2014-05-13 第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
そして、薬学教育が六年制となり、薬剤師の臨床薬剤師としての能力も高まっております。 次、スライド番号二十番ですけれども、現在、ただ、この薬局薬剤師の一人当たりの処方箋枚数が実は減っているんですね。つまり、薬局のこうした業務が、ある意味飽和状態にあるということであります。 では、こうした薬局薬剤師の次なる新たな役割は何かと申しますと、次のページを見てください。
そして、薬学教育が六年制となり、薬剤師の臨床薬剤師としての能力も高まっております。 次、スライド番号二十番ですけれども、現在、ただ、この薬局薬剤師の一人当たりの処方箋枚数が実は減っているんですね。つまり、薬局のこうした業務が、ある意味飽和状態にあるということであります。 では、こうした薬局薬剤師の次なる新たな役割は何かと申しますと、次のページを見てください。
臨床薬剤師に関しましては、高度な薬学知識の必要性や実務実習を重視する観点から、教育年限が今六年に引き上げられたところでございますが、病棟での日常的な薬剤のミキシングに加えて、例えば、非常に注意力が必要とされ薬剤も非常に複雑な中心静脈栄養、高カロリー輸液の無菌的な調合、がんの化学療法に用いられる作用の強い抗がん剤の安全ないわゆるミキシング業務は、やはり専門的な知識を持っている臨床薬剤師が安全、正確に行
どういうことかといいますと、薬剤師十年、二十年やられて、更に臨床薬剤師としていろいろな能力をもう一回勉強したいと思ったときに、専門職大学院の薬剤師コースに入るという道を作っておくことが必要なんです。しかし、今は薬科学という、いわゆる研究の大学院は薬科学修士号、あるいは薬科学大学院等ございますが、そういう方々は薬科学の修士コースには来ません。
○三井分科員 大臣おっしゃるとおり、今、実際に現場へ行ってみますと、臨床薬剤師というのはなかなか少ないんですね。また、基礎薬学もやりながら臨床もやるという、大変限られた人員の中でやりくりしているというのが実態だと思うんですね。ですから、例えば実務実習においても、やはり現場をよく知っておられる教員とか、あるいはそういうきめ細かい配慮がこれから必要かな、こういうぐあいに考えております。
先生の御指摘の事項、いずれも、今私どもが医療薬学あるいは臨床薬剤師活動と言っている部分にかかわるわけでございます。これが日本でおくれた最大の理由は、やはり薬学教育の欠陥にあると思うのです。私ども、物質薬学を習っておりまして、本当に患者のための薬学というのを大学では教わっておりません。
○高橋参考人 この問題は、やはり薬剤師の関与が必要だと思いますが、今参考人の陳述にございましたように、治験の段階から本当に医薬品評価に参加していないとだめだというので、私は、今できている臨床薬剤師が治験コーディネーターのような役割を担って、いわゆるリサーチナースなどと協力して治験のチームを形成する、そして情報を共有化するということが必要で、それから市販後あるいはいろいろな副作用情報というふうに展開していくのが