1973-06-05 第71回国会 参議院 運輸委員会 第12号
実は、ナイフは膨張式いかだに積んであるわけです。その積んである個所がわからなかったということは、膨張式救命いかだというものはしぼんでおるとこは見たことがある、しかし開くところまで訓練をしていなかった。この開くことを訓練しなかった事情なんでございますけれども、これは、必要限積んでおるわけですね。これは開いて訓練いたしますと、もう船員なんかの手では締まらないわけであります。
実は、ナイフは膨張式いかだに積んであるわけです。その積んである個所がわからなかったということは、膨張式救命いかだというものはしぼんでおるとこは見たことがある、しかし開くところまで訓練をしていなかった。この開くことを訓練しなかった事情なんでございますけれども、これは、必要限積んでおるわけですね。これは開いて訓練いたしますと、もう船員なんかの手では締まらないわけであります。
また七トン未満につきましても、無線電話あるいは膨張式いかだをつけさせる。そういうものをつけていない場合には、狭いほうの区域でしか操業させない。
それからもう一つは船舶局と水産庁にお尋ねするのですが、先ほど水産庁長官からお話があった膨張式いかだを積ませるように融資その他をやるでしょう、これはけっこうです。そのとおりでいいと思います。しかし先般たまたま三浦と浦賀で新しい船を見てまいりましたが、膨張いかだが片舷だけ積んであって、その積んである片舷が下向きになって沈没した場合にはどうして救われるかという心配がしろうとにはあるのです。
なお船舶の安全性の問題につきましては船舶局等の御所管でございますが、われわれといたしましても、漁船の性能の安全ということのためにはできるだけの指導はやりたいと思っておりますので、先ほど膨張式いかだ等の設置の場所等については、融資の道が講ぜられてあとでそういったものを設置したのか、漁船建造のときからそういう設計があったのか、そこら辺が問題だろうと思いますが、よく調査してみます。