やあるいはこれに対する科学的な対策というものはよほど重要なものとして考えていくべきであると、かように思っております。