1959-01-29 第31回国会 参議院 本会議 第10号
そこで大蔵大臣に伺いたい点は、政府提出の予算案は、一昨日のあなたの説明にありますように、今年度に比べまして、一般会計において九百八十億円の増加、財政投融資計画において一千二百三億円の増加となるのでありまして、この膨張予算案は、経済成長と雇用の増加のために膨張したのではなくて、大企業を不況から救い、さらに大企業の発展を擁護する予算であると言っても過言でないのであります。
そこで大蔵大臣に伺いたい点は、政府提出の予算案は、一昨日のあなたの説明にありますように、今年度に比べまして、一般会計において九百八十億円の増加、財政投融資計画において一千二百三億円の増加となるのでありまして、この膨張予算案は、経済成長と雇用の増加のために膨張したのではなくて、大企業を不況から救い、さらに大企業の発展を擁護する予算であると言っても過言でないのであります。
結論的には、一兆三千百二十一億円の一般会計予算を、この際修正して、あらためて六百三十余億円を加え、一兆三千七百五十余億円としてこの大膨張予算案の賛否を議会に問い、国民に問うべきであります。 これが、この法律案の提案そのものを否としてこれに反対する理由でございます。次に、このヌエ的処理にか号た政府の期待は対外的な思惑ではないかと、私どもは疑念を抱くものであります。