1998-06-04 第142回国会 参議院 国土・環境委員会 第17号
○説明員(廣瀬省君) 環境ホルモンにはどんなものがあるかということなんですが、一番最初の人への影響の例として、米国で一九六〇年代から一九七〇年代までに流産の防止等の目的で治療に用いられた合成エストロジェンであるジエチルスチルベストロールという薬について、使用した妊婦から生まれた女の子に膣がんが多いことが確認されている、つまりがんが起きないような年齢の女の子に起きてきたということで、それを調べてその薬
○説明員(廣瀬省君) 環境ホルモンにはどんなものがあるかということなんですが、一番最初の人への影響の例として、米国で一九六〇年代から一九七〇年代までに流産の防止等の目的で治療に用いられた合成エストロジェンであるジエチルスチルベストロールという薬について、使用した妊婦から生まれた女の子に膣がんが多いことが確認されている、つまりがんが起きないような年齢の女の子に起きてきたということで、それを調べてその薬
あるいは閉経後の女性に多く見られる膣がんが二十歳前後の女性に多発し、追跡調査が行われている。あるいは生殖機能に大きな影響を与えている。そういった我々が生存していく途上において極めて重要な生殖の関係においても大きな影響を与える化学物質の存在が言われている。